満腹にして飯を思わず

今日は一日中家に引きこもった。

生粋のインドア派なのでやはりこの方がいいのかもしれない。


というかそもそも一歩も外に出ずに稼ぐために起業したのに

稼ぐために進んで外に出るようになってしまった。


外に出ることになんの抵抗もなくなったし

家でごろごろすることが減って有意義に過ごせるようになったけど

なんかさみしい。


成長といえばそうなるけどあの時のはこふぐはもういない。


ときどき無性に3歳の頃に戻りたくなる。

まだおばあちゃんも生きてるし、

お母さんもお父さんも今より元気だ。


お父さんは仕事が今より忙しかったけど(*_*)

あの時は体が小さいから身の回りにあるモノすべてが大きい。

つまり世界が広い。

相対的にだけど。


人間は自由が好き。

だから自由に過ごせる空間が増えれば増えるだけ

自由を実感できる。


広い世界を感じるとなんだか気分が上がるのはこういうことだと思う。

だだっ広い大地。

大海原。

こういう言葉を聞いてネガティブなイメージは持たないと思う。


それに、世界一周旅行から帰ってきた人がどこかツヤツヤしてるのは

世界の広さから自由を感じたからだろう。


【満腹にして飯を思わず】

人は自分に「ない」ものについて考える。

僕がネット起業を考えたのはお金が「無かった」からだし

人間が飛行機を考えたのは空を飛べ「なかった」から。

失ってから大切さに気付くと言うけれど、

これは「人間はないものを考える」の裏付けになると思う。

実際、僕もおばあちゃんが「なくなって」からおばあちゃんとよく言うようになったし

おばあちゃんのことをよく考えるようになった。

大切さに気付くというのは考えることによってその存在を感じるということなのかな。

たぶんそうだと思う。

例えば欲しいもの。

どうしても欲しいものが何かあるとする。

僕はピクミン2がどうしても欲しかった。


小6の時にピクミン2が欲しくて仕方なかった僕は

ピクミンのことをずっと考えてた。

給食の配膳をしながら、アルコールランプに火を付けながら

登下校をしながら…


友達にもピクミンの話しかしてなかったと思う(笑)

だから小学生の時の僕を知っている人は

はこふぐ=ピクミン

になっている。余程ピクミンのことばかり話してたんだろうな( *´艸`)

【あるなら無くせ】

人間は自分にないものを考える。

じゃあ自分にあるものは考えない。

もっと言うと「考える」の程度が変わってくる。


例えば、

手取り15万のブラック企業勤めの人と

ここ6年間ずっと無収入で

水も公園の水飲み場からポリタンクで汲んでくるような本当に限界の生活を送っている人。

この二人に「ネット起業」という選択肢が現れた時に

どちらの人がより真剣に「ネット起業」について考えるだろうか。


どちらもそれ相応に辛い思いをして生きているけど

辛いのレベルが違う。

手取り15万も確かに辛い。

でも家に帰ればネットもあるし温かい布団もある。

水も家の中で飲める。

だから別に「ネット起業しなくても生きていける」。

だから軽い気持ちで参入して「思ってるのと違った。」とか言ってやめていく。

だってネットで稼げなくても死なないから。


それに対してポリタンクは覚悟が違う。

このまま無収入でポリタンク生活をしていればいつ死んでもおかしくない。

本当に何もかもが欠乏している。


そんな中。

特に何の資格も必要とせずネットさえあれば金を稼げる。

下手すればこの生活から脱せれるかもしれない

「ネット起業」をどうしてこのホームレスが見逃せようか?

だから「覚悟」が違う。

中途半端に金を持つブラック勤めと

本当に金のないポリタンクとでは

まったく同じ「ネット起業」というチャンスでもその重みが変わってくる。

これは僕の持論だけど、

ありとあらゆる情報の価値は受け取り側に左右されると思う。


同じ参考書でも

意識だけ高くて何の努力もしない受験生にあげるのと

入学金貯めるためにバイト漬けだけど毎晩頑張って勉強してる浪人生にあげるのだったら

絶対に浪人生の方が参考書を上手く使ってくれると思う。


付箋まみれになってページの角の印刷は薄れて…

めちゃくちゃに使い込んで志望校に合格してくれると思う。

情報の価値とはその情報がどれだけ活かされるかということ。

どんなに有益な情報でもそれを行動として現実に出力しなければ何の価値もない。


でもみんな行動できない。

だからこの世の中には「稼げない詐欺情報」があふれていることになる。

申し訳ないが行動力さえあれば

わらしべ長者だけで稼げる。

誰もあのホームレスのように追い詰められていない。

だからどんなにいい情報やノウハウを手に入れても行動しない。


ならば、見出しにあるように

【あるなら無くせ】を実行するしかないだろう。

僕が運営する起業塾やコンサルティングの価格を高く設定しているのは

この考えに由来している。


普通にバイトすれば学生でも払えるような値段だから

それくらいの追い込みすらかけられない人が何もできるわけがないということだ。

実際に僕は仕事柄多くの人の悩みや相談を受け入れてきたけれど、

「大きなリスクを取るのは~」

「高額なものを買ったとしても~」


と言っている人間が成功しているところを見たことがない。

というか継続しているところすら見たことがない。

なぜか。

それは失敗しても失うものがないからだ。

(失敗とは断念すること。売り上げがどうということではない)


あのポリタンクのホームレスは失敗すれば一生このままの生活かもしれない。

そういう桁違いのリスクを背負って挑戦するだろう。


僕たちがいきなりホームレスになれというのも無理なこと。

だから僕は疑似的にリスクを生み出し、

疑似的にやるしかない状態を作り出してる。

というかコンサル以外のあらゆる商品に返金保証を付けてるから

リスクなんかみじんもないんだけどね。


あなたは今から行動できるだろうか?

自分を一番裏切るのは自分だ。

そんな自分を拘束する唯一の方法が

「リスク」を背負うこと。


裏切れないように自分を追い詰める。

これができる人間が成功できる。


逃げるか挑むかあなた次第!

それでは。いってらっしゃい!

PS

僕が大事にしている言葉があるので最後それで締めくくります。

「俺は逃げない。逃げるのはいつも俺以外。」

かっこいい言葉ですよね。

でも多くの人はこの言葉のように生きることができない。。。

あの人の気持ちから逃げて。

あの人の期待から逃げて。

遂には自分の夢からすら逃げる。

確かに逃げれば楽でしょう。

ただそれが幸せといえるのか…

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