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どうして可愛い人は早く逝ってしまうのか?

TwitterでKOJIくん訃報を知る。
本人からの告知やその後の様子を本人発信情報で見ていた限りでは、ダメかも…と思っていたので覚悟はしていたが、実際その日が来てみると、やっぱり受け入れがたい。
え、もうラクリマのライブ見れないの?というのが一番の気持ち。
定期的にライブやってくれればいいのに…と思っていたが、その願い叶わずになり、非常に残念だ。

KOJIくんを知った経緯を思い出してみようかな。
1997年くらいだったか。
当時、仕事が忙しすぎて狂ってしまいそうだったので、現実逃避行動の1つとして、ヴィジュアル系にハマってみた。
PENICILLINの千聖のソロにハマり、それきっかけでズルズルと他のバンドにも目を向けるようになった頃、ブレイクアウトというビジュアル系のバンドを紹介してくれるTV番組があり、そこの公開収録みたになところに行く機会があった。たぶん、PENICILLINとかPierrot目的だったのかな。
そこで初めてLa'cryma Christiを生で拝見した時、KOJIくんが千聖を上回った瞬間がありまして(笑)。
なんか彼だけ化粧薄い系だったのかな?ジャーニーズJr.の高橋直気みたいなかわいい子がいる!と。
身長も高くてスラっとしてて、笑顔がさわやかで、しゃべる方がなんとなくあどけなく、なんか色々鷲掴みされた。

それきかっけで、La'cryma Christiの音源を聴き、ライブも行くようになると、PENICILLINのライブには行く気失せるようになりまして(理由は察しておくんなせーw)
武道館、赤坂ブリッツ、横浜アリーナ、国際フォーラム、ZEPP TOKYOなどなど、都内近郊はほとんど通い、数々の素敵なライブを見せていただいた。
なんていうか、曲のクオリティが断トツだったのですよ。
メロディアスでありながら、プログレッシブな感じもありつつ、オリエンタルな異国情緒溢れ、演奏力も非常に高く、ボーカルはよく声が出ていて、ツインギターが複雑に絡み合い、なんだか新しいな、と。
ジャンル云々という概念が吹っ飛ぶ感じがしたのかな。
アルバム全体通して聴ける感じで、ヴィジュアル系の枠だけに収めておくのはもったいないな、と。
ロックにうるさいおじさんとかが聴いても唸るほどのクオリティだと思うのですよね。

KOJIくんの人柄みたいなところを書くと、私が高校生の時に好きだったバンドは、軒並みファンには不愛想な感じで、入待ち出待ちで無視は当たり前だったのだが、KOJIくんとLEVINは唯一「ありがとね~」とかちゃんとファンに挨拶してくれる子だった。(あと、PENICILLINのGISHOさんとかも礼儀正しかったなw)
こちらは無視されて当たり前と思っているところ、なかなか大人な対応で感心したものだったし、応援したい気持ちみたいなものが芽生えた。
昔はロックは粋がってなんぼのところあったのかなぁ。なのにKOJIくん他一部は違った。
代々木のFM FUJIの公開スタジオは距離が近くて、人柄みたいなものが色々よく見えた場だったな。。。

いつだったか忘れたが、横浜アリーナのライブでKOJIくんが可愛すぎて卒倒しそうになり、腰を抜かしてマジで尻もちをついたことがある(笑)。
後にも先にもそういうことないであろう体験をさせていただいた。
萌え死にとはこのことか、と。
あ~なんかあの時の幸せな気持ちが甦ってきたな。。。

どの動画を紹介しようか迷うところだけど、やっぱライブをフルでご覧いただきたいので、こちらを!(消されちゃう系な動画だけど)

大好きなIN FORESTのPVを紹介したいところだったが、見つからなかったので、こちらも。

上田現ちゃんに続き、似たような年齢でガンで好きなアーティストを失ってしまうというのは、もうこれっきりにしたい。
現ちゃんもKOJIくんもファンに対して神対応だった。。。
他人に神対応するのはほどほどでいいんだな、と思い知らされたのかな。

KOJIくんの遠投ピック投げとか思い出してきたな。。。
前列の方にいたら、去り際にくまなくタッチしてくれて、ファンサービス旺盛だったかな。
ファンクラブ限定ライブの時に、タッチが微妙に届かず、届かないよ~みたいな顔してくれたのが、届いた時より美味しかったよね~(なんともいえない猛烈可愛かった)と隣にいた子と放心状態に陥り、あの顔は一生忘れないと誓ったよな。。。

KOJIくん、永遠に!(永遠って曲もKOJIくん作曲だったかな)


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