駆け出しインフラエンジニアがフリーランスになろうとした結果、紹介された案件を大公開！1000万円稼ぐことはできるのか

こんにちは。未経験からエンジニア転職して月収30万円超えしたタケシです。

・今の自分はフリーランスとしてどの程度の案件に携われるのか。
・フリーランスエンジニアになれば収入がどの程度増えるのか。

インフラエンジニアとしてWeb系企業で実務経験を3年ほど積み、さらなる成長のために上流工程や大規模案件への挑戦を考え始めたころ、ふとこのような疑問が生まれました。

そこでフリーランスエンジニア向けに案件を紹介しているエージェント（以下、仲介業者）に足を運び、紹介してもらった案件が自宅で見つかったので、当時の私のような駆け出しエンジニアの参考になればと思い紹介します。

※今回ご紹介する案件内容は守秘義務等に触れないよう多少の変更を加えました。

駆け出しエンジニア向けフリーランス案件の概要

要求されるスキルの例
・Linuxの経験（コマンド操作、シェルスクリプト作成等） 1～3年以上
・Linuxサーバにおいて作業指示をもとに手順書を作成できる
・オンプレのLinuxサーバの設計/構築/運用経験 1～3年以上
・クラウド（AWS、GCP、Azureなど）の設計/構築/運用経験 1～3年以上
・ネットワークの設計/構築/運用経験
・Cisco機器のスイッチング、ルーティングの経験
・DB（MySQLやPostgreSQL等）に関する経験
・DevOpsの経験
紹介される案件例
・オンプレからクラウドへのサーバ移行（移行先インフラの構築）
・基幹システムのリプレイスに伴うインフラの設計/構築
・AWSのインフラ構築/運用
・nginxでのWebサーバ構築
・メールサーバの設計/構築案件
単価目安
45～65万円/月商（精算基準時間：140h ～180h）
※スキル次第で変動。
商流
エンド→仲介業者→自分
エンド→二次請け→仲介業者→自分

実際に紹介されたフリーランス案件の実例

1. ソーシャルゲームのインフラ設計・構築・運用

案件の内容

AWSのサーバ設計・構築・運用

求める経験・スキル

・Linuxサーバの設計・構築経験

・運用監視項目の設計・構築経験

・負荷テストによるサイジングおよびボトルネックの調査

・ミドルウェアのパラメータチューニング

・障害発生時の対応

・ネットワークの基礎知識

・セキュリティ対応

・ドメインとSSL証明書の更新

単価

スキル次第（目安：45～65万円）

2. 基幹システムのリプレイスに伴う運用設計

案件の内容

インフラ基盤の運用設計

求める経験・スキル

・運用設計書等のドキュメント作成経験

・Linuxサーバの設計、構築経験（ミドルウェア含む）

・VMwareなどの仮想基盤設計、構築経験

・データベースの操作経験

・業務や現行システムの仕様のキャッチアップ

・定期作業、不定期作業の定義

・ジョブ設計、監視設計、ログ設計、バックアップ設計

・ディザスタリカバリ、障害対応設計

・運用系のシェルスクリプト作成

・ベンダーとのコミュニケーションや開発部門へのヒアリング

単価

スキル次第（目安：45～65万円）

3. Webサービスのサーバ運用保守

案件の内容

AWSのサーバ運用保守

求める経験・スキル

・AWSを利用した実務経験2年以上

・AWS（EC2、S3、CloudFront）の運用経験

・Lamda、Auroraの利用経験

・AWSの見積もり、環境構築、設定変更

・Cent OSのサーバ構築（LAMP環境）経験

・Gitの利用経験

・Zabbixでの運用監視経験

・障害対応時の問題切り分け

・CIツールを使用したコードデプロイの自動化経験

単価

スキル次第（目安：45～65万円）

4. 社内システムのサーバ設計・構築

案件の内容

AWSのサーバ設計・構築

求める経験・スキル

・Linuxの操作経験

・AWSを用いたサーバ構築経験

・terraform、Ansible、CloudFormationなどの利用経験

・AWS Lambdaのコード作成経験

・Webサーバ（Apache、Nginxなど）の詳細設計経験

・監視サーバ（Zabbix、Nagios）の詳細設計経験

・MySQLの詳細設計経験

・ChefServer、Serverspec、Jenkinsの詳細設計経験

・ログ収集ツールの設定経験

・CloudFrontなどのCDN利用経験

・シェルスクリプト作成経験

・障害対応の経験

単価

スキル次第（目安：45～65万円）

あとがき

フリーランスの案件で求められる経験・スキルと単価の相場が何となく見えてきたのではないでしょうか。

インフラエンジニアが仲介業者経由でフリーランスになろうとする場合、要件定義から行える人材になり単価70万円台の案件に携わるのが到達点となります。

※希少性が高いスキルがある、外資系企業・大手企業などに強力なコネがある、PMができるなどの場合は単価100万円以上もありえる。

フリーランスで年収1000万円以上を稼ぐならインフラ案件よりもプログラミングを学んで現場経験を2～3年積んでからシステム開発の案件（単価80万円以上が多い）に応募するか、自ら営業して仲介業者を介さずに企業から直接案件を獲得するかが近道ですよ。

関連記事

▼▼▼ 未経験から最短でエンジニアに転職するノウハウ公開中 ▼▼▼

▼▼▼ 未経験でも積極採用して入社後研修もある企業まとめ ▼▼▼

▼▼▼ 職歴が評価されないのではと不安なあなたへ ▼▼▼

▼▼▼ 40代以上でも未経験からエンジニアになれるのか ▼▼▼