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一緒にロケすると楽な吉本芸人ランキング

髪型を少し変えた天津の向飯大郎さん(太郎ではなく大郎なんですって)。ややタイムマシーン3号でした。
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今回は「一緒にロケすると楽な吉本芸人」ランキングです。福岡でやらせてもらっている僕たちの冠番組「華丸大吉のなんしようと?!」が、おかげさまで8年目に突入しました。毎回、福岡県内のどこかに出向いては、待ち行く人に向かって「なんしようと?(何をしているのですか?)」と聞いて回る街ぶら番組なのですが、8年目ということで県内を回るのも3周目に突入しました。全体的にゆる~い番組構成なので、盛り上がるポイントはゲスト任せといった面もあるこの番組、これまでにたくさんの吉本芸人さんが登場していて、もちろんみんな面白いんですけど、やっぱり「福岡」の「街ぶら」に向いている芸人さんと、そうでない芸人さんはいるわけでして。ということで、今回は「もっと全国的に街ぶらロケをやればいいのに」と僕が各局に提案したいランキングです。
 
第4位 COWCOW
 
街ぶらロケで撮れ高が見込めるものに、下校中の小学生や散歩中の幼稚園児、園内で遊ぶ保育園児といった「子供とのふれ合い」があります。そんな世代に抜群の人気を誇るのが、あたり前体操でおなじみの人気コンビCOWCOW。比較的、子供を苦手とする、いや、ハッキリ言って子供からは全く人気のない僕たちに変わって、たくさんの笑顔を子供たちから引き出してくれますから、COWCOWと一緒のロケは楽ですね。
 
第3位 NON STYLE
 
そんな子供と同じく、撮れ高が見込めるものに「下校中の中高生」があります。学校近くの店付近にたむろするイマドキの学生さんと絡むことは、番組のメインターゲットである40代以上の視聴者にとっては「異文化交流」に等しい面白さが詰まっていますから、番組としては欠かせないパートです。比較的、中高生を苦手とする、いや、ハッキリ言って中高生からは全く人気がない僕たちとは違い、この世代から熱烈な支持を得ているNON STYLEは姿が見えただけで中高生が駆け寄ってきますし、他の世代にも井上君のブサイクキャラが県内のどこでも通用しますから、NON STYLEとのロケは超楽です。
 
第2位 FUJIWARA
 
これを言うと元も子もないのですが、街行く人との会話が楽しいことはあっても、そこで爆笑が生まれることは稀です。ロケ自体が立ち話の延長上なので仕方ないとは思いますが、芸人として、やっぱり笑いは欲しいもの。そんな時、あらゆる角度からギャグが出てくる原西さんと、ユッキーナ人気で街角での支持率が異常に高い藤本さんがいてくれると、鬼に金棒。どの絡みにもオチをつけてくれるので、FUJIWARAさんとのロケは見ているだけで成立します。
 
第1位 ケンドーコバヤシ
 
番組で一番重要視されるのが、その場所場所で味わうグルメレポート。商店街なんかを練り歩き、色々なものを試食して回るというのが番組の柱でもあるのですが、ケンコバくんはグルメコメントがとにかく秀逸です。味を伝えると同時にしっかりと笑わせてくれますから、何でケンコバくんがヒルナンデスなどに呼ばれないのか、僕は一緒にロケをする度に不思議でなりません。
 
殿堂入り 千鳥
 
千鳥はロケが巧すぎて、千鳥が来ると「千鳥のなんしようと!?」になってしまいます。
 
楽屋ニュース(九州スポーツのみ掲載)
 
字数の関係で書けませんでしたが、同じく頼りになるのがロバート。秋山君と馬場ちゃんが北九州出身で、秋山君の親父さんは門司の有名人ですから、ロバートと北九州ロケはもらったも同然です。ちなみに他事務所だとナイツが意外とロケ慣れしていて驚きました。浅草界隈から出てこないイメージだったので、新鮮で面白かったです。あとはやっぱり、サンドウィッチマン。さすがの存在感で、僕たちとの相性も悪くないと思ったのですが、ああ見えてふたりともお酒が全く飲めないなんて知りませんでした。朝から酒屋さんの角打ちで飲み始めるのが「なんしようと?!」のスタイルですから、次は彼らが東北でやっている番組に呼ばれるよう頑張ります。

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今まで省いていましたが、この東スポ連載には九州地区の九スポだけに掲載される「楽屋ニュース」というオマケも書いてました。主に福岡吉本の話題をお届けしていましたが、内容がマニアック過ぎるのと、原稿が散り散りになっているので、今後も基本的にはスルーします。

ではまた。