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同学年ランキング

僕が得意とする年齢にちなんだランキング。インターネットがなければ作れない原稿です。ありがとう、ウィキペディア!


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大人になると多少の年齢差は気にならなくなりますが、それでも同世代より「同学年」に思わず肩入れしてしまうのが人間という生き物の妙。僕は昭和46年(1971年)の早生まれなので、今回は昭和45年4月から昭和46年3月までに生まれたものを「同級生」と定義し、ランキングさせていただきます。東スポ読者の大半を占めるであろう第2次ベビーブーム世代の皆さん、ぜひ参考にしてください!

第5位

「ナオミ・キャンベル」*1970年5月22日生

キラキラネームなるものが存在しなかった僕らの時代、どのクラスにも必ず「なおみちゃん」は存在しました。しかしまさか海外にも存在していたとは驚きです。あのスーパーモデルは幻のクラスメイト。これからはカラオケで「LALALA LOVE SONG」を無理してでも歌いたいと思います。

第4位

「イ・ビョンホン」*1970年7月12日生

韓流に疎い方でも名前は知っていることでしょう。アジアを代表する、希代の男前俳優さんです。かく言う僕も名前以外はよくわからないのですが、調べたところ妹さんはミス・コリアに輝いたほどの美人さんでした。もしも僕が彼とめちゃくちゃ仲良しの同級生だったなら、冗談半分、本気半分で「妹の下着持ってきてよ」ぐらいは言ってたことでしょうし、また、大人になってからも旧知の仲として「東京ドームでファンミーティング?なんだよ、そのミーティング!」ぐらいは言えてたと思います。なんだか惜しいことをした気分です。

第3位

「ヤクルト ジョア」*1970年11月2日発売

デカ盛りやデフレといった言葉とは無縁だった僕らの時代を象徴する同学年です。どう考えても小さいし高かった!ヤクルトはパック売りなので親にもねだりやすかったのですが、ジョアは孤高の一匹狼。おいそれとは近づけませんでした。今でも買う時は躊躇しますが、それはつまり「初心を忘れるな」というメッセージなのでしょう。地元で町会議員に上り詰めた同級生、といったところでしょうか。

第2位

「タイガー炊飯ジャー 炊き立て」*1970年9月1日発売

正直、特に思い入れがある商品というわけでもありませんが、字面を見ただけで自然とCMメロディーが聞こえてくるのは、紛れもなく同学年だった証でしょう。20世紀少年のラストを思い出させるクラスメイトです。

第1位

「新婚さんいらっしゃい!」*1971年1月31日スタート

日曜お昼の超定番人気番組も同学年だったとは・・・驚きを通り越して畏怖の念すら抱きます。小さい頃、特によく見ていたせいでしょうか、同学年として桂三枝(現・文枝)師匠のお隣といえば、千昌夫さんの奥様として有名だったジョン・シェパードさんというイメージが強いのですが、実際は現アシスタントの山瀬まみさんが既に16年も担当されていました。恐るべきは先入観、三つ子の魂百までとはこのことです。番組の名物といえば、ソファーから転げ落ちる師匠の姿。しかし同学年ということは、師匠は毎週日曜日、43年もの長き間、ずっとソファーから転げ落ちているということです。ここで培われた「受け身」の技術は、どインディー団体のなんちゃってプロレスラーには到底マネできない、崇高で気高いもの。ぜひ見習って欲しいです。

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この原稿から8年たった今でも、文枝師匠はハードバンプを取り続けています。見習わねば!

読んでくれて、見つけてくれて、ありがとうございました。