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不意に飲み屋さんで耳にするとテンションが上がる曲ランキング

半吉でこれなら凶や大凶はどうなるんだ!と強い憤りを覚えたおみくじ。境内に結ぶところがなかったので、すぐ捨てました。

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今回は「不意に飲み屋さんで耳にするとテンションが上がる曲」ランキングです。おしゃれカフェのような飲み屋さんが増えた昨今、そこの店長さんが選曲したであろう、渾身のおしゃれBGMもいいですが、個人的には古い小料理屋さんかなんかのカウンターで、何の規則性もなく流れてくる有線放送のリクエストチャンネルが大好物。特に今年45歳という僕のような世代は、繁華街に繰り出す酔客の平均年齢なのでしょうか、ここ数年はランダムに流れてくる曲のほとんどがドンピシャなのです。ということで、聴けば酒がススム曲ランキングを、今回はベスト10で!

第10位 TOKIO 沢田研二

上京して丸10年。すっかり東京での生活に慣れているつもりの僕を初心に帰してくれる曲。スーパーシティーで暮らすって大変なことなんだぞと、ふんどしを締め直しながらもう1杯。

第9位 ルビーの指環 寺尾聰

してもいない失恋の妄想を加速させる曲。ハードボイルドな夜は、せめて赤い丸イスで。吸いたくもないたばこに火をつけましょう。

第8位 暗闇でDANCE バービーボーイズ

目を閉じておいでよは椿鬼奴とレイザーラモンRGで耳にすることが多いため、こっちです。スピーディーな展開で、思ってたよりも早く終わる曲なので、スッと飲める水割りを推奨します。

第7位 十七歳の地図 尾崎豊

すっかり大人になってしまった自分へ、ご褒美の曲。電車の中、押し合う人の背中にいくつものドラマを感じる今の自分なら、明日からもきっと頑張れるでしょう。なんとなく親孝行がしたくなりますね。

第6位 人として 海援隊

歌詞をフルコーラスでかみしめると、何の修行もしてないくせに達観した気になってくる曲。追加注文が急にベジタリアンになりがちなので、注意しましょう。

第5位 麦わらでダンス 生稲晃子

浜辺でコロナビールを飲みながらという年齢でもない我々世代でも、せめて酢豚の上のパイナップルを取り合いながら。

第4位 ラッキーチャンスをもう一度 C-C-B

ロマンティックが止まらない、に目を奪われがちな現代人に警鐘を鳴らす曲。軽快な曲調に何チューハイを合わせるのかは、あなた次第。僕的には久しぶりのライムなんかがオススメです。

第3位 寝た子も起きる子守唄 とんねるず

個人的に初期のとんねるずさんの楽曲には僕の青春が詰まっています。中でもこの曲はおふたりの衣装がとても格好良く、こんな大人になりたいと憧れたものでした。

第2位 舟唄 八代亜紀
この曲が染みる年齢になったんだなあと、年々しみじみしてしまう曲。振り返れば飲めない日本酒に挑戦したのも、仮歯のくせにスルメをかじりだしたのも、全てはこの曲がきっかけでした。できれば注文通りに北国で、ストーブで暖を取りながら聴きたいです。

第1位 永遠にアムロ 池田鴻

いわゆるファースト、最初の機動戦士ガンダムのエンディングテーマ曲が僕の中では現時点でトップです。舟唄を超えた最大の要因は、めったに流れることがない希少性。アニメの曲なので有線のチャンネルが違うのか、なかなか聴けない曲だからこそ、不意に流れてきた時のうれしさは半端ではありません。機会があればぜひ、聴いてみてください。同世代なら酒がススムどころか、逆に切なすぎてお会計かもしれません。

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毎度のことですが、そういう世代なんで仕方ないですね。

読んでくれて、見つけてくれて、ありがとうございました。