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【ポケモンSV】S11 最終395位 最終レート2012.016 術式反転ガチライド

はじめに

どうも、ハカメモリーと申します。S11にて人生初のレート2000を達成できたため、構築記事を書きました。達成した日に嬉しくて勢いで書いてるので文章がおかしかったら申し訳ないです。

あと思いつきで色々追記していきます。

構築経緯

今期の始めは前期最終日付近に思いついたものの構築を形に出来なかったトリルイダイトウ構築を試していた。

ただS10からS11への変化で1番大きいのが赫月ガチグマの参戦。トリルイダイトウ軸はイダイトウがガチグマに勝てないため、ガチグマがいるだけでイダイトウを選出できないことが多く没となったが、ガチグマのトリル適正が高いためトリルガチグマ軸に構築を変えた。

S11初期から使っていた構築だがガチグマ対策が進まなかったのかトリルガチグマがずーっと強かったので最後まで続投することにした。
ただガチグマを通しにくいキョジ、チオンなどが入った構築、あとガチグマミラーの勝率が不安定な問題があり、それらに強めなブエナ持ちのめいそうドレキカミを構築に入れた。

また、トリルガチグマ軸だけだと選出が2体固定で柔軟に対応しにくいと思い、トリルガチグマ以外で軸となる選出を作ろうと考え、ステロ撒きと相性が良く自身が使い慣れていて好きなポケモンだったウェーニバルを採用した。

ここまでだとコノヨ+ウェーニバル+ブエナカミの選出とコノヨ+フワライド+ガチグマのトリル選出の2つがあり、ステロを撒けなかった時などに水ウーラオスが重くなるため、対策としてカイリューを入れて一旦構築を完成とした。

2000達成の時はまた違うポケモンを入れたりしてちょっと迷走してたものの、軸はウェーニバル軸とトリル軸でしっかり決まっていたため何とか勝ちきれた。

最終日付近にあくび持ちのガチグマが結構増えていて、あくびを拒否しにくい構築だったためキツイ相手だった。
幸い爆増する前に2000乗せてさっさと撤退できたため運が良かったかも。

個体紹介

コノヨザル

起点作成職人

持ち物:オボンのみ
特性:やるき
テラスタイプ:どく
性格:ようき
実数値(努力値):217(252)-135-109(68)-×-111(4)-146(180)
技構成:ふんどのこぶし、がんせきふうじ、ステルスロック、いのちがけ

安定のステロ撒き。初手クマに対してもブラッドムーンを耐えてステロを撒きつついのちがけで裏の圏内に入れたり、がんせき+ステロでウェーニバルの起点を作ったりと起点作成要因としてとても活躍してくれた。
オボンは水ラオス意識なのとブラッドムーンを食らった後にしんくうはの圏内から逃れていのちがけのダメージを上げるため。
Sは最速カイリュー抜き。あとはHぶっぱしてあまりをBDに振った。
ステロ、ふんど、いのちがけまでは確定で、ウェーニバルのためにがんせきふうじを採用。
選出率9割

ウェーニバル

乙骨「ノッてる時は僕より強いよ」

持ち物:しんぴのしずく
特性:じしんかじょう
テラスタイプ:みず
性格:ようき
実数値(努力値):171(84)-172(252)-101(4)-×-96(4)-138(164)
技構成:ウェーブタックル、アクアステップ、アクアジェット、アンコール

自分にとっては使い慣れた全抜きアタッカーポケモン。条件が揃えば等倍でもH振りガチグマを飛ばせるため、ガチグマが多い今期はやれると判断し投入した。新技の影響からか、カイリューがASの耐久無振りダイス持ちがそこそこいて、それならばステロを撒けば有利に立ち回れるため環境が追い風な感じはあった。
ガチグマ対策のためB方面が軟弱になったアーマーガアやハッサムをカモれたのは結構強かったと思う。またアンコールは受けポケモンを引かせて裏を倒して自過剰を発動させそのままゴリ押すなどの展開もでき、ステロとの相性も良い。

ただ前までよりは相手できる可能性が増えたとはいえ結局カイリューと水ウーラオスはきつい。特にウーラオスはそれ専用の対策技を仕込まないとほとんど勝てない相手だった。(インファの耐久ダウンを狙うみがわりやガンメタピンポ技のブレイブバードなど)。このパーティにおける採用理由は、ステロと相性がいい抜きエースであることとただ自分が好きだからという理由以外ない。採用理由は愛ってやつ。
Sは+1でツツミ抜き、Aぶっぱ、あまりを耐久に振った。
アクアステップは当然として、最高火力のウェーブタックル、先制技のアクアジェット、受けポケに強めで便利なアンコール。
選出率4割

ハバタクカミ

ハバタクカミです、通してください

持ち物:ブーストエナジー
特性:こだいかっせい
テラスタイプ:ノーマル
性格:おくびょう
実数値(努力値):141(84)-×-96(164)-167(92)-156(4)-193(164)
技構成:ドレインキッス、シャドーボール、めいそう、あまえる

キョジ、チオン、ガチグマをコノヨやウェーニバルと合わせて見る枠。めいそうドレキは刺されば相手ポケモンを全て吸い尽くして3タテすることも多くただただ強かった。
調整は目分量で適当なためもう少しいい調整があると思う。Sはマスカーニャ抜き。
ドレキめいそうあまえるにしたのは物理も含めて幅広く見たかったため。
選出率3割、もっと出した方が良かったかも

カイリュー

雑に強い

持ち物:イカサマダイス
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
性格:ようき
実数値(努力値):173(52)-186(252)-115-×-120-138(204)
技構成:しんそく、じしん、スケイルショット、りゅうのまい

ASダイススケショカイリュー。テラスを切らなくても対面性能を担保したいという理由から先制技のしんそくを採用し、テラスもしんそくの火力を上げられるノマテラにした。テラスほぼ切らなかったけど。
パーティ全体でチオンジェン+カミに強い駒などの並びがきつかったり、ガチグマに対面勝てなかったりと火力不足が目立ったため飛行や炎テラス、技はけたぐりを採用しても良かったかもしれない。ちょっと諸説枠かも。
Sはウェーニバルと同じく+1でツツミ抜き。AぶっぱしてあまりをHに振った。
選出率3割

フワライド

吐き気を催す邪悪

持ち物:きあいのタスキ
特性:ゆうばく
テラスタイプ:ノーマル
性格:ゆうかん
実数値(努力値):236(84)-134(172)-96(252)-×-74-76
技構成:トリックルーム、はたきおとす、ジャイロボール、だいばくはつ

イダイトウ構築の時からずっと採用しているトリル要員。こいつの強さはトリルがまず読まれないこと。選出画面におけるフワライドは見た目のインパクトがかなり強いポケモンなため、このポケモンを意識した(であろう)選出をされることが多い。ギミック始動ができて、かつ選出誘導もできるポケモンはこいつくらいだろう。「ちょうはつ」など仕込んでいない限りは、相手は全力でフワライドを倒しに来るので無駄にテラスを切ってくることも多く、タスキで耐えてトリルをしたらそれだけでゲームセットなことも多い。
だいばくはつはAを結構振っているのもあってそこそこの火力を出してくれる。厄介な相手を削ったりみちづれにしたりしつつ、確実にガチグマにトリルターンを繋げられるのが優秀。ちなみにフワライドは「みちづれ」も覚えるが、交代や補助技などの行動に全く刺さらない相手依存の技でなかなか決まらないため、採用していない。
挑発がキツイのはちいさくなるフワライドも変わらないが、こちらは一応攻撃技を採用しているためある程度抗うことは可能…かもしれない。
HBはパングロ水テラ水流を確定耐えまで振ってる。あまりはA。厳選サボって最遅ではない。
トリルだいばくはつはコンセプト上確定として、サフゴ用にはたき、カミ用にジャイロボール。
ワンパンはできないもののみがわりでターンを消費しようとするカミに刺さった。
選出率6割

ガチグマ

最強ポケモン

持ち物:シルクのスカーフ
特性:しんがん
テラスタイプ:ノーマル
性格:れいせい
実数値(努力値):219(244)-×-140-205(252)-87(12)-54
技構成:ブラッドムーン、だいちのちから、ハイパーボイス、しんくうは

最強ポケモン。相手の対策が対策になっていないことがザラにあるため全てを破壊し尽くすやばいポケモンだった。ただブラッドムーン以外の火力は(まぁ高いけど)ぶっ壊れという訳では無いため、裏のポケモンを捨てて、ブラッドムーンを打てない状態で有利なポケモンでガチグマの相手をされるなどのプレイングをやられると結構困った。またまもるを採用したポケモンはトリルを枯らされ、なおかつブラッドムーンを打てなくなるためかなり厄介だった。持ち物は最初はチョッキで使っていたが火力が少し足りず、珠で耐久を削りたくなかったのでシルクのスカーフ。ある程度削りでチョッキCDみたいなクマも射程圏内に入れられるのでシルクのスカーフはかなり扱いやすかった。
Sは最遅厳選をサボったものの無振りキョジラッシャの下を取れるのでまぁいいだろとか思ってる。
ノマテラシルクのスカーフなのでブラッドムーン、ハイパーボイスは確定
しんくうは、大地のどちらかを他の技(あくびとか)にしたかったが技範囲と利便性を考えるとこの4つで固定だった。
選出率6割

おまけ

どくびし対策でキラフロルを入れたり、受け崩しにヒスイのガチグマを採用してたこともあった。

あとウェーニバルの技、アンコールの枠も色々変えて試していた。例えば「みがわり」はラオスのインファイトを1発受ければ耐久ダウンした水ラオスを倒せたりキョジに気持ち強くなれたり、普通に強い格闘打点のインファ、意外と読まれず刺さりやすいアイススピナー、絶対読まれないブレイブバード。ビルドや剣舞、ちょうはつやバトンタッチなどもそれぞれ刺さる場面があるので一長一短だった。
(ウェーブタックルは気持ちいいので切りません)

ウェーニバルの使い方

Youtuberの方にレンタルパを使用していただいた際、ウェーニバルが活躍しなかったようなので簡単に使い方を記載しておく。
ウェーニバルはステロ+じしんかじょう+アクアステップが決まった際に真価を発揮するポケモンなためどれかが欠けると突破力が落ちる。
このウェーニバルは素の対面性能は高くない。あくまで全抜きエースとして、起点をしっかり作らないと活躍できない。
起点コノヨザルが優秀なポケモンなためステロを撒きつつ数的有利を取るという思考になりがちだが、ウェーニバルは目の前のポケモンをアクアステップで起点にしなければ始まらないので、コノヨで対面突破するというよりはウェーニバルのお膳立てをするというイメージで使うと良い。それでも技次第で勝てない相手というのは残念ながら存在するため、「アンコール」はウェーニバルで倒しきれなかったポケモンを3体目のカミやカイリューで起点にするために入れてある。

基本選出

コノヨザル→ウェーニバル→カイリューorハバタクカミ
もしくは
コノヨザル→フワライド→ガチグマ
のどちらか
とはいったものの6割くらいはガチグマ選出だったと思う

ただ、ステロが刺さってなかったり逆にステロが撒かれそうだったり、初手コノヨがカモられそうな場合は
フワライド→ガチグマ→カイリューorハバタクカミ(orウェーニバル)
と選出することもある。トリルガチグマで1.5匹以上削ってカイリューカミで詰めるのはシンプルに強かった。

受けループやチオンドヒドなどが重め。というかチオンドヒドはチオンかドヒドどちらかをいのちがけで処理できたりしないと無理かも。

おわりに

正直構築の完成度としてはそこまでで70点くらいのものだと思っていますが、マッチング運が良かったのと軸にしたポケモンのパワー、あと運勝ちでなんとかレート2000を達成しました。インフレシーズンではあるものの、好きなポケモンであるウェーニバルと共に達成できたのは素直に嬉しいです。というか自分がいい成績残せた構築全部にウェーニバル入ってるけどこれは呪いか何かか…?レンタルあるのでよければどうぞ。
SM2FLM

ウェーニバルのウェポンが水技だけなのが使いづらいとの声が多かったためとりあえずインファイトを入れたレンタルも貼っておきます
7WNDPG

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