ウクライナで浮かび上がる日本の難民・入管政策の非道

ウクライナ難民に在留許可を与え、様々な生活支援をしている日本政府。これまでの難民申請者や非正規滞在者に態度とは違い、大きく前進しているかに見える。

 だが、その背後の難民・入管行政をみれば、迫害を受けて困っている外国人に対する恐ろしいまでの冷酷さが浮かび上がってくる。

 国内外で窮地に陥っている人々に対する日本社会の冷酷さ(冷笑ともいえる)、そして理不尽に抗う人々に対する冷酷さも背景にある。

 ウシュマさん事件、クルド人難民、ほかの人々の問題もあるし、表向きは民主主義や人道をうたう日本政府は、自国民を虐殺するミャンマー軍事政権を事実上承認している。
 
 安倍晋三元首相の国葬に、ミャンマー軍事政権の駐日大使を招待したことにもそれが表れている。

 難民問題に詳しいジャーナリストの志葉玲氏に、「難民・入管」について語ってもらった。

 志葉氏はこの春にウクライナ戦争を取材し「ウクライナ危機から問う日本と世界の平和~戦場ジャーナリストの提言」(あけび書房)を上梓した。

 この本には、ウクライナと連動して日本の難民や入管行政の問題点も追及している。https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E5%95%8F%E3%81%86%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%92%8C-%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E6%8F%90%E8%A8%80-%E5%BF%97%E8%91%89%E7%8E%B2/dp/4871542181

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