【僕が影響を受けているアイルランド音楽の伴奏その3】

【僕が影響を受けているアイルランド音楽の伴奏その3】
Paddy Keenan with Arty McGlynn
The Monaghan Twig
お友達のながいさんオススメの偉大なアーティの伴奏!
僕もこの音源はめちゃめちゃたくさん聞いてました。
まずはワンコードでゴリ押し…ここからもう最高すぎるんですが、なんと2週目からアクセントの位置がずれて3拍子っぽく…4/4の上に3/4で乗ってくる感じですね…みにくいかもしれませんが楽譜で書いてみたんでみたい方はチェックしてみてほしいんですが、数えるより聞いて感じた方がわかりやすいですね。
アーティはパイプがすごく好きだったらしいです。本当にドローンと一体化しちゃう伴奏ですよね。
このアクセントの置き方はこの曲で僕も使わせてもらっています。
ちなみにレコーディングにおいてのアーティの伴奏の煌びやかさの1つに多重録音があり、この録音でもよく聞くと左右別のギターがステレオでなっていることに気づくと思います。こういう重ねどりは意外とアイリッシュミュージックであるんですが、よく混ざるように重ねるので注目して聞かないと気づかないですよね。でも注目して聞くと重ねどりはかなり主流と言えるほど行われているので聞いてみてください。このことについては詳しく書きたいんですが、重ねて録ると実はライブ感が出ると思っています。録音で聞くと、もし伴奏が重ねなしだった場合、伴奏の比重や聞こえがメロと対等に近い感じになってしまうんですが、重ねると、伴奏に広がりが出て、包み込むようになり、メロディーに耳が逆にフォーカスしやすくなる現象になります。これはイリュージョン的な感じなんですが、僕はこれを天才スティーブ・クーニーから教えてもらいました。
そしてその片方をナッシュビルチューニング(またはハイストラング)といって、ギターの下4弦(高いB、E以外)をオクターブ上にチューニングするものを使用していることもあります。アーティがこれを使っているときは本当に煌びやかです。
長くなっちゃうので、もう少し書いたら後からまとめて見れるように、次くらいからnoteとか使ってまとめていこうと思います。
ではまた!
https://www.youtube.com/watch?v=4lMCrwMF7WY&fbclid=IwAR0sHvnznumP-WaTMgfdZRovYPnPJztxr6ojxAOSU6y7Sw4ocIzPbK_gwC8


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