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「日本のゲームは右傾化促進。」 韓国の過剰な反応

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003080

A崎 S一
2006-11-12 17:26

 韓国国内でとある日本のゲームが批判の槍玉にあがっている。それは、「現代大戦略2007~テポドン・核施設破壊作戦」[システムソフト・アルファー]というPCゲームだ。このゲームは渡辺成人氏の記事[http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003000]にも掲載されているとおり日本を代表する戦略シュミレーションゲームから派生したシリーズ「現代大戦略」の最新作だ。このゲームについて、韓国の日刊新聞の大手京郷新聞に次のような記事が掲載されている
[以下は原文から翻訳した記事]



【北朝鮮を封鎖して核基地を破壊せよ】


日本の極右派達の侵略戦争野心を丸写しにして込められた日本のゲーム『現代大戦略』シリーズの
『軽挙妄動』が羽目を外している。

2002年からこのシリーズ後続版を毎年開発して来た『システムソフト』は去る7日、『現代大戦略2007
~デポドン・核施設破壊作戦』を来る12月14日に発売すると発表した。

[中略]


『現代大戦略2004年』では、北朝鮮で反乱が起きて日本の自衛隊が介入し、政権を入れ替えた上に
『現代大戦略2002』では、独島占領シナリオなどで極右的な性向をそのまま現した。北朝鮮中央放送
はこのゲームが発表されると、「日本右翼の反動による軍国化と、アジア再侵入への野望をそのまま
表現する前ぶれ」と言って強く責めた事がある。

『現代大戦略』シリーズの特徴は、敏感な事案で日本が当惑した状況に局面する度に後続編が発売
されるという点である。韓国などの近隣国家と領土紛争で摩擦をもたらした時には、『武力侵攻』による
討伐で、自衛隊派兵が問題になった時には自衛隊が世界各国の紛争地域で『解決者』となり、猛烈に
活躍するという風に描かれた。

まさに強硬一辺倒である極右派の代弁者の役割を充分にして来た訳である。今年の年末に発売される
2007年版も同じである。

[中略]
『シナリオ8~10』は独島を侵奪するのに収まらず、対馬を防御しながら鬱陵島まで討伐するという内容を記している。
計24種類のシナリオのうち、中国が韓半島を侵攻するという内容も含まれている。中国軍は平壌を没落
させてソウルに進撃するようになり、結局統一韓国はアメリカと日本に支援軍を要請する事に至る。中国
は統一韓国を植民地化し、韓半島を敵国であるアメリカと日本を警戒する為の緩衝地にすると言うので
ある。韓半島を『火の海』と設定している事自体、このゲームの深刻性を深める。ゲームの中の中国の
寿命もここまでである。『シナリオ22~24』では中国が内戦になり、香港と上海が『解放される』と描いて
いる。

このゲームの舞台は北東アジアにだけに限らない。第5次中東戦争が勃発し、ヨーロッパ全土が戦地に
変わる。まるで『第三次世界大戦が勃発してその中心に日本軍がある』と突き付ける有り様である。
『侵略』を絶えず繰り返し言って来た、日本極右勢力の妄想をそのまま反映されている。

『現代大戦略』最終版の結末に注目されざるを得ない。核武装の果てに日本がアメリカを含み、全世界に
『日の丸』を刺すという内容を記さないのは、誰も壮語する事が出来ないのだろう…。

http://news.naver.com/news/read.php?mode=LSD&office_id=032&article_id=0000199130





日本ではあまり知られていないが、この「現代大戦略」というゲームは以前からも韓国の新聞などから「日本軍国主義の右傾化を象徴するゲーム」などとたびたび批判されていて、前作「現代大戦略2005 護国の盾・イージス艦隊」の発売の際には現職の国会議員までもががこのゲームに対して「市民団体、検察、警察、政府の力強い共同対応が必要」と語り大きな波紋を呼んだ。今回の記事を見ても、やはり韓国人にはこのゲームが「右傾化促進のゲーム」としか写っていないようだ。
 しかし、日本人である私たちから見ればここまでの韓国人の行動にはかなりの異様さを覚えないだろうか。そもそも、この手の戦略シュミレーションは毎年数多く作られており、別にこの「現代大戦略」だけが特別というわけではないのだ。また、これらのゲームを槍玉に挙げている韓国でも、いわゆる「反日」を題材にしたゲーム、映画、小説、ドラマはかなりの数が製作されていて、むしろこのような市場は日本よりもはるかに大きいといえるだろう。 
 しかし、これら韓国の反日作品と、日本の「現代大戦略」シリーズとでは決定的な違いがある。それは設定のリアリティだ。「現代大戦略」シリーズでは英国の防衛専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(Jane's Defence Weekly)の 日本特派員でもある軍事ジャーナリスト清谷信一氏がシナリオの製作にかかわっており、そのシナリオのリアリティの高さは随一との定評がある。一方韓国で制作される反日作品は、日本が明治時代に大韓帝国と結んだ条約を盾に南北鉄道の利権を簒奪しようとしたり[韓半島]、韓国が北朝鮮と手を結び日本に核を撃ち込んだり[ムクゲノ花ガサキマシタ ]、日本軍のクーデターで軍事政権と化した日本が韓国と戦争し、援軍として現れた北朝鮮の金日成にやぶれていたり[1999韓日戦争]と、まったくといっていいほどリアリティを感じることができない作品ばかりなのだ。日本の「現代大戦略」シリーズは、今起きている国際紛争の最悪のパターンをシュミレーションしているのに対して、韓国の反日作品は、日本憎さに常識上ありえない設定を使い日本を馬鹿にしているというのが現状なのだ。このような作品を作っている国が、「極右派達の侵略戦争野心を丸写しにして」や「日本極右勢力の妄想をそのまま反映されている。」などと日本のゲーム作品を批判しているのはやはり異様といえるのではないだろうか。 
 ここ数年、日本の作品に対する韓国の批判はかなり多いものになっている。今年韓国で公開され日本沈没に浴びせられた「軍事大国化のメッセージをあちこちに隠した「政治映画」」という批判も同様のケースといえるだろう。はたして、日本の作品を「政治映画」、「極右派達の侵略戦争野心を丸写しのゲーム」などとしか見れない韓国人が、これらの作品を本当に理解できる日はくるのだろうか。

オーマイニュース(日本版)より

いやいや、ここで清谷信一氏が出てくるかw

3塁側内野自由席での観戦中だから大丈夫かな。フェンスの向こう側には行ってない、行ってない。

NEC98(PC-9801/PC-9821シリーズ)の頃は『現代大戦略』シリーズはよく遊んでいました。コンシューマ機に移ってからだとメガドラの『アドバンスド大戦略』を遊び倒したくらいで他ジャンルのゲームに移住してしまいました。KOTYのアレは遊んでいません。