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『夕光の中でダンス 認知症の母と娘の物語』 エレノア・クーニー著

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002773

◇読者レビュー◇ かけがえのない人から見た病と愛情の現実
S根T世
2006-10-31 08:37

【画像省略】

 原書は『Death in Slow Motion』というインパクトの強い題名でした。認知症をテーマにした本や映画が多数あるなかで、この本は、認知症の恐ろしさについて、患者をかけがえなく思う人の立場から書かれている点が特徴です。

 著者は自分の感情を淡々と、飾らずに書き進めます。老いて病んでしまった母親と、そんな母親を介護しきれず疎ましく思ってしまう自分自身を描く著者の筆致には、思わず息を飲み、先を読み続けさせる迫力があります。

 母親の病状が悪化する合間に、著者は認知症以前の母親との思い出を書き記します。記憶の中で、聡明で美しい理想の母親が華やかな人生を送っています。母親に対する強い憧れや誇らしさが、今の母親の変わり果てた姿を強調し、認知症という病気の、一度かかったら抜け出せない悲しさを強く読者に訴えます。
 
 大切な人と過ごす時間を、もっと大切にしたい。読み終わった後、こう思わせる本です。

オープンナレッジ発行
2006年2月
1700円(税抜き本体価格)
ISBN 4-902444-33-X
単行本ソフトカバー

(版元ドットコム)

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


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認知症の患者さんは感情が表に出てきやすくなるとも聞きますし、介護する方は以前の患者さんとくらべてしまって余計つらい思いをされるのだと思います。よく言われることですが、孝行したい時に親はなしです。日々の雑事に追われて余裕がないかもしれませんが、忘れないようにしたいものです。

20年前の関係なんて忘れてますよ。

上記イベントが行なわれたのは2019年5月19日(日)ですね。3年前のイベントのことなんて忘れてますよ。

中央省庁ではいわゆる学閥でグループが形成されることも多いと聞きます。村木厚子氏がどれだけ官僚として優秀だったかがうかがいしれます。そんな方々を向こうにまわして立ち回ってるのだから(削除:よいしょはしない)

年末年始はイベントが盛りだくさん。毎日目が離せませんね。