見出し画像

シュウメイギク(秋明菊、あるいは秋冥菊)

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002832

愛される清楚なたたずまい
矢山 禎昭
2006-11-08 08:27

【画像省略】
清楚な白花は和風庭園によく似合います
撮影者:矢山禎昭

 キクの名がついていますが、キンポウゲの仲間です。花の白い部分は花弁ではなくガク(萼)です。真ん中にある黄色い部分がシベ(蕊)です。白のほかに桃色や淡紅紫色もあります。シュウメイギクはその清楚なたたずまいで愛されています。
 
 この夏、日本経済新聞は、昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯合祀について語った言葉を宮内庁の富田朝彦・元長官がメモに残していたニュースを報じました。「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と語ったという昭和天皇のお言葉は、多くの人びとに衝撃を与えました。

 富田夫人は故・富田氏を回顧して、昭和天皇はシュウメイギクがお好きだと聞かされていた、と語っています。

 シュウメイギクは古代に中国から渡来したといわれますが、京都市北山の貴船町一帯に自生する種もありキブネギク(貴船菊)の名があります。

 さらに、タイワンシュウメイギクとの交配でつくられたジャパニーズアネモネと呼ばれる一群があります。これらを含めてシュウメイギクと呼びます。キンポウゲ科アネモネ属の多年草。


【画像省略】
群生は見栄えがあります
撮影者:矢山禎昭

【画像省略】
淡紅紫色もあり、8月中ごろから咲いています。花びらに見えるのはガク
撮影者:矢山禎昭

(撮影 2006.08.24 & 10.15 川崎市宮前区及び高津区で)

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記
この記事はフォトギャラリーに掲載されました。


この記事についたコメントは7件。

7 レナード 11/22 01:00
国民記者(kokuminkisya)さん

記事を待っています。

6 国民記者 11/16 01:17
思うところあって消しました。失礼しました。

2 レナード 11/09 20:41
1 ネコヤナギ(nekoyanagi)さん

ご意見ありがとうございました。

シュウメイギクは、その清楚なたたずまいゆえに多くの人に愛されている。そして、昭和天皇もお好きだったそうだという話をエピソードとして入れました。

1 ネコヤナギ 11/09 02:07
富田メモから昭和天皇。昭和天皇からシュウメイギクですか。
真贋も定かでない富田メモをあたかも昭和天皇のお言葉と決めつけたような論調はいかがなものでしょう?

それにしても花の紹介の導入部としては不粋ですね。


ん~、市民記者さんの書く記事は基本的に手を入れないという話ですが、編集部から「この部分を書き直してほしい」などの要望はあったようですし、この記事の場合も多少の助言はしても良かったのではないかと思います。

日本版オーマイニュース編集部には元共同通信、元朝日新聞、元毎日新聞、元北海道新聞、元日経新聞、元週刊現代、元週刊金曜日等々、文章を書くことに関してはプロの方々が集っていらっしゃったのですから、そのような指導を受けられるかもしれないと市民記者に登録した方もいたのではないかと。

具体的にどのように書き直せばよいかはわたしが口を挟むようなことでもありませんし、ちょうどこの時期にお手本となるような記事が朝日新聞オンラインで掲載されていましたので貼っておきます。

メンズウェアの胸元 ワンポイントおしゃれに復活(Wayback Machine)

せっかくなので全文引用しておきますね。

メンズウェアの胸元 ワンポイントおしゃれに復活
2006年09月11日

 メンズウエアの胸元に、ワンポイントマークが復活している。かつては中年男性のゴルフ用ポロシャツに、必ずついていた傘や熊などのマーク。それが今、おしゃれな装飾としてさまざまな形に進化している。パリ、ミラノの07年春夏メンズコレクションでも、主要ブランドは軒並みワッペンや刺繍(ししゅう)によるマークを強調していた。

【画像省略】
ボッテガ・ヴェネタ

【画像省略】
ルイ・ヴィトン

 復活したワンポイントマークは、ブランドのロゴとは限らない。オリジナルのエンブレム(紋章)を大きくスポーツシャツに刺繍したドルチェ&ガッバーナも、これがブランドの正式紋章というわけではない。あくまでトレンドの「スポーツ気分」を、今風に表現しただけだ。あえて巨大化させたマークには、ジョークのニュアンスも感じられるが、慣れてくると何も装飾のない服のほうが、物足りなく思えてくる。

 ボッテガ・ヴェネタも大きな数字をニットカーディガンの胸元に縫いつけた。こちらは60~70年代に流行した、頭文字や数字のマーク入りが特徴の「レターニット」をほうふつさせる。
 一方、ジャケットの胸にワッペンをつけ、「クラブブレザー」風に見せたのはエンポリオ・アルマーニ。コレクションのテーマも「メンバーズクラブ」。限られた会員によるスポーツクラブでの装い、といった上品さが漂う。

 もともと胸にマークをつけるやり方は、60年代半ばから80年代半ばまでが全盛期。やはり大きめのエンブレムを強調したバレンシアガのジャケットを見ても、当時長くメンズファッションの主流を占めていた「アイビー」や「トラッド」を連想させる。

 ジュンヤ・ワタナベはラコステとのコラボレーションで、カラフルなポロシャツを発表。「きれいめデニム」と合わせた姿は、「ちょいワル」というより「おりこうサン」だ。

 変わりダネは、ハワイをテーマに、ハイビスカスとモノグラムの花柄を合体させた、ルイ・ヴィトンの男性用コサージュ。おさえておくべき流行を、誰よりも進化させた形で見せた。

 アレキサンダー・マックイーンの、胸元を飾る花の刺繍や、自社のロゴマークの三角印をポケットのふたにしたプラダも面白い。

 それにしても、マークやエンブレムは本来、軍隊や国家、学校や会社など、何かに帰属することを表す。今、若い女性には「愛されOL」系のモデル、エビちゃん(蛯原友里)が人気だが、これからは男性にとっての理想像も「さわやか正社員」系になるのかもしれない。そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。

メンズウェアの胸元 ワンポイントおしゃれに復活(asahi.com 2006年9月11日)より引用

そういえば、桜ういろう氏のご親戚の方も毎日新聞や共同通信で記事をお書きになった経験があるようですね。ぜひご指導をお願いしたいものです。