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無線LANの功罪
引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002557
-本当は危険!? 安全に使おう無線LAN-
K本 Y敬
2006-10-21 22:14
ケーブル配線不要でしかも簡単に、家の中のどこでもインターネットを楽しむことができる無線LAN、最近ではゲーム機までもが無線LAN機能を使ってインターネットに接続し、世界中のプレーヤと対戦を楽しむことができるようになりました。
しかしその反面大きなリスクがあります。電波はケーブルと違い、どこからでも送受信することができるので、簡単に盗聴できるという危険性があります。
そのため、無線LANには暗号化という機能を使って盗聴を防止しているわけです。しかし、購入して初期設定のままで使っていると暗号化されないまま通信を行っていることになります。無線LANの初期設定は専門用語が多いので設定を行わない家庭は少なからずあるのではないでしょうか。
暗号化の設定をせずに使用すると盗聴されるばかりではなく、勝手にアクセスポイントに接続されて、有線LANやインターネットまでもが利用される恐れがあります。
また、正しく暗号化の設定を行っても盗聴が防げるわけではありません。無線LANの暗号化方式の一つであるWEPは通信内容を数時間で解読できるといわれています。
そこで、無線LANにも新しい暗号化方式(AESなど)が登場しているわけですが、残念ながら対応している無線LANのアクセスポイントや子機がまだ少ないです。またニンテンドウDSやPSPなどの携帯ゲーム機ではこれらの新しい暗号化方式には対応していません。
では無線LANを安全に使うにはどうすればよいのか、まずパソコンのみで無線LANを構築するのであればAESなどの強固な暗号化方式を使用することを強くお勧めします。
次にゲーム機なども無線LANを通じてインターネットに接続する場合はWEPを使用しますが、WEPでも解読が難しい128ビット方式を使用することをお勧めします。
設定の仕方そのものがわからない場合はバッファローのAOSS®やNECのらくらく無線LAN設定®といった本体のボタンとパソコン画面上の設定ボタンひとつで無線LANの適切な暗号化設定を自動的に行う機能のついたアクセスポイントや子機を使用することをお勧めします。
無線LANの使い方の説明でした。