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痩せるのは食物繊維よりセルロース
引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002555
痩せるために大事なこと3
K野 Y一
2006-10-21 22:02
セルロースも食物繊維の一部ですが、ここで言いたいのは粉末や液体にした食物繊維では痩せないということです。
植物は動物に簡単に食べられないように細胞をセルロースで覆いました。このセルロースを分解できるのはシロアリの体内にいる細菌だけです。
草食動物は植物を栄養にしようと腸を長くしたり胃の数を増やして大量の植物を食べ、やっとわずかな栄養を摂っています。(だから体が大きいので太っているわけではありません)
人はすぐに内臓を変化させることはできませんから、植物を食べてもほとんど栄養を摂ることができません。それを利用して痩せようとしているのに粉末や液体にした食物繊維
を摂るのでは、まったく効果が得られません。
痩せるのであれば自然のままの野菜を料理して食べ、排便するという普通のことを習慣にすることです。
これも意味不明な記事です。セルロースをはじめとする食物繊維が人体で栄養として吸収されないのは、人間が消化酵素を持っていないためです。このことはこの記事の本文中にもほぼ同じ主旨のことが書かれていますので記者さんも理解されていることだと思います。
で、
植物を食べてもほとんど栄養を摂ることができません。それを利用して痩せようとしているのに粉末や液体にした食物繊維を摂るのでは、まったく効果が得られません。
との記述から、トロっとしたジュレ状にまでセルロース(食物繊維)を切り刻めば胃酸(主成分は塩酸)などの作用により腸で吸収できる単糖類へと加水分解されると考えておられるようですが、食品に添加される食物繊維はそのような緩い条件ではほぼ加水分解されることはありません。
具体的な商品名で書くとアサヒグループ食品の「とろみエール」などはこの難消化性デキストリンを使用した製品ですね。普通にドラッグストアで売っている一般的な商品ですので入手も容易です。ご確認を。
栄養バランスのとれた食生活のために野菜を摂取することには賛成ですが、痩せるためには入るカロリー(エネルギー量)よりも出て行くカロリー(エネルギー量)を増やす以外に方法はありません。野菜を食べてウンコしたから痩せるというのはウソですね。飯を食ったらそれ以上に運動しろという単純な話です。