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教師とて人間である

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003358

常に最善を尽くせるわけじゃない
N清 H喜
2006-11-28 08:15

【画像省略】
写真はイメージ

 近頃、教員の質低下についての論議が増え、生徒に対してのいじめなどの問題から、教師に対する風当たりが強くなっているように感じる。ニュースを見ても、本来は生徒にも問題がある点を教師の責任にするなど、露骨な反教師運動でも起こったかのようだ。

 しかし、教師とて人間である。ストレスも感じるし、苦痛もある。今の学生や親は、その事をはっきりと理解しているのだろうか。

 人間は常に最善を尽くせるわけではない。本人が最善と思っていても、他者はそう判断しない可能性だってある。それらは当然理解されてしかるべきであり、誰もが失敗を犯す可能性を持っている。

 だが、教師や学校という環境の中では、失敗が常に許されない環境にあるのではないだろうか。生徒の進学やいじめ問題、平等な関係……問題は山積みだ。生徒の人生を決めると言っても過言では無い学校において、教師の重圧は凄まじいものがあるはずだ。保護者や学生はそれらを理解し、自分たちにも責任があることを再確認しなくてはならないのだろうか。

 もちろん、教師の質低下を許容するわけではない。しかし、同時に教師を便利屋と勘違いし、何でも押し付けるような事だけはしてならないのだろう。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


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この記事は2007年10月13日(土)までは掲載、2007年10月26日(金)には取り下げられました。取り下げられた理由は不明。

これがベストという策はありませんが、小学校にせよ中学校にせよ教師の数を増やして1人にかかる負担を減らすことから始めないとどうしようもないと思います。担任のいないクラスが常態化しているというのも異常です。

先生の威厳というものがなくなったのが原因の一部ですかね、やっぱり。