見出し画像

ジャイナ教徒と仏教徒はヒンズー教徒ではない

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001859

グジャラート州の反改宗法の改正で論争
記者名 アマニダル・パル・シャルマ
2006-10-03 07:59

 インド・グジャラート州が9月21日、法律を改正し、ナワル・キショレ知事が承認すれば、仏教徒とジャイナ教徒はヒンズー教徒として区分される。このことをめぐって、論争が起きている。

 グジャラート州は右翼のヒンズー至上主義者、インド人民党(BJP)によって支配されている。

 それは、2003年3月に通過した反改宗法の改正である。その法律によると、同じ宗教の間の改宗は許されている。カトリックがプロテスタントに、シーア派がスンニ派に改宗することは許されている。しかし、異なる宗教の間での改宗は、政府の許可がないままのでは許されない。

 改正法では、仏教徒とジャイな教徒はヒンズー教の宗派と区分されているので、ヒンズー教への改宗は許される。

 改正案が導入されたのは、政府が2003年の法律を実施できないでいるからである。そして、政府はこの改正で事態の打開をはかりたい考えだ。

 わたしの考えでは、この動きはインドにおけるすべての宗教的少数派を弾圧しているBJPの典型的なものであり、もしジャイナ教徒たち仏教徒が抗議すれば、政府のヒンズー至上主義の政治の犠牲者になるであろう。

 BJPは、その法律はカーストの最底辺にいる貧しいヒンズー教徒が、強制的に改宗させられないよう守るのが目的だとして、その法律を擁護する。キリスト教の伝道師は、貧しいヒンズー教徒をキリスト教に改宗させために、えさで釣っていると非難されている。イスラム教徒も非難されている。

 インドで強制的にひとつの宗教から別の宗教に改宗させられるケースは実際にはない。しかし、ジャイナ教と仏教のように進歩的な傾向のイデオロギーとヒンズー教のカースト制度の不公正と残虐性から、低いカーストのヒンズー教徒(ダリト)はジャイナ教と仏教に惹かれている。

 新しい法律を批判する人たちは、それは憲法違反であると主張する。インドの憲法は、ジャイナ教、ヒンズー教、それに仏教は3つの違った宗教であると認めている。これにより、修正を実施することは不可能かもしれない。

 ヒンドスタン・タイムス紙に対して、「少数派のための全国委員会」の議長のハミド・アンサリは次ぎのように語っている。

 「議員は、コミュニティの宗教的アイデンティティをこのようなやり方で決めることはできないし、すべきでない。この決定は、コミュニティ自身によぅて民主的なやり方で決められるべきである」

オーマイニュース英語版から

オーマイニュース(日本版)より

この記事についたコメントは2件。

2 おばかなねらー 10/04 02:59
ジャス(ant11771) 氏殿

ワラえました。指摘どーりだな!と思いきや、ちがうちがう

ジャス(ant11771) 氏殿 まちがってますよ
シャイな教徒? じゃなく ジャイな教徒 でもなく ジャイナ教徒 です
(^^;) お気を付け下さいまし(_"_)

1 ジャス 10/03 17:13
 ん?
 ”シャイな教徒”?
 ぢゃなかった。”ジャイな教徒”だった(^^;)
 お気を付け下さい(_"_)


英語と日本語を使える韓国オーマイニュースからの出向スタッフさんによる翻訳記事ですね。変換ミスや誤字脱字は正直な話わたしもちょくちょくやらかすので指摘することはないのですが、

この決定は、コミュニティ自身によぅて民主的なやり方で決められるべきである

の翻訳は珍しいパターンの誤字だと思いました。一度ノートか何かに下書きしてから日本語記事として入力したのが原因かなと推測します。