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民主党躍進でヒラリー議員の去就に焦点

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002999

本人は依然明言せず
苅田 保
2006-11-11 03:27

 11月7日投票の米議会中間選挙は、大方の予想どおり、ブッシュ大統領の支持母体の共和党が上下両院で大きく議席を減らし、民主党が大きく躍進した。共和党は、イラク戦争の泥沼化やスキャンダル・汚職事件の続出で、自滅した格好になった。こうした民主党への追い風に乗って、早くも2008年の大統領選挙をめぐって、米メディアは、ヒラリー・クリントン上院議員(59)の去就に注目している。

【画像省略】
ヒラリー・クリントン上院議員(2006年10月撮影、ロイター)

 ニューヨーク州選出のヒラリー議員は、今回は議員2期目の改選選挙だったが、結果は有権者の67%の票を獲得。共和党対立候補に圧倒的な差をつけて快勝した。同議員は、これまでもいくたびか、メディアから大統領選に出馬するかどうかについて尋ねられているが、上院議員選挙戦を理由に、明確に答えていない。

 民主党は今回の中間選挙の結果を受け、次の大統領選挙でホワイトハウスを奪還するのが現実的になったとみている。その民主党の大統領候補の中心にいるのが、クリントン前大統領のファーストレディーでもあったヒラリー議員だが、民主党内にも、ヒラリー議員で、果たして勝てるのかとの声もあるようだ。

 大統領選挙は、共和、民主両党の指名候補者の一騎打ちになる可能性があるため、浮動層を含め、広範に支持を集められる人物が有利になる。ヒラリー議員については野心的な政治家だとしてこれを嫌う層が根強く存在しており、仮に共和党からマケイン上院議員や、ジュリアーニ前ニューヨーク市長が出馬した場合に、苦戦することも予想されている。

 米ABCは上院選挙戦中、ヒラリー議員に密着取材し、大統領選出馬の本音を探っているが、相変わらず、まだ決めていないと答えている。しかし、ブッシュ大統領の指導力については「失望している」と述べ、イラク戦争をめぐるブッシュ大統領の政策運営については、「大統領は議会を、国家をミスリードし、権力を誤って行使した」と指摘した。

 その上で、ブッシュ大統領、チェイニー副大統領に対し、一部の側近にしか耳を傾けない政策運営を改め、各方面から意見を聞くべきだと提言した。

 ヒラリー議員は、イラク戦争を混乱に陥れたラムズフェルド国防長官の辞任を早くから主張し、新しい進路を取るべきだと主張していた。ブッシュ大統領が今回、中間選挙の敗北を受け、ラムズフェルド氏の辞任を決めたことに対しては、新しいスタートになるとして一応の評価をしている。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


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政治家が国政のトップに立つ野心を持たないでどうするよ?と思います。その意味では立憲民主党の泉健太代表や日本共産党の志位和夫氏が総理大臣の座を狙うことを否定はしません。わたしは絶対にそれらの党に投票はしませんが。

あとれいわ新選組にも投票しない。当たり前体操。

国政では議席を得ていませんが、朝鮮総連と強いつながりのあった日本社会党の流れをくむ新社会党も地方では地味に議席を獲得していたりします。根っこはいつまでも残り続けるねぇ。学校教育がどれだけ人格形成に大きな役割を果たしているのかの傍証ではないかと思います。今の子はそうでもないかもしれませんが、団塊ジュニア世代だと「利他的行動は善」「金儲けは悪」みたいな気持ち悪い思想が行動の根っこに見え隠れすることも多々あります。(本来の意味での)「他人(ひと)の嫌がることを進んでやりましょう」なんてその典型じゃないの? 「ちゃんと掃除しとけよ」「整理整頓しろよ」で済む話をさも社会貢献しているかのような良い話にすり替えてるのか昔から疑問に思っていました。嫌なガキだったろうねぇw