「ネット事件」と「有害サイト」 1 ねなしぐさ はじめ 2023年4月30日 02:55 引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/MediaCriticism.aspx?news_id=000000002916情報をどう読むか ~メディア・リテラシー11渋井哲也2006-11-06 11:46 長野県小諸市の小学6年女児(12)が10月21日から行方不明になり、25日未明に神奈川県小田原署で保護された。長野県警小諸署は同日午後、未成年者誘拐の疑いで、女児を連れて小田原署に来た東京都町田市の自称無職・青木宏憲容疑者(31)を逮捕した。女児とインターネットのメール友達募集のサイトを通じて知り合った、とされている。【画像省略】子どもたちも携帯電話で気軽にネットを使えるようになった(写真はイメージ、ロイター) インターネットを通じて、男が小6の女児と出会い、4日間にわたって連れ回した。男は連れ回したことは認めたが、無理に連れ回したのではなく、同意だと主張している。また、わいせつなどの供述はない。 男と女児が出会ったのは、いわゆる「出会い系サイト」ではなく、「メル友募集サイト」と呼ばれるものだ。「出会い系サイト」は、法律で定義され、利用が制限されている。 いわゆる「出会い系サイト規制法」(正式名称「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」)における「出会い系サイト」は、異性交際が目的のユーザーに対して、電子メールや掲示板、チャットなどによって、相手方とのコミュニケーションが可能になるサイトを指す。 禁止行為として、(1)児童(18歳未満の者)を性交の相手方になるように誘因すること、(2)人を児童との性交の相手方になるように誘因すること、(3)対償を供与することを示して、児童の異性交際の相手方になるように誘引すること、(4)対償を受けることを示して、人を児童との異性交際の相手方となるように誘引すること――があげられる。 2人が出会ったサイトは「異性交際」ではなく、「メル友募集」が目的だった。そのため、法的に「出会い系サイト」とは言いがたい。また、報道によると、「児童を性交の相手方になるように誘因」はせず、「対賞を供与することを示した」わけでもない。「出会い系サイト規制法」には抵触しない可能性が大きい。 スポーツ報知(10月26日)によると、「メル友募集サイト」で、女児と見られる「小6の女のコ」の名前で「小諸に住んでます メール待ってるよ カレシ募集」と記されていたという。女児が募集していたところに男が応じた。 男は相手が「小6の女のコ」であると分かって、女児に会いに行った。しかし、小6女児の同意はあったにせよ、親の同意なしに連れ回すことの結果について、男は考えなかったのだろうか。自らの行動の結果を読み取ることができなかったということか。 こうした事件が起きると、サイトを閉鎖したりする動きがある。出会い系サイト関連事件や自殺系サイトにからむ事件が起きれば、サイトにアクセスできなくなったりする。今回2人が出会ったサイトでも、メル友募集コーナーが利用停止となった。 ネットでの出会いに関する事件は今後も起きるだろう。なぜなら、インターネットには、至るところに出会いがあり、コミュニケーションの相手方と会いたいという欲求が起きる可能性があるからだ。 単に、インターネットでの出会いを禁止することが、インターネットに対するリテラシーではない。また、子どもはいつも大人の監視下にあるわけでもなく、大人の目の届かないところでコミュニケーションをしている。 そうしたコミュニケーションの道具について、どのように使うべきか、またネットで知り合った相手方との出会いはどのようにあるべきかをきちんと考えられる「インターネット・リテラシー」の向上を目指すべきだが、ではどのような方策が考えられるのだろうか。(この項続く) (NPO法人・ユナイテッド・フューチャー・プレス)【しぶい・てつや】 1969年栃木県生まれ。93年東洋大学法学部卒。「長野日報」社を経て、98年フリーに。2001年東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。著書に『「田中康夫」研究』(ワニブックス)、『ネット心中』(NHK出版)など、新著は『ウェブ恋愛』(ちくま新書)。【関連記事】高校生に取材されたテレビ局(下)高校生に取材されたテレビ局(上)事実をともに掘り起こすための参加取材される側に回った「ネット心中」事件追加取材で初めて見える第1報とは異なる実像ネット心中事件に見るマスメディアの短絡志向オウム事件、マスコミ報道から見えない真実発言した事実と、発言内容の事実性「逮捕」を「犯人」と思い込む危険警察リーク情報の危うさオーマイニュース(日本版)より※引用文中【画像省略】は筆者が附記この記事についたコメントは8件。8 tc 11/15 01:12(下から続き)で、どうするか。a.~だから街の形を作る必要がある。小学生が夜の繁華街をうろうろしてたら補導されたりするのと同じ、リアルな感じでアイデンティティが可視的になる必要がある。例:子供の携帯や子供用パソコンからアクセスしたら第三者から子供だと判る仕組みとか。そういう仕様ができるとか。b.~いや、アイデンティティはデバイス側で押さえといて、水際で防ぐ方法を高度化するしかないし、今度レイオッズィーちゃんがつくってくれるAI搭載のファミリーグループウェアばりばりのウィンドウズパソコンでそれができるはずだ。とか。c.~いや、ネットの参加者がみなコミュニティの参加者が子供や未成年である可能性を常に意識する、そういう共通認識が必要だ。仕組みでおさえると超管理社会になるかもとか。d.~いや、これからが人間社会の正念場だ。子供も大人もない、エイジフリーな混沌があたらしいカルチャーだ。とか。ま、それとは別にこういう記事にインターバルというか幕あいというか、そういうのがあるのも面白いですね。。。いろんなコメントを幕の向こうで眺めながら舞台のほうの演出も変えてゆくとか、そういうゲームチックなのも面白いかも…と、ふと思いました。7 tc 11/15 01:11プロのライターの方ですね。たまにコメントに参加することもあるのな?(そういう仕組みならちょっとエキサイティングですね、ライターの方とやりとりできるのもちょっと感激ですし、芸能人にも気軽に市民記者やってもらうと盛り上がったりして…そういうカルチャーができると新しいかも)>単に、インターネットでの出会いを禁止することが、インターネットに対するリテラシーではないんん、単純に考えると低年齢の子供がネット使うことについては、自転車で高速道路にあがるようなことになってしまうので、単に制限すればいいんじゃないかと思うが。制限方法の工夫これから展開されるのか、それともネットという「場」についての認識のあり方とそれをベースにしたわきまえについてだろうか?…といろいろ想像。>ではどのような方策が考えられるのだろうか。(この項続く)さて、続きを待ちつつも考えてみようかな・・・コミュニケーションの場としてのネットはあらゆる生活空間を一気に凝縮したような場であって、リアルの場での物理的・身体的制約を飛び越えてしまう。ペアレンタルコントロールなんかをすり抜けたら、それは成年雑誌がその辺に落ちてたから拾ったっていう次元をはるかに通り越してしまい、あらゆる繁華街、雑踏、家の各部屋を距離感なく通り抜けられるような、物理的に街の形をなさない街への扉を開いたも同然だ。なんてね。それほどでもないだろうけど。(上に続く)6 ジャス 11/09 19:04インターネットも所詮、道具の一つにしかすぎません。何をどう子供に使わせるかは、親の責任と思います。これは、インターネットに限ったことではなく、世間一般に言えることではないでしょうか。新しい道具や手段が出現するたびに、このような問題は出てくるのではないかと思うのですが・・・5 哲人 11/08 15:07これってインターネットの問題?子供と遊びたがる変態オトコと、知らないオヤジに会いたがる馬鹿ガキの問題で、インターネットは手段に過ぎないと思います。子供が本当に心配だったら、携帯を持たせなければいい。私はそうしました。わが子は「持ってないのは私だけ」とか「仲間はずれになる」とか抵抗したが、聞く耳は持ちませんでした。別にいじめられも仲間はずれにもなりませんでしたが。小学生に携帯電話を持たせる必要などどこにもありません。子供に持たせて安心したいのは親の方だと思います。今年起こった児童殺害事件でも携帯を持っていた被害者がいましたが、なんの役にもたっていなかったのは記憶に新しいところです。4 呆 11/07 22:43記者に質問です。タイトルにある「有害サイト」てなんですか。定義してください。「出会い系サイト」のことですか?でも、この記事でとりあげているのは「メル友募集サイト」ですね。「メル友募集サイト」が「有害サイト」の実例なんですか?センセーショナルなタイトルでアイキャッチして、記事を読ませて、読者を差別的な観念に誘導する。素晴らしい。まさにメディア・リテラシーが必要ですね、この記者さんの記事を読むときには。この記事は演習問題なわけでしょうか。2 スナギモ 11/07 09:18いつも思うんだけど、内容が難しくないんだからもっと簡単な言葉で書いた方がいいと思いますよ。1 ニーノ 11/06 22:42小学生までが携帯電話を持つ時代、対処療法ではあるが携帯電話側の機能拡充を望みたい。携帯の各キャリアは使用者の年齢情報や保護者の許可する機能を管理し、法的に可能な範囲で、操作内容が保護者にチェック可能とする機種を開発して欲しい。もしも私が、中学生以下の子供に携帯を持たせるなら次の機能が欲しい。・メールの送受信相手に親の承認が必要。・サイトにアクセスしたもの同士メッセージ交換を許すサイトは親の承認が必要。双方向の通信は親が顔を知っている人とのメールや、小学校等のホームページの掲示板への書き込みに限定したい。検索語の送信を必要とし、その中に掲示板を含む検索サイトやゲームサイトはどうしよう。親の承認の無いサイトは送信データを親に転送してもらおうか。キャリア間競争が激しい昨今、親が安心で子供も欲しがるかっこいい携帯の開発を望む。インターネットはプロバイダに機能追加をしてもらうしかないが、ネットカフェはどうしよう。どこかで真剣に考えている人たちがいるのだろうか。(削除) 『あつまれ どうぶつの森』が「中国のショップ」から一斉に姿を消す - AUTOMATON 『あつまれ どうぶつの森』パッケージ版が、中国の小売店から一斉に姿を消していると報告されている。 automaton-media.com そこにツールがあればどのような形であれ何らかのコミュニケーションは成り立ってしまうと思いますよ。 【解説】中国で「あつ森」販売禁止!本当に怖い中国サイバーセキュリティ法違反 | JOYTEL 任天堂Switchの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」が中国の店頭から消えたと報じられています。一部のプレイヤーの利用方 www.joytel.jp 中国非公式警察署事件 米司法当局がNYで2人逮捕 中国公安部の指示で活動 佐々木類氏「日本も真剣にスパイ防止法の制定を」(1/2ページ) 米司法当局は17日(現地時間)、ニューヨークにおける中国の「非公式警察署」の開設・運営に関与したとして、中国公安部の指示 www.iza.ne.jp ダウンロード copy #OhmyNewsJapan 1