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終わらない旅~【サンフランシスコ準備編】

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001894

このシリーズ企画に関して、各記事への追記のたびにタイトル・サブタイトルが随時修正されたため、個々の記事ごとに最終的な追記を終えた状態のものを引用します。

市民記者・自転車アメリカ大陸横断記 <2006/10/1>
K原 T(2006-09-28 19:46)

終わらない旅~【S.F→L.A】Part1 <2006/10/2~10/4>
終わらない旅~【S.F→L.A】Part2 <2006/10/5~10/12>
終わらない旅~【L.A→フェニックス】 <2006/10/12~10/15>
終わらない旅~【フェニックス→グランドキャニオン】Part1 <2006/10/15~10/17>
終わらない旅~【フェニックス→グランドキャニオン】Part2 <2006/10/18~10/26>
終わらない旅~【グランドキャニオン→オクラホマシティ】 <2006/10/27~10/30>
終わらない旅~【オクラホマシティ→セントルイス】Part1 <2006/10/31~11/4>
終わらない旅~【オクラホマシティ→セントルイス】Part2 <2006/11/4~11/8>
終わらない旅~【セントルイス→コロンバス】 <2006/11/8~11/13>
終わらない旅~【コロンバス→ビッツバーグ】<2006/11/14~11/19>
終わらない旅~【ビッツバーグ→ストラウドバーグ】 <2006/11/19~11/24>
<最新>
終わらない旅~【ニューヨーク到着】 <2006/11/26>

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【10月1日22:28】(日本時間13:28)
いよいよ明日、出発です。
約7日かけてロサンゼルスに行きます。
まずは、サンノゼを目指し、南下する予定です。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【10月1日10:43】(日本時間2:43)
今回は、パソコンからレポートを送ろうと思い、インターネットに接続できる場所を探しましたが、大変でした。
結局、近くの大学に入りました。
入り口にパソコンがあり自由に使えたのですが、日本からのメールの文字が全部「?」になっています。
理解できたのは1通のみでした……。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【9月30日13:40】(日本時間5:40)
アメリカ上陸して初の快晴。気温も上がり、暑くなりました。
旅の装備を買いに、海岸まで歩いて行ったところです。
そこで、警備のルーニーさん出会い、ひと時の会話を楽しみました。
ルーニーさんも、今日は暑いと言ってます。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【9月29日20:45】(日本時間12:45)
サンフランシスコのゴミ箱です。いたるところにあり、町はすごくきれいです。マナーがいいんですね。
今から寝ます。移動でつかれたけど、すごくなじみやすい街でした。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【9月28日17:00】(日本時間9:00)
こちらは寒いです。
ホテルにチェックインして、今は近くを散策しています。
異国でのチャリは少し緊張しますね。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【9月28日12:00】(日本時間4:00)
サンフランシスコに着きました。緊張します。
これから体験したものを伝えていきたいと思います。
【画像省略】
(撮影者:K原T)

【編集部注】北原さんからのレポートは機動性を考慮し、主に携帯メールで送られてくる予定です。

【画像省略】
北原さんの予定ルート(OhmyNews)

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(2006/9/28掲載)
【編集部から】
 市民記者のK原Tさん(23)が初めてオーマイニュースに来たのは、創刊前の8月中旬のころ。自転車によるアメリカ大陸横断の旅を計画していたK原さんは、知り合いにオーマイニュースに旅のレポートを掲載してはどうかと薦められ、その相談に訪れたのです。

 そこでK原さんは、大学4年生のときに自転車で日本を横断したこと、卒業後は約90日をかけてお遍路さん(四国88カ所巡拝)をしたこと、そして集大成として自転車でアメリカ大陸を横断する計画があることを、情熱を込めて語ってくれました。

 その話を聞きオーマイニュースでは、K原さんの旅を応援するとともに、彼のアメリカ横断レポートを掲載していくことを決めました。

 そんなK原さんがいよいよ今日、自転車によるアメリカ大陸横断の旅に出発しました。

 アメリカ大陸横断は、今日9月28日に日本を出発し、サンフランシスコ → ロサンゼルス → グランドキャニオン・モニュメントバレー → オクラホマシティ→カンザスシティ → セントルイス → シカゴ → トロントと巡り、12月20日ニューヨークに到着する全行程約6300kmの旅です(地図参照)。

 市民記者および読者の方々は、彼の旅を温かく見守ってください。そして、現在、アメリカに滞在中もしくは在住の市民記者・読者の方で、K原さんの旅を応援・協力したいという方がいらっしゃれば、ぜひ編集部までご一報ください。

 以下に、K原さんから送られてきた「旅立ちの記」と、出発前日に編集部に届いたメールを掲載します。

 これからのK原さんのチャレンジにご期待ください。

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【旅立ちの記】K原T

 市民記者・K原はアメリカを自転車で横断します。それは、アメリカの真っ赤な大地を見に行きたいから――。私が感じたアメリカ各地の姿を、アリのように小さな視点で、できるだけリアルタイムに伝えていきたいと思っています。

 きっかけは、子どものころから自転車の旅が好きで、それが延長して日本の外に向かってしまっただけのことです。自転車で日本の海や山の景色を見て、次は「真っ赤な大地を見てみたいなぁ」と思い、アメリカに行ってみようと決めました。

 私は風景を見るのが好きです。それは、「癒される」という意味ではなく、自然からのエネルギーをたっぷりもらえるような気がするからでもあります。たぶん、自然はうそをつかないからだと思います。そこが旅をやめない理由の1つなのです。

 旅をするうち、「桜の木は、桜の花しか咲かない」――こんな当たり前のことを改めて教えたもらったことがあります。自然はうそをつかないから、旅をしているときは自分も気持ちが素直になれるんだなと、日常生活を送る中で思い返しています。自転車は、そうしたことに気づかせてくれる風景を、心地よいスピードで変えてくれる最高のアイテムなのです。

 自分は英語がそれほど得意ではありません。おそらく、アメリカ横断の旅で交わす地域の人や旅人同士との間で、うまくコミュニケーションができないこともあるでしょう。でも、そうした状況でも、アメリカのさまざまな姿を発見できると期待しています。今回は距離はありますが、時間もその分かかる(のんびりと移動に約70日間をかける予定です)ので、サンフランシスコからニューヨークへ向う間に、さまざまな雰囲気が感じ取れるのではないかと、今からワクワクしています。

 こんなに長い間、旅ができるのは、ある意味、贅沢ではあります。仕事に就くべき年齢ですが、ここで旅をやめてしまうのはもったいないのです。「20代のうちに好きなことをとことんやり続けてみよう」という考えは、旅そのものや旅先で出会った人たちから教えてもらったことなのです。

 大学卒業して2年目、就職すべきだと多くに人から言われました。でも、まだまだ私の自転車の旅は終わらないのです。

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【9月28日付 編集部宛メール】

 こんばんは、明日出発します。

【画像省略】
これからの長旅を共にする我が愛車(上)。成田空港まで自転車を運ぶために梱包しました(下)。 (撮影者:K原T)

 今日は銀行に行ったり、自転車屋さんに行ったあと、旅支度の最終チェックをしました。自転車屋さんには、ダンボールをもらってきました。ダンボールがでかすぎて雨に濡れるといけないので、近くのスーパーでビニール袋をいただいて、そのビニール袋を飛ばされないようにカメラ屋さんでガムテープをいただいたりと難航しました。

 去年から目標としていたこの旅のスタート地点にようやく来た感じです。アメリカでは、一生懸命足を踏みつけてペダルをこぎたいと思います。

 今日は夕方になって晴れて来たので近くを散歩してきました。しばらく日本の夕焼けや田園、河川の風景が見れないと思うと、今日の夕焼けは特別でした。

 日本のよさとアメリカのよさを比較しながら学んできたいと思っています。

 では、明日、成田空港に向け11時に自宅を出ます。フライトは、17時25分の成田発サンフランシスコ行きです。

  自転車とともにアメリカ横断できるよう、健康に注意して行ってきます!

次の記事は以下

この記事についたコメントは11件。

11 ふねしゅー 10/01 14:04
K原様

はじめまして。
以前私は2年半の歳月をかけて、自転車で世界を走ったことがあります。そのときの旅行記をこちらオーマイニュースにも書かせていただいているので(アラスカハイウェイ云々という題で3話目が載っています)、自転車旅行記が2本連載されているということになりますね。私の場合、もう既に過去の旅ですが、リアルタイムというのは臨場感があり、より面白さがあると思います。

私の経験からすると、アメリカというのは、アウトドアが盛んな国であり、キャンプ場などの設備が非常に整っている反面、車優先であり、自転車にとっては案外走りにくい国でもありました。日本国内のように順調に進まないことも多いと思いますが、それがまた旅の醍醐味でもありますので、めげずに頑張って下さい。

旅の無事をお祈りしています。

10 四季 09/30 23:51
若いってことは得難い財産です、良い企画だと思うと共に心配も致しますが、種々目一杯吸収して来て下さい、私も40年昔歳の離れた従姉がシカゴに居住しておりました、『俺も行く』って頼んだのですが『私は何時も拳銃をバッグに入れている、お前には無理だ』って云われました。

無事帰国を祈りながら読ませていただきます、御身大切に!

9 通りすがり 09/29 07:18
 アメリカ在住です。ニューヨークは早い時だと10月末、遅くても11月始めには雪が降り始めます。寒さは(冬の)北海道くらいです。
 また、もちろん、好男子さんがおっしゃるように治安は悪いところは悪いですから気をつけないといけないです。(昼間に銃声とか)
 テレビとかのこういう企画だと、安全が担保されているような気がするのですが、ここの企画だと生きるも死ぬも本人次第っぽいですよね。
 心配です。

8 好男子 09/29 01:57
3ヶ月近くの旅。
冒険はいいことですが、
米国は日本よりも治安が悪いのでくれぐれも気をつけてください。

7 レナード 09/29 00:04
K原Tさん

アメリカ合衆国のWest Expansionのルートを逆にたどるわけですね。Bostonには行かないのですか。Back to the futureの旅行記が楽しみです。

6 p.p.y.v. 09/28 23:18
この前お会いした高校生です。長い道のりかと思いますが、お体にお気をつけてがんばってください!

4 ツニー 09/28 22:41
先日お会いした藤沢の者です。旅行記楽しみにしています。
体に気をつけて頑張ってください。

3 ケイタ尻上がり 09/28 20:59
地図を見てるだけで、わくわくしてきます。
どうかお気をつけて!

2 Cane 09/28 20:34
健闘を祈ります。生のアメリカを伝えてください。お気を付けて!

1 シルヴェルヴィント 09/28 20:14
長期ツーリングならドロップハンドルがオススメなんだが・・・フロントバックもないしこのチャリで大丈夫?

リアルタイムでの旅行記というとても魅力的な企画が始まった、と今後の展開を当時のわたしは楽しみにしていました。>>11にご本人もコメントされておられますが、日本版オーマイニュースでの自転車紀行記事企画は2つ目となります。似たようなシリーズ記事かもしれませんがそれぞれの色が違うので企画としてはアリだと思います。『電波少年』での猿岩石やドロンズの旅を見ていましたので、媒体は異なるとはいえ続きの記事を待ち遠しく思っていました。

『電波少年』のヒッチハイクでのユーラシア大陸/南北アメリカ大陸横断の旅は裏でいろいろあったようですが、見る分には楽しかったです。

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このシリーズ企画での各記事のタイトル・サブタイトル修正について。個々の記事ごとに細かく追記されており、その度に修正がなされたため回収できたタイトル・サブタイトルは完全とは言えませんが、そのうちの一例をこの記事「終わらない旅~【サンフランシスコ準備編】」についてのみ以下に記しておきます。面倒なので以降のシリーズ記事についてはすべて割愛します。

【9月29日20:45】(現地時間)分追記時↓

終わらない旅~【サンフランシスコ到着】
市民記者・自転車アメリカ大陸横断記 <2>