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デジタル一眼レフはなにがいいか?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001945

失敗しないデジタル一眼レフ選び
記者名 三田 典玄
2006-09-30 09:56

たしかに、最近はどこの観光地に行っても、DSLR(デジタル一眼レフ)を持っている人がすごく増えました。

でも、面白いことに、古い、銀塩の一眼レフを持っているおじさんとか若者も増えていますね。デジタルばかりが写真では、もちろんありません。しかし、いまやプロもデジタルを使わなければ仕事にならない時代でもあります。

こんな時代に「デジタル一眼レフ」が売れています。CIPA - カメラ映像機器工業会(http://www.cipa.jp/)の調査によれば、2005年、日本では約600万台のデジタル一眼レフカメラが出荷されており、今年もその数は増える傾向にある、ということです。

この年末に向けて、一段上の質の良い写真を求めて、デジタル一眼レフを買いたい、という方も多いと思います。以下に、「正しいデジタル一眼レフ選び指南」を載せておきますので、ご参考までに。

最近、mixiなどのSNSの書き込みを見ても、特に活発なのはPENTAX K100Dのコミュニティです。ポイントは手軽で安価、ということです。その次にか派pつなうゴキがあるのが、コニカミノルタから事業を引き継いだSONYの新製品α100です。

このニ機種は、交換レンズではなく、カメラ自身に「手ぶれ補正」がついているので、安価なレンズを買ってきて、手ぶれ補正を利かせることができます。

それにくらべて、Canonは安価なボディとレンズの組み合わせだと「手ぶれ補正」がききません。そして、Nikonの新機種はほとんど画素数を上げただけのモデルを新機種に持ってきて、なんだかこの乱戦の中、パッとしない感じがします。

老舗のブランドであるNikonとCanonは、明らかに「手ぶれ補正」が高価なもの(「手ぶれ補正つきレンズ」を買うことになり、これが高価!)になりすぎて、その先に行けない、という状況になりつつあります。

これに対してPENTAX-K100Dの売り方はキャッシュバックキャンペーンでボディ5万円台のうえ、レンズも全体的に安く、おまけにレンズではなく、ボディに手ぶれ補正がついている、という「おトク感」が非常に高いため、人気が高く、お店によっては品切れが続いているほどです。

とは言うものの、DSLRだろうがなんだろうが、「カメラ」という「モノ」にかかわると、いくらおカネがあっても足りません。交換レンズはほしくなるし、ストロボなどのアクセサリーも非常に多く、のめりこめば、もっと他の機種も欲しくなる、というのがDSLRです。最初に買ったものだけでは、趣味が完結しないのです。

だから、「カメラ」にこだわるのではなく「写真」にこだわる、ということを考えるのが、こういう買い物の場合は一番です。そう考えると、カメラはある意味どこのものでもあまり差はありません。問題は交換レンズだ、ということになります。

交換レンズはなにを買えばいいかといえば、今であれば、どこの会社でもある「18-70mm」「70-200mm」くらいのレンズをそろえておけば、まず、たいていの被写体に対応できるので、まずはこの2本から始めるといいでしょう。

そして、もし、これからカメラのボディを買うのであれば、「手ぶれ補正」機構は、実はいまや必須だ、と覚えておきましょう。もし、この機構がないカメラを買ってしまった、そいう場合は「三脚」を買っておきましょう。

三脚は1万円前後のもので、できるだけ重くて頑丈なものを選びます。通常は上に載せるカメラとレンズの総重量と同じくらいの重量以上の三脚を選ぶと良いとされています。

しかし、それでも「いい写真」は、なかなか撮れないものです。「いい写真」を撮るには、2つの原則があります。

1. いい写真が撮れるところに行くこと。
素晴らしい景色のところに行くと、どこにカメラを向けても、素晴らしい写真が撮れます。カメラよりも、どこかに行くことにお金を費やすほうが、良い写真が撮れる、とも言えます。

2. いい写真が撮れる状態を作ること。
決まった場所での写真であれば、一番重要なのは「光のあてかた」です。撮影用のライトや、屋外ではレフ板を用意したりすると、不必要な陰がなくなりパッとした明るい写真が撮れます。

簡単に言えば、まずこの2つが大切です。カメラとかレンズ以上に、この2つにお金がかかる、ということをよく知っておきましょう。

デジタル一眼レフを買うときには、その後も、こんなことにお金がかかるのだ、ということを知った上で買うことをおすすめします。

オーマイニュース(日本版)より

わかりやすいよい記事だと思います。時事性が弱くあまり一般受けしそうにないテーマだったのが「ニュースのたね」行きの理由でしょうか。デジタル一眼レフと聞くと、プロか、お金をつぎこめる趣味の人か、あるいは画質にこだわるYouTuberかと連想します。レンズが高価だとはよく聞く話です。

普通に日常の風景を撮影するならスマホで十分すぎるほどの性能がありますし、何ならvineとかインスタ、TikTokみたいな短い動画撮影でもメインで使って問題ない水準にありますしね。そのうちスマホが勝手に仕事をやってくれてお風呂に入ったりご飯を代わりに食べてくれる未来が来るかもしれません。