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やっぱり辻褄合わせだけの救済案だった

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002828

公明党は高校生をバカにしているのか!
O野 M
2006-11-01 21:59

私の10月30日の記事(高校履修単位漏らし事件 )で、伊吹文科相は履修コマ数さえ合わせれば良いという勘違いフェア論者でない事を祈ると書いた。が、31日に出た文科省の救済案はあまりにも 安直過ぎる。70コマさえ履修すれば、それ以上の分は不要とする案らしい。悲しいかな私の予想は当たってしまった。辻褄合わせのお粗末な案だ。正確に言うと、その辻褄すら合っていないのではあるが。

その上、公明党はその70コマ上限案でさえ負担が大きいから50コマに押さえろ。と、求めているらしい。この案だと、300時間近く振り替えられた生徒も40時間足らずでクリアとなるのだ。数字だけで言えば一日6コマの補習で9日で完了となる。
何をか言わんやだ。公明党案を逆手に取れば、真面目にやっている高校では50コマさえ達成したら、それ以降の授業を全て受験シフトしてもセーフという論理になるではないか。そんな馬鹿げた案で、いったい誰を何から救済するつもりなのか。

高校卒業の称号さえ与えておけば、オールクリアと考えているのであろうか。そんなことをすれば、それこそ高校教育が崩壊するとは考えないのであろうか。高級官僚や政治屋の思考とはその程度のものなのか。マスコミに政党名が出れさえすればそれで良いのかもしれんが、品位のかけらもあったものではない。それは、違法と確定した高金利を今後2年以上も合法化してしまおうとする貸金業規制強化案と同じロジックだ。

ここで再度申し上げる。政府は全受験者の不平等感を早急に払拭させねばならない。どんな妙案が出ても、関係者全員が満足する答えは導き出せないかも知れない。それでもこの問題は、数字合わせの小手先テクニックだけで誤魔化してはならないのだ。
受け入れ側の大学には、不正校と適正指導校の区分けをしつつ合否判定をさせるような選考指導も必要になるかもしれないだろう。ただ、それも多くて2年程度の話しではないか。既に山形大学医学部では、推薦入試の調査書に虚偽があれば合格を取り消すとしている。

もう既に、まともに機能していないのかも知れないが、各県教育委員会にもしっかり汗をかかせよ。いじめ、自殺、履修漏らし・・・教育の現場は危機的状況だ。この場におよんで尻込みするようなら人事権をちらつかせてでも一刻も早くやらねばならない。

高校生はどちらの立場であっても毎日毎日が不安なのだ。政治家が国民の代弁者だと言うのならば、両方の立場の高校生の気持ちを率直に聞いてみればどうであろうか。結果がどうであれ、彼ら彼女らの人生は政治家の判断に委ねられているのだから。

オーマイニュース(日本版)より

オーケー。ではあなたにはどのような対案があるのですか?


こう書くとボッコボコにされるんだろうけど、WBPC周りの出来事には手をたたいてゲラゲラ笑わせてもらってます。本当にエンターテインメントの宝石箱ですね。わたしが観客席にとどまり続けているのも視聴者(購読者)にエンターテインメントをお届けできないと自覚しているからです。こんなん勝てるわけないw

火消しに失敗して全身火だるまになっている姿をみるとだーすけ氏が思い出されてさらに涙を誘います。

足立康史氏って政治資金規正法に一番詳しい議員さんじゃなかったっけ?