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靖国参拝ははたして政治に関係あるのか?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002196

安部首相の決断
N藤 M孝
2006-10-09 11:06

小泉内閣から安部内閣に代わって早二週間が経過している。今回の安部総理の訪中を見て、外交政策においてあえて靖国問題を焦点にしなかった手法はとても成果があった手法と思った。そもそも靖国問題は小泉前総理が発言したように心の問題であることに間違いはない。ただ、首相というのは一人の国民である前に、国民を代表する立場であるということ。民意には心の問題だけで片付けられる事ばかりではなく、外交政策の弊害を危惧する意見もたくさんある。今までは靖国問題が日本人の心を代表する形になっていることに問題が生じているような気がする。今回の安部総理のように心の問題をあえて政治に盛り込むことではなく、対外的な国民感情を意識してあえてあいまいにすることも今のアジア対外製作には必要だと思う。今回の訪中会見において安部首相は、『戦略的互恵関係の構築』という発表をされたが、戦略的という言葉そのものにそれを象徴しているように感じた。『戦略』とは一般的に争いごとの表現に使用される誤解はあるが、そもそも一般の民間企業でもビジネスの表現では使用されている言葉である。私が認識している『戦略』とは、『限られた経営資源で有利な状況を作り、戦う工夫の思考』である。戦うという表現が外交政策に適しているかは捉え方の問題で千差万別だとは思うが、この場合の戦いとは考え方や捉え方の精神的な戦いを意味すると感じている。今回の安部総理の訪中に際し、政治や外交と切り離した靖国問題の曖昧さは、冷え切った昨今のアジア外交にとって、また双方にとってよかったのだと思う。

オーマイニュース(日本版)より

普通はIMEが学習して誤字ではなくなるものなんですがねw 少なくともわたしが当時使っていたATOKでは一国の総理大臣の名前はきちんと入力できていました。