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セイタカアワダチソウ

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002442

とっても綺麗な嫌われ者
O村K三
2006-10-24 07:35

【画像省略】
見ようによっては幻想的で綺麗な花です
撮影者:O村K三

 セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物です。もともとは観賞用に導入されたとの説もありますが、急速に広がったのは第二次世界大戦後で、蜜源植物として養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もあります。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによります。

 多年生草本で、純群落を形成して繁茂することになりやすく、空き地などに繁茂して大群落を形成することや、花粉アレルギーの元凶であるなどの濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)を着せられ、嫌われる植物のひとつになってしまったようです。受粉を蜂に頼っていることからして、どうも花粉症とは関係がないようです。

 しかし、見ようによっては綺麗な花です。群落が落ち着いてくると背が低くなるようです。

 平安以前の古来より帰化植物は多くあり、現在田んぼの周りに生えている植物の8割以上は、日本古来の植物ではないとも言われています。セイタカアワダチソウが嫌われ者から卒業するまでには、まだ長い年月がかかりそうです。

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セイタカアワダチソウの左に群生するススキの花です。さあ、どちらに軍配が上がるのでしょうか?
撮影者:O村K三

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記
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この記事についたコメントは4件。

4 額鷹 10/25 00:26
 同じ黄色でも、春の菜の花などとは、雰囲気が違いますね(科学的な意味ではなく、情緒的な意味ですが……)。
 ススキとの種間競争は、そういう目で見ていなかったので、とても興味深い指摘でした。私も、ちょっと探してみたくなりました。

3 あいしー 10/24 23:59
セイタカアワダチソウは,根から毒を出して周りの草の成長を抑制します.だから繁殖力が強いんですね.
でも,密集しすぎると自らの成長も抑制してしまうんだとか.

ススキに勝ち目は無さそうです.

2 サンシロウ 10/24 21:36
先々週の週末辺りでしたか、多摩川の河川敷ではススキとセイタカアワダチソウの群落が見ごろでした。
一時はセタカアワダチソウの方が圧倒的でしたが、最近は両者拮抗しているようです。セイタカアワダチソウも見方によっては風情があるものです。それでもススキのように、何本か持ち帰って家で鑑賞するという気にはなりませんが。

1 キックアズ 10/24 07:46
(・ω・)ノ ススキに1票


ちょっと放置するとすぐにコイツが群生するので庭の草むしりはこまめにしないといけません。かといって食べきれない量のトマトやきゅうりはもう植えたくないですしねぇ。いっそ一面ネコ草にしてしまおうかとも考える今日このごろ。