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騒音を生み出すスケートボード

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000578

青少年たちの叫びが通じた
記者名 A川 K

東京都心、若者たちが集まる原宿駅から徒歩5分、代々木公園の入り口に彼らはいた。15~22歳の若者たちがスケートボードで汗を流している。周りに民家のないこのような場所では、彼らは追い出されることはない。日が暮れるまで彼らは遊んでいた。

だが、場所が変わるととたんにその光景は変化する。周辺に住宅地のある都立祖師谷公園では、午後6時を過ぎるとスケートボードができなくなるのだという。スケートボードで滑走すると、騒音を生むからだ。

派出所にいた警察官に尋ねると、110番通報は非常に多いという。だが、警官たちはスケートボードをする若者たちに寛容だった。その派出所の前にはスケートボードで滑走できるほどの広いスペースがあったが、そこで滑走することは問題が無いという。しかし「騒音がひどい」と110番通報されると、国民の公僕として職務をまっとうしなければならない。若者たちが汗を流すのを止めさせるのは、心が痛むという。

数年前、ある日本在住の外国人スケートボーダーが、スケートパークの設立を呼びかけた。彼の国では当たり前のように存在するスケートパークが、日本ではそれほど多くなかったのである。その頃、若者たちは仕方なく住宅地周辺で滑走していたが、110番通報され次第に遊び場を失っていった。そんな中、パーク設立は荒唐無稽と考え半ば諦めていた若者たちも驚きを隠せないことが起きた。稲木市が市営のスケートパークを設立するというのである。

3月27日、東京都稲木市の稲城北緑地公園に、スケートパークがオープンした。若者たちは笑顔で汗を流している。かつては通報によって出動していた警察官たちも微笑ましく思っていることであろう。こういった運動公園が大都市の周辺に次々と設立されていくことを願う。

稲城北緑地公園スケートパーク
TEL.042-378-2111(内線336)
稲木市 緑と建設課緑と水の係
2006-09-01 15:28

ニュースのたね記事です。

以前の感想文で日本版オーマイニュースを2ちゃんねらーが遊び場にしていると書きましたが、田中孝太郎氏の”釣り記事”で編集部スタッフも警戒しておられたのか何人かの市民記者さんを「要警戒人物」としてマーキングしていたように思います。そのことを編集部の方は日本版オーマイニュース最後の日まで認めてはおられなかったと記憶していますが、おそらく「警戒すること」自体が罠であることにまでは気がまわっていなかったのだろうなと。

わたしのように2ちゃんねらーであることを編集部スタッフに伝えて活動していた人間はともかく、普通の市民記者さんからの投稿に仕込まれているかもしれない縦読みとかななめ読みに警戒していたかもしれません。その他にもネタ自体が釣りである可能性まで考慮すると「また釣られた編集部」とならないために疑心暗鬼であっただろうと、逆に微笑ましくもあります。

そんなことも含めて、日本版オーマイニュースはとても楽しい場所でした。