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【競馬】ディープインパクトは「勝って当然」か?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001846

現地のレース経験ないのが不安材料
記者名 S巻 H宜
2006-09-30 17:25

 現地時間10月1日。日本最強馬・ディープインパクトがフランスで凱旋門賞に挑戦する。私は現地に見に行く。

 国内では「勝てる」という雰囲気に包まれているように思えるが、そんなに簡単に勝てるものなのか?

 まず、現地に慣れていないことに不安がある。一度もヨーロッパで走っておらず、凱旋門賞が行われるロンシャン競馬場でレースをしていないことがどう響いてくるか。

 参考にするには1999年の凱旋門賞で2着と好走したエルコンドルパサーが最適だろう。同馬はその前年11月のジャパンカップを勝った後、年明けに渡仏し、5月のイスパーン賞を皮切りに凱旋門賞までに3回、 ロンシャン競馬場では2回、現地のレースを経験している。

 それに対してディープインパクトはどうだろうか。6月の宝塚記念を勝った後、8月に渡仏したが、一度もレースをすることなくぶっつけ本番で凱旋門賞を迎える。いくらディープインパクトが国内で圧倒的パフォーマンスを見せているといっても、これは大きな不安材料ではあるまいか。

 国内ではなく海外で戦うことがいかに不利であるかは、近年のジャパンカップに出走してきた外国の一流馬の成績が証明してくれている。ジャパンカップ出走外国馬は滞在期間も短く、ステップレースも経ていないことが敗因と見られるケースが多々ある。

 馬場も問題だ。日本の馬場はパンパンの高速馬場でスピードが出やすい。一方ヨーロッパの馬場は重く、力強さが要求される。ずいぶん勝手が違うようだ。

 前述のエルコンドルパサーも渡仏後はじめてヨーロッパの馬場に入ったときはつんのめって転びそうになったそうだ。

 救いなのは、エルコンドルパサーが出走した年は史上最悪と言われる不良馬場であったが、それほどまでには不良馬場にはなりそうもないことであろうか。

 いずれにせよ、国内の「勝つのは当然」という雰囲気が大きな落胆やバッシングに変わらないことを祈る。

オーマイニュース(日本版)より

この記事についたコメントは1件。

1 Cane 10/02 10:53
予想当たりましたね。
私も、残り200メートルくらいまでは、「勝てる」という雰囲気に包まれてました。
でも大きな落胆やバッシングされるような走りではなかったんじゃないでしょうか。

趣味が高じて現地まで観戦に行くというのはうらやましい。

この記者さんは全部で8件、ニュースのたねも入れれば9件の記事が掲載されましたが、割とムラがある方かなとも思います。前回の記事

は何が言いたいのかよくわかりませんでしたが、今回のこの記事は(わたしが競馬が好きだったこともあり)好印象を持ちました。安定して読ませる記事を書くというのはやはり難しいものなのでしょう。

感想文は気楽で良いです。