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愛される資格のない国

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003322

子どもたちの将来は明るいか?
K嶋 H明
2006-11-22 15:59

【画像省略】
写真はイメージ

 教育基本法改正で大きな争点となっているのが「愛国心」の問題である。ただ、この「愛国心」という言葉は立場によって含まれるニュアンスがかなり違う。人によっては政府や社会に対する「忠誠心」という意味であったり、あるいはそういったものを含まず、単純にその国の文化や自然などを愛するという意味での「愛郷心」、あるいはそのどちらも含みながら割合が違ったり、はたまたまったく別の意味で使う人もいるのかもしれない。

 そういった言葉の定義は政治家の間でもマスコミの間でも、そして今回の改正案の中でもしっかりとなされていない。しかし、愛国心がゆくゆくは子どもたちの内申書に響くようになるのであれば、それは政治家たちが何と言おうと、政府や社会に対する「忠誠心」を意味することになるだろう。なぜなら、日本の教育はいまだに「いい学校に入って、いい会社に就職する」というパラダイムから抜け出せておらず、子どもたちもまたその強い影響下にいるからだ。

 だが、そうやって愛国心(当然、ここでは忠誠心と同義)を子どもたちに求める政府に、その子どもたちから「愛される」資格はあるのだろうか?(こういう書き方をすると、「誰も政府を愛せなんて言っていない」と言われそうだが、ここでは「愛国心=忠誠心」という前提のもと、以下の記事を書いているので、あえてこういう表現にした)

 今の子どもたち、そしてこれから生まれてくる子どもたちの将来は暗い。破綻しかけの年金制度や財政赤字を背負っていかねばならないし、格差だって今より広がってくる。さらには、環境問題だって今以上に深刻になるだろう。

 つまり、もしこのまま法律が改正されて、その法律をもとに学校で愛国心を教わる子どもたちは、いつかはその国に裏切られる子どもたちなのである(もしかしたら、そのショックを和らげるための愛国心なのかもしれないが)。恋愛に例えれば、「お前のことを俺は愛さないけど、お前は俺のことを愛せ」と言っているようなものだ。

 そのような冷たい社会の中では、温かい家庭の中にいられるニートや引きこもりはさらに増えるだろう。いじめ問題が改善されている可能性は低いだろうし、自殺を止めることもできないだろう(そもそも、今の日本を取り巻く問題に愛国心で解決できるものなんてないが)。

 だが、そういった未来から現実逃避するかのように、大人たちは「昔は良かった」と嘆くばかりだ。そんな大人たちを見ながら育つ子どもたちは、いったい何を思うようになるのだろうか。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは30件。

30 Ronnie 11/25 08:47
27/28 > それはすべて大きな政府 = 世界で唯一成功したもいわれる社会主義国家がやってきたことです。そして、その国家は破綻しつつあるのです。大きな政府は必ず腐敗する = マルクスは人間を理解することが出来ませんでした。

スエーデンの総選挙では、野党の中道右派連合が勝利し「12年ぶりの政権交代」となりました。国民が大きな政府に見切りを
つけたと報道されています。
直接税50%・消費税25&ですから、若い人は働く意欲を失い海外流出、歳をとったら帰国し福祉の恩恵にあずかろうとしていると、現地に住んでいる日本人の方が言ってました。

28 Tony 11/25 02:11
続き。
年金資金に損失を負わせた者は、損失を負わせた者が賠償の責任を負うべきですが、誰が負うべきですか? 国民、年金被保険者、年金受給者、年金保険者(行政機関の職員)、国のどれですか?

既得権益を破壊したら、上記の疑問が解決されるのですか?ただ、破壊しただけで、誰も責任をとっておりません(なかんずく、国民、年金被保険者、年金受給者の3者は、受給、保険料、税金で償うようになっているが完全ではない)。少なくとも、年金保険を預かって管理してきた、行政機関の職員は善管義務が生じ、賠償義務がある、と思えるのです。無駄遣いして、年金資金を使い込んでおいて、無駄な仕事をしたでは済まされない大きな責任がある、と思える。

それとも、年金保険料行政機関は大いなる詐欺師なのでしょうか?だから、国民は国に不信を抱き、年金未納など起こるのです。だから、愛国心の何たるかを求める、このコラム記事のアンチテ-ゼになっているのでは、ありませんか?

27 Tony 11/25 02:07
>26 Ronnie さんへ
>効率無視のばら撒きが理想→必ず無駄づかいになるのです。
それでは、年金保険料を無駄に使って、その収支の帳尻に合わぬ出費をし続けた者がいるのですね。その者は誰ですか?保険料を払い続けていた年金被保険者、それとも、その保険料を管理を委ねられていた年金保険者(国の行政機関)のどちらなのでしょうか?

莫大な被保険者の積み立て年金保険資金を収支に合わぬ(資金的裏付けもなく年金保険法の立法権を行使し、年金基礎計算したり、資金の運用をすることの収支)無駄使いしてきた、直接の管理者は誰ですか?年金被保険者、年金保険者(国の行政機関)のどちらですか?

>国は倒産すると、既得権益を破壊したのが、小泉・竹中路線

その、既得権益として不公正(不公平)に利益を受け、年金保険資金を与えられた者、あるいは、不公正に資金の収支逸脱で年金資金に損失を与えた者は誰ですか?これから、受給受くべき中高年の年金被保険者、既に受取済みの過去、現在の年金受給者、年金保険料行政機関の年金資金の運用ミスした機関、年金保険料行政機関の年金資金の年金資金と必要しない資金流用による確信的運用ごまかし、あるいは、ごまかし隠しをした機関のどれでしょうか?

年金資金や保険料率に関係ある出生率など計算書表と年金資金を構成する各年齢層における収支諸表は年金被保険者や年金受給者に直接、説明されて、収支状況を確実に知る立場であって、かつ年金資金を直接その収支計画を作成、実行し遂行できる立場ですか?

また、直接遂行できる年金被保険者と年金受給者の代表権が存在し、資金運用と合理的な収支運用できる年金被保険者と年金受給者の立場でしたか?
続く。

26 Ronnie 11/24 22:10
24 > 国民が長い年月で支払った保険料で資金が共有しているはずの年金制度の巨額資金がいつまにか資金不足になって
消えてなくなるはずはないものがなくなるのです。

大きな政府 = 社会主義では効率無視のばら撒きが理想ですから、必ず無駄づかいになるのです。
このままではこの国は倒産すると、既得権益を破壊したのが、小泉・竹中路線でした。
役人の人件費が問題なのではありません。国民サービスと称して、無駄な仕事を作り出すのが問題なのです。

25 金本 11/24 21:11
日本は「愛される資格のない国」
子どもたちの将来は暗い。

オーマイニュース的には結論が出ていますので議論する必要はありません。

24 Tony 11/24 19:40
>22 F-Taro さんへ
同感です。なんだかんだ言っても、日本が好きは変わらないかもしれませんが、これが愛国心です、と言うことを、定義して、こうしろ、ああしろ、と言われ方するのもねぇ。また、愛国心のある国が実存する訳でもないものに、それをどんな国があるか、問うこと自体も違和感を感じえません。きっと記者さんは、たとえ、そういう国があるしてもと言う仮定としても、国がどのような国を尊ぶような政治やビヘイビアを行っているのか、全く、ろくに何もせずして、国民にロイヤリティを求めることが、分からない、と言っている違いありません。 
もし、国の政治やビヘイビアが国民の尊敬たることをしているなら、何でマスコミが報じているように、公金の無駄遣いがこんなに頻繁に起こるのか?また、公金を不正流用する行政に携わる公務員の数が何で多いのか?だから、国民が長い年月で支払った保険料で資金が共有しているはずの年金制度の巨額資金がいつまにか資金不足になって消えてなくなるはずはないものがなくなるのです。よく、中高年が退職するから、年金資金が不足するといって、厚生官僚が宣伝していますが、その前に安くない保険料を税金と別途に支払っているはずですから、その支払った資金は当然、資金を管理している国において莫大な資金がなければなりません。その資金不足になるのは勘定が合わないのです。しかし、いまだに国は年齢層別の保険料収支を国民に示さず、資金不足だけを喧伝しているのです。これで、国を不信に思わないのは、何かおかしい、と思いませんか?ひとのレッテル貼りして、右・左・愛国者・非国民など言っている場合ではありません。

22 F-Taro 11/24 16:47
今の世の中は、「愛国者ですが、天皇制はないほうがいいと思います」とか、その逆に「天皇ご一家は大好きですが、愛国者ではありません」とか「郷土愛としての愛国心はあるが、国を守るという戦争に駆り出されるのはごめんだ」とか、いろいろな人がいるし、いても不思議じゃない世の中です。加えて言えば、日本人であることがいやになって、国籍を変える人とか、日本の大臣にまでなって、米国のグリーンカード持っていて、老後は米国で暮らす、なんて言ってた人とか、いろいろいますよね。

だから、「誰もが同じように考える日本の国」というものそのものが、実は存在しないのかも知れません。だから「国」の定義や、その「国の中で、なにが好きで、なにが嫌いか」とか、もっともっと部分的で細かい議論が必要なのかもしれません。大上段から構えて「国家とは」なんて言うのは、ごく一部の人の言うことで、言ったところでなんの有効性もない。抽象的過ぎて、退屈で面白くないし。

と、まぁ、皆様方の議論を聞いて思いました。

いずれにしても「~でなければならない」というような言い方は、それがサヨクであろうとウヨクであろうと、個人的には好きではないです。むしろ、こういう「ネバナラヌ」のばかばかしさをこそ、記者は書いたのかも知れません。

21 shouichi 11/24 11:05
確かにマツ(fmatsu)さんがいうように、「愛される資格がある国」の具体例が挙げられないと、年寄りの愚痴にしか聞こえません。
まあおそらく返事はないと思います。というのも左翼系の人間は、独善的意見
を持つものが多く、意見の垂れ流しだけで、論理的反論ができる人間が少ない
と思われるからです。

20 マツ 11/24 02:02
K嶋 H明様。

言わんとするところは分かります。同意できる箇所もあります。
しかし、タイトルがいただけません。そして『資格』などを用いるあたりも。
分かりやすく申し上げますと『偉そう』ですね。
さて、次の問いに答えてください。

・改善される具体策はどのように考えてらっしゃいますか?
・貴方なら具体的にどんな行動をされますか?

具体策もなく嘆いているだけだとすれば、次の問いぐらいには答えてください。

・愛される資格のある国はどこですか?国名を挙げてください。
・子供たちの将来が明るい国はどこですか?国名を挙げてください。

19 Tony 11/24 01:37
私も、少し気になる表現、と思います。愛に愛される資格とか愛する資格と言う、資格を問う論理があるのだろうか?
もともと、母性愛で子を慈しむがごとく、愛は一方的な個人の発露が、他の心を捉えるような、人間的な心情である、と思えます。恋愛などで、相思相愛になって、Loveになるかもしれませんが、それよりも、こころの情動がそうさせずいられない心になって、なにか救ったり、助けたりする、気持ちを捧げたりすることや、その態度でしょう。
だから、誰かに資格付けられる理由もない、と思えます。
他方、愛国心にしても、恋愛にしても、誰かに命令や教えて貰ったりして好きになりなさいとか、好きになるべきだ、言われる筋合いのものでも、ないような、気がします。だからこそ、教育基本法で何かを好きになりましょう、と言う法律ができることに、ある種の違和感を感じてしまう、気がするのです。
例えば、恋愛であんな人を好きになるなんて言われても、お互いが惹かれる気持ちはどうしようもないし、どんなに鼻筋通った感じのいい人だと言えども、嫌なものは嫌なものではありませんか。そのような、人間の心情を法律でどうにかしようとすることに、ひとのこころがついていけないような気がします。
また、どんなに好きだったお相手でも、愛想尽かしもあるのだから、人の心の移ろいやすいのは、「蓼食う虫も好き好き」の諺通り、古今東西の文学で著されているでは、ありませんか?
政府が法律と言う、論理性で物事の出来事や理由を区分けして決めることに愛を論ずるのは、不可能のような、気がします。それを、国会審議でああでもない、こうでもない、と優秀なる先生方が論争すること自体、滑稽さ感ずるのは、私だけでしょうか?

18 飛☆浪漫 11/24 01:31
サッカーワールドカップの日本の代表選手を見てると『愛国心』て 大事なんだとつくづく思います。
日本へ帰化して代表選手として戦った ラモス氏から呂比須 ワグナー氏 
祖国ブラジル相手に ガチンコ勝負の三都主選手と 本当に日本を愛してくれた人達。
試合前の国家斉唱で テレビカメラで順番にアップになっているのに 代表選手が歌わないなんて
国際競技で とんでもなく恥ずかしい事が平気でできるのも『反愛国心』の教育のタマモノですね。
国際大会で表彰台の一番高い所で日の丸を揚げて感涙で国歌を歌った事ないんでしょうね。
ルール無視 反則 裏ワザ ドーピング 卑怯 外道なんでもありのアジア大会の困った隣人相手に
創意工夫と研究精進の正統派一筋で日本スポーツ選手は がんばって欲しいです。  

17 ツジ 11/23 20:24
記事では「だが、そうやって愛国心(当然、ここでは忠誠心と同義)を子どもたちに求める政府に、その子どもたちから「愛される」資格はあるのだろうか?」とありますが、

安倍首相は国会答弁で何度も「(愛国心の対象に)統治機構は含まれない」と言っていますからね。

記者さんの主張と安倍首相の主張は平行線、からみ合わない。政府・与党が考えている「愛国心」とはなんなのか、もうちょっとつっこんで調べてお書きになると面白かったかもしれません。

16 金本 11/23 16:36
日本を愛さず特定アジア(中国、韓国、北朝鮮)を愛しましょう。
それがオーマイニュース的結論です。

14 かず 11/23 14:14
すいませんが、K嶋さんが「この国は、愛される資格がある」と考えておられるのはどこですか?
それを示してもらわないと、記事に説得力がなくなりますよ。

13 Ronnie 11/23 13:55
>「お前のことを俺は愛さないけど、お前は俺のことを愛せ」と言っているようなものだ。

別な記事にもコメントしましたが、それはケネディの就任演説の台詞です =
J.F. Kennedy 「Ask what you can do for your country」

N.Y.ではお年よりがバスに乗り込んでくると、皆さん、一斉に立ち上がります。
何も難しいことを言っているのではありません。困ってる人をみたら手を貸して下さい、苛めたりからかったりして人を悲しませないで
下さいと言ってるだけなのです。
日本人を助けるために、電車に飛び込んで死亡した青年は韓国人でした。多くの日本人はどうしていたのでしょう? ⇒ 
このような利己主義教育を温存しようという意見には、同じ日本人として申し訳ない気持ちで一杯です。

改革を妨害してきた守旧派は国民の支持をを失い、今や泡沫政党に転落しました。
今後、世界の常識が日本の常識になることを期待します。

12 冥王星 11/23 13:33
国家は中性で有るべきで、異性・同性的愛情の様に情熱型ではないと思っています。異国に住んで、日本を懐かしいなぁと思う程度がちょうどいい。日本に住んでは、意識しないのがちょうどいい。
教育で教えるものではないし、ストーカーの様に強制されるものでもない。

愛国心より、身近にいる者を愛する事が大事でしょうね。家族でも、友人でも、恋人でも、自分の目の前にいる者達を。

11 ヨッシー 11/23 13:22
愛国心があっても解決できない問題がたくさんあってウンザリするが愛国心があるせいで解決できない問題はない、と思う。

「ああっ!畜生!愛国心さえなければっ!」っていうような問題。
何かありましたっけ?

10 Tony 11/23 12:26
続き。
ただ、単に愛国心を育めば、皆が幸せなるというのは、どこかのカルト集団の教義に似ているような気がします。愛国の何たるかを知らず、ときの政府のデマゴ-グ的心理情報操作や当時の中国大陸における国際情勢及び当時の軍事的な国の過信と威信がその十分なる道具立てが出揃った意識から、当時、戦争反対を唱える一部の声を反逆者扱いにして耳貸さず、盲目的に国とその時代のはやり病に罹った人間の心で戦争の淵に立ち、満州事変、北支事変、太平洋戦争へ突進んだ宣戦布告なき争いから戦争になったのではなかったのか?

愛国心や忠誠心を求める教育も必要かもしれません。しかし、反逆者だから、愛国心がないと言って、批判者の弁の事実や真理を、斬捨てて、何も分からず、軍拡競争の道に門を開ければ、いつか大きな代償を払わされる道もあるのです。それは、インタ‐ネット時代の今日でも、ちょっとしたデマゴ-グでも情報混乱で振り回される現実をみれば、容易に見当が付く、と思われます。

私自身も色々な情報に関し、自分なり座標を持ち、得た情報の座標軸をひっくり返し場合の真理とは何かを考えたりして(愛国者を反逆者に置き換えるなど)、虚実の情報を見抜く力を養う、メデァア リテラシ-の目を十分に涵養すべき、と思う次第です。私たちは平和とか、民主主義など、常識と思えることの座標軸を変えることで見える真実があるような気がします

9 Tony 11/23 12:20
愛国心と愛国家心について
愛国心と愛国家心(国への忠誠心)は同義なのか?また、ありえべき愛国心とは?それは、記者さまの問いですよね。愛国心こそと金科玉条として、振りかざしているいたとき、実はこそ、愛でなく、憎悪の世界を繰り広げたのが、前の戦争ではなかったのか? 

国への忠誠心を問う愛国者に訊きますが、国の反逆者は愛国者ではないのか?
古今古来、反逆者として、平 将門、西郷 隆盛、田中 正造など英雄がいますが、いまだに民衆に慕われいます。平 将門は神にもなっております。

愛国心という、千差万別の愛国という心のかたちを教育できるマニュアルはこの世に存在するのか?心はこころなのです。誰にも、そのこころの内について、他の人に分かるはずもないのです。反逆者や裏切り者と言われるものでも、愛国のこころがあるかもしれません。それが、民衆のためか、権力者のためかで、反逆者か忠義者かに分かれている気がするするのです。
続く。

8 木村延夫 11/23 08:17
( *H*)つ「民主主義」「主権在民」

…この意味を考えてから記事を書いた方が良いんじゃ無くて?

7 tc 11/23 02:32
 羞恥心もプライドも共に美徳ですね。世界に誇れる日本という国をつくりましょう。日本古来の美徳のひとつに、つねに新しくありつづけるという清清しき気風があったと思います。神々を、自然を、先祖を畏怖しつつ、それを身近に感じ、生活に同化させてゆく中で、己や政の小さきことを羞じつつも、まっさらな中で瞬間瞬間の生の新しさを感じ、その生を誇れる(というかありがたがれるというか)ということでしょうか。
 近代的な「愛」という概念は日本では比較的新しいかもしれませんが(それで一人歩きするのだろうか)、西欧的な古風な伝統概念が含まれている感じがしますね(それも別の意味で嫌いではないですが)。で、「忠」というと近世武家社会の日本ですね。そういう「型」以前の、それとも並行して時を流れてきた日本古来の「あたらしさ」というものが現にあって、その感覚は、かなり前向きに許容性のあるものなのではないかと思うんですよ。主体がなんであれ己に対する羞恥へも誇りへも。
 日本はまだ太古そうであったようにあたらしいし、これからも清清しくあたらしくありつづける。そう思いますね。まだまだ自然に理解できない「愛」は、その一様相くらいに捉える程度でいいんじゃないかと。

6 金本 11/23 00:45
プロ市民にとって愛国心ほど邪魔なものは無いですからね。
もっと「国を恥じる心」を教育基本法に盛り込む運動をするべきです。

5 四季 11/22 21:16
記者は恋愛に例えられましたが、先を越されてしまいました、私も現場の先生と話す機会があって恋愛に例えて話したのですが、マニュアルのようなものも有るそうで種々揃えて頂いております、お許しが出たら記事にしたいと思うのですが・・・・・・・。

以下は評論家の加藤周一さんが書かれていた愛国心。ソロモンの雅歌の一節ですが、云い得て妙と思いましてパクッて来ました。
『愛おのずから起こるときまで殊更に喚び起こし且つ醒ますなかれ』・・・・・・。

4 am 11/22 20:05
国を愛するといった場合、その愛が偏ったものになった場合が問題なのだと思います。自分を犠牲にしてまで、国を愛したり、他の国を無視して、自分の国のことだけしか考えなかったり、そういったことが、問題になるのだと思います。

2 全力失笑 11/22 19:49
愛国心が足りないから選挙で投票率が五割切ったり
するんじゃないのかなと思います。
もう少し愛国心を持って国を良くしようと行動しなければ。

1 ご隠居さん 11/22 18:05
まぁ、教育など、所詮、学校のシェンシェに習うことですから、あまり、気にはしてませんけどね。

また、オリンピックとか、ワールドカップなど見ると、日本人って、結構、日本の選手を熱心に応援してるじゃないですか? あの程度で、いいんじゃないのですか?

「年金」とか「財政赤字」とか「環境問題」をどーすんの?と他人事のように書いてますが、あなたは、どーする積りなのですか?

変わった大統領のいる国とか、北の将軍様の国とか、この前まで、「歴史、歴史」と言っていて、最近急に、歴史の話題を口にしなくなった国などでも、それなりに、愛国主義教育をやってるみたいだから、とりあえず、やっといてもいいんじゃあ、ないですか? 

国と国との力関係が問題になったとき、国内の足場が弱いと、やっぱり、外圧に負けちゃいますからね。これで、ODAだなんだと、いいように金もってかれて、「財政赤字どーしましょうか?」と言われた日には、困っちゃいますよね。


『来ないと不平を言うよりもすすんで当たりを振りましょう』(聖パウロの言葉より)

愛される資格のある国とはどういう国でしょうか?

コメント欄でもさんざん言われていますね。ではどうすればよいと思いますか? 太平洋戦争直後からみて日本全国での下水道普及率は断然上がっていますし、天然痘など危険な感染症も日本国内ではほぼ発生しないほど公衆衛生も格段によくなりました。細かい改善をちまちまと積み重ねていくことでしか生活環境はよくなりません。生活環境の劣悪な国より、今の日本は相当愛される国ではないかとわたしは考えますが、いかがでしょうか?

民主主義の国は与えられるものではなく、自分たちで積み重ねて作っていくものです。何か勘違いしていませんか?>記者さん