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ブッシュ造反で昇進できず?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002245

最高裁で勝利した米海軍少佐が退役へ
苅田保
2006-10-11 11:48

 キューバのグアンタナモ米海軍基地で拘束されている国際テロ組織アルカイダ関係者の弁護人を務めていたチャールズ・スイフト海軍少佐(44)が、来春3月か4月に軍を去るという。同少佐は、ブッシュ大統領が「敵性戦闘員」を裁くために設置した特別軍事法廷の有効性を最高裁で争い、同法廷を「違憲」とする判決を勝ち取ったことで知られる。しかし、今夏の中佐への昇進が見送られたため、軍の昇進制度に基づき、退役することになった。

 グアンタナモ基地にはアフガニスタン戦争などで拘束されたテロ容疑者が「敵性戦闘員」として無期限の形で拘束されている。スイフト少佐は、2001年の9・11同時多発テロの後、アフガニスタンとパキスタン国境で拘束されたイエメン人のサリム・ハムダン容疑者(36)の弁護人を務めていた。

 ハムダン容疑者は、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の運転手だったが、アルカイダのメンバーではなく、戦闘に加わったこともないと主張していた。拘束中、自然光の差し込まない部屋に長期間監禁されるなどの苦痛を味わった。

 スイフト少佐はブッシュ大統領がハムダン容疑者を裁こうとしていた特別軍事法廷について、有罪を前提にして審理するなど、通常の司法手続きと大きく異なると主張した。しかし、これは国軍最高司令官でもあるブッシュ大統領に対する実質的な“造反“であり、周囲を驚かせた。

 最高裁は今年6月、特別軍事法廷は国内法、ジュネーブ条約に違反するとし、また米議会は大統領に特別軍事法廷を設置する権限を与えていないと述べた。

 この最高裁判決を受けて、ブッシュ大統領は米議会に働きかけた結果、特別軍事法廷の設置が承認されている。しかし、拘束者への拷問や強制などで得られた伝聞証拠が裁判で認められるなど、法的にはいくつかの問題点を依然をはらんでいる。

 一方、米紙『マイアミ・ヘラルド』に対し、スイフト少佐は、今後の昇進がないことは、最高裁判決が出た2週間後にすでにわかっていたと話している。最高裁判決が同少佐の人事に影響を与えたのかは不明。退役後は、民間の法律家としてハムダン容疑者を支援していく考えという。

オーマイニュース(日本版)より

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アルカトラズ島と同様に脱獄がほぼ不可能な収容施設ですからねぇ。ロシアのプーチン大統領(アルツハイマー病発症疑惑)が米国に手を出すようなことになれば、当事者のウクライナの意向に関係なく、間違いなくぶち込まれることになるでしょうね。

需要があるかぎり存続すると思います。

【追記】パーキンソン病疑惑は長く出ていましたし、つい先日もそれっぽい動画が流れていましたね。

知ってます? アルツハイマー病を発症すると非常に怒りっぽくなり被害妄想が強くなります。何か間違いを指摘されると猛烈に大声を出して怒り出して手がつけられない状態になります。

この手の動画が流出するってことは造反者が想定以上に多いんだろうねぇ。