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インターネット放送局の新たな取り組み

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002892

さまざまな活動を伝える新番組--「ContAct」
O川 A日香
2006-11-06 16:06

 市民がつくるインターネット放送局「OurPlanet-TV」では今、新しい取り組みが始まっている。水曜日午後3時から放送の新番組「ContAct」は、既存のメディアでは扱わないような多様な話題を、定時のインターネット放送で伝える試みだ。

 10月10日午後8時30分、東京神保町の「Mediacafe」では、翌日放送分の「Today's ContAct」の収録が行われていた。「Today's ContAct」はさまざまなNPO(民間非営利団体)の活動を伝えるコーナーだ。新潟中越地震から2年を迎える今、外国人に災害時の情報を多言語で提供する目的で「災害時多言語情報センター」が発足したことを伝えるため、事務局の吉富志津代さん(神戸)に活動をうかがった。番組はインターネットを通じてウェブサイトで見ることができるが、スタジオと事務局の吉富さんともインターネットでつないで、やり取りしていた。

【画像省略】
「Mediacafé」での収録の様子
撮影者:O川A日香

 収録スタッフはメインキャスターの緒方朋恵さんを含めて6人ほど。セットもビデオカメラ2台、パソコン2台、照明2台、キャスターの後ろの壁には緑の布(クロマキー用セット)を張っただけのシンプルなものだ。回線やパソコンの不調など、慌ただしく起こるトラブルを乗り越えて、ようやく収録が始まったのは予定開始時刻の1時間後。それでも本番では、緒方さんの凛(りん)とした声だけが響く緊張感のもと、活動をはじめたきっかけや現在の状況などのほか、地域の外国人を生かす取り組みについてもうかがい、充実した収録となった。

 「ContAct」の主役は「現場の声」だ。パソコンとインターネット回線で国内外のさまざまな現場をつなぎ、「今このとき」活動している人の「生の声」を伝える。そこでは、「活動を紹介したい」「知ってほしい」という双方の思いが共鳴し、確かなエネルギーが生まれていた。今後このエネルギーが視聴者に届き、より多くの視聴者を巻き込むとき、もっと大きな力が生まれるに違いない。番組名「ContAct」は「connect to act」の略でもある。1人でも多くの人に「connect」し、「act」につながる情報発信を目指して、これからも進化し続けることだろう。

 今年度中はテスト期間として、隔週水曜日に放送している。技術的にも番組構成についても試行錯誤を繰り返すという。放送終了後、視聴者から番組に対する生き生きとした感想が多数届くという。今、「ContAct」から目が離せない。

【関連サイト】
OurPlanet-TV

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは2件。

2 yonemura 11/07 10:44
ビジネスモデルやソースの確保など、オーマイと同じ様々な問題があると思いますが、どのようになっているのでしょうか。
続報を願います。オーマイ編集部にとっても有意義な記事でしょう。

1 物言う一市民 11/06 17:05
アワプラさんが作っている番組、実はCSで流れているんですね。朝日ニュースターで木曜朝などにやってる「フリーJ」って番組です。私もたまに見てます。不定期なのが惜しいですね。是非定期でやってもらいたいですね。


白石草さん、こんばんは。

ほうほう。Youtubeにもチャンネルを持っていらっしゃるのですね。

ん? どこかで見たお顔が?

これからも各方面への取材、報道をがんばってください。

あ、OurPlanetTVへの寄付は税額控除されるんですね。よいことを聞きました。

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