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ネズミの死骸と兵隊上がりの先生

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003042

兵隊が本当に国の役に立つのか?
K野 Y一
2006-11-11 10:39

 私が小学生の頃、クラス担任に兵隊上がり
と噂される先生がいました。

 先生が本当に兵隊だったかどうかは分かり
ませんが、授業中によく戦争や兵隊だった頃
の体験談をしていました。

 ある日、私が校庭の隅でネズミの死骸を見
つけ、しっぽをつかんで振り回して遊んでい
ると先生がやって来て、死んだものをいたむ
心について説教をされました。

 私が遊んでいたのはすでに死んだネズミ。

 先生は戦争という理由で罪もない恨みもな
い人を殺していた兵隊です。

 どちらが死を軽んじているのか?

 なんだか納得ができませんでした。

「兵隊は国のために戦った」「今日があるの
は、兵隊の尊い犠牲のおかげ」といまだに思っ
ている人がいます。

 本当にそうでしょうか?

 日本は「兵隊の活躍」もむなしく敗戦した
国です。

 戦後は「兵隊のおかげ」で瓦礫の原野になっ
た街から復興が始まりました。

 勝ち組のアメリカから物資を払い下げても
らい、それを利用して商品を作りました。

 作った段階で中古品のような粗末な商品を
誰が買ったのか?

 買っていったのは貿易商をしていたユダヤ
人達です。

 ユダヤ人達は買い叩いてはいましたが、ほ
とんどの物を買っていきます。

 なぜユダヤ人達はそんなことをしたのでしょ
うか?

 ユダヤ人達は第二次世界大戦中、日本の法
律を破ってまでユダヤ人を救った、杉原千畝
外交官の話を知って恩を感じ、日本人を助け
ていたのです。

 軍隊はご丁寧に杉原千畝外交官を軍法会議
にかけ、外交官の職を奪いました。

 日本人は買い叩いていくユダヤ人達に文句
を言いながらもいい商品を作ろうと努力し、
気がついたら経済大国と言われるまでになっ
ていました。

 日本は兵隊の殺人より、一人の外交官の人
を生かす行動で救われています。

 兵隊さんの尊い犠牲、ありがとうございま
す。でも兵隊さんがいなければもっと早くア
ジアに平和をもたらす国になっていたでしょ
う。

オーマイニュース(日本版)より

これこそ日本版オーマイニュースです。0か100かしかない思考がすばらしい。鳥越俊太郎氏が編集長として全力を注ぎ込んでいたらこの記事はおそらく正式採用されたものと思われます。(削除)

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