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臍帯血移植

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001210

これを機にもっと普及して欲しい
記者名 T N浩

命名も無事に済み,関連報道も一区切りというところだろうか・・・?

今回,あまり大きく取り上げられなかったが,もっと話題になって欲しかったことがある。
それは,臍帯血移植に協力された,ということである。

臍帯(へその緒)から,白血病に有効な骨髄液を提供することが可能だという。
成人がドナー登録して移植することも可能だが,ドナー側の負担も大きいと聞く。
一方,臍帯は,通常そのまま廃棄されるものであり,提供に際しての母子への負担もない。
その「廃棄物」から有効な成分が取り出せるとなれば,これを使わないのは「もったいない」だろう。
また,見方を変えれば,一人の子供が,生まれた瞬間に,世の中のもう一人の誰かのためになることができる。
素晴らしいことだと思う。
その子が,一定の年齢にまで成長したなら,「あなたは臍の緒を提供したことで,生まれた瞬間から,この世の中の他の誰かのために役に立つことができたのだよ。」と,人の命の重みや,他人のために奉仕することを話題できるだろう。

11年前の長女誕生の時には,まだ十分な知識がなく,依頼することさえできなかった。
1年前の次女誕生の時には,主治医に問い合わせてみたが,その病院では(第三次救急医療体制を整えた立派な病院だったにもかかわらず)対応できないとのことだった。
近隣では,広尾の日赤病院で可能だということまで調べたが,出産直前に,それまで診ていただいた主治医を代えて,転院するのはと断念した。
その病院には「有償で,出生児が将来白血病になった場合に備えて,臍帯を冷凍保存する」企業のパンフレットは置いてあったので,技術的に不可能ではなかったのだろうと思う。

今回の「臍帯血移植」が,もっとマスコミに取り上げられて,世の中に普及していくこと-実施を受け容れる医療機関が増えること-を願ってやまない。
2006-09-13 00:01

個人的にはなぜこれがニュースのたねなのか疑問をもっています。

iPS細胞やそれに類する培養細胞から作られる人造臓器が行き渡るのは高所得者層に普及した後になるでしょうからやっぱり100年くらい後なのでしょうね。まだ夢の技術です。