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マスコミの暴君化・独裁君主化

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002506

M原 S
2006-10-19 15:19

渡部昇一氏は昭和60年発刊の著書「万犬虚に吠える」の中でマスコミは第4権力と化したと言ったが、現代のマスコミは、もっと現状は悪くなってるんじゃなかろうか?私は現代のマスコミの現状を、こう表現したい。「マスコミの暴君化・独裁君主化」と…。

 何故、こう言うかというと若い人も知ってらっしゃるだろうが、現代は、マスコミの報道次第で一国の首相が簡単に退任に追い込まれる時代になっている。マスコミは今や一国の首相の地位まで自由に操れるまでに大きくなったのである。一国の首相を首にする権限をマスコミはいつから持つようになったのか。

 マスコミによる独裁体制が日本で進んでるんじゃなかろうか?民放はくだらないバラエティ番組しかしない。いい番組もたまにあるが、どうやら放送作家もネタ切れのようで、いい番組がつくれないでいるようだ。良心的なマスコミ関係者は本当はもっといい仕事がしたいんじゃなかろうか。

 マスコミ報道の危険性を理解するもう一つのキーワードにイエロージャーナリズムという言葉がある。イエロージャーナリズムとは捏造報道で国内世論を自分の意図する方向に煽動するマスコミ報道の体質を指す言葉で、もとはアメリカで新聞王と呼ばれたハーストというマスコミトップにいた人に由来する。

 イエローというネーミングはマンガ「イエローキッド」の連載を他のマスコミと奪い合いになりハーストが強引なやり方で連載を奪い取ったことが由来となっている説がある。ハーストはアメリカ国内の世論を捏造報道で煽動して米西戦争を引き起こした張本人と呼ばれている。映画「市民ケーン」のモデルにもなった。この映画は現在500円DVDとして販売されている。これは地元の書店でも売っているし、アマゾンでも手にはいる。

 当時キューバはスペイン領だったがキューバの特派員が「特に変わったことは何もありませんね」と電文を送ったときハーストは「君はそこで記事を送れ。私は戦争をつくり出す」という返事を送ったそうである。どうやらハースト氏はキューバ独立支持派だったようで自分の考えを国内世論に反映するために意図的に捏造報道をしてアメリカ国内の世論を戦争支持に煽動したようだ。

 このマスコミの現状は現代にも引き継がれている。

オーマイニュース(日本版)より

『市民ケーン』は何で見たっけ。たぶん月曜ロードショーじゃないかと思いますが、えらく寂しい映画だった記憶があります。ずっと後に映画好きの友人とビデオで見直しましたが、テレビで放送される映画(洋画)は大幅にカットされているのだとその時知ったんだったかな。

しまったw WOWOWでやってたら見ようと思います、だった。