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初めてF1観戦をしてきて

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002361

定着をしたF1文化
小宮山 圭祐
2006-10-13 22:29

10月8日、M、シューマッハー(フェラーリ)がリタイアして、優勝をしたF、アロンソ(ルノー)が歓喜に喜ぶシーンが印象的だった今年のF1日本グランプリ。20年間の歴史の集大成とも言える史上最高16万人もの観衆を集め、世界中が注目をするビックイベントに今回32歳にして初めての観戦をしてきた。
 朝10時過ぎ、最寄りの近鉄白子駅に到着すると改札口は大混乱。普段はのどかな田舎駅だろうと想像がつくがこの日ばかりは人で溢れかえっていた。駅からサーキットまでの交通手段は3つ。バスかタクシーか徒歩。約6キロの距離を歩く時間も体力もお金もない自分達はバスでの移動を選んだ。バスは随時ピストン輸送をしていて三重県内のバスが全部集まっているかのように並んでいた。バスを乗るまでもが長蛇の列で日曜の静かな住宅街を大きく一周する列が続いていた。途中に小さな公園があった。普段と変わらない子供達が遊んでいる日常の風景の横には非日常的な列が取り囲んでいた。
 サーキットに着くとまず目に付いたのは駐車場の車のナンバー。全国各地のナンバーの展示会みたいに車が集まっていた。チケットを出して中に入ると人でどこも溢れかえっていた。
噂では聞いてはいたが現代のF1グランプリを開催するにはやはりキャパシティーが小さいなと感じた。正面メインスタンドはガラス張りで綺麗だったが、正面までの道幅も狭く通行にかなりの時間がかかった。仮設トイレもたくさんあったがどこも女性などは長蛇の列だった。公式プログラム(2000円)も前日の土曜の夕方で完売。今回は特に最後のグランプリなので記念で何冊も購入する人が多いと売店の人が話をしていた。
グランプリで唯一立体交差があるコースが象徴しているように、テレビで見るよりはかなりの高低差があった。自分達のバックストレートの席に行くまでもコースの下をくぐり、時には山道を登ったりとトレッキングコースのようになっていた。
 ようやく自分達の席に着くとスプーンカーブから130Rコーナーまで見渡せる最高の席であった。目の前の金網がコースにかなってしまって気になってしまうが、それでも十分に音速のF1マシンのスピードを感じることが出来た。目の前を過ぎるF1マシンは風の如く疾走し、かすかなオイルの匂いをまいてはるか伊勢湾を望むメインスタンドへと走り去って行った。隣の人の声も聴こえないぐらいのエンジンを搭載して時速200キロオーバーで走る鈴鹿のコースはどのようにレーサーの眼に映され何を考えドライブしているのか大変興味があったが、答えは今年選ばれた22人と数々の名ドライバーにしかわからないかもしれない。
 来年からはトヨタが運営する富士スピードウェイでの日本グランプリの開催となる。初めて鈴鹿に行ってこんな山奥でないと騒音など周辺住民に迷惑かけずにレースは出来ないのかなとも思った。富士も同じく山奥でしかも東京に近い事もあり鈴鹿より多くの観客が予想される。宿泊地や交通手段の問題などあるようだ。あと約1年の間に解決出来れば新しい日本グランプリが始まるのではないかと思った。
 ちなみに帰りはバスに乗るのに1時間半待ち。名古屋を経て東京に戻ったのは日付が変っていた。

オーマイニュース(日本版)より

こういう世界的なイベントはみんな観たいからものすごい人混みになりますわなw おつかれさまでした。

本来なら過日の東京オリンピック2020(2021年開催)もそうなる予定だったのでしょう。例の流行り病で世界中から観光客が来日できない状況だったとはいえ、国内での人の移動の融通はもうちょっとできたのではないかと思います。ま、それも各方面に根回しできる人脈を持つ顔の広い人がいてこそですが。残念です。

北京2022パラリンピック(2022年3月3日~2022年3月13日開催)の日程をロシアのウクライナ侵略(2022年2月24日~)にまるまる潰された習近平さん、今のお気持ちはどうですか?w