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「死ぬ死ぬ詐欺」問題で見えてきたこと

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002149

統計的な数値ではなく目の前の命を
O羽 S史
2006-10-14 13:04

【画像省略】
海に飛び込む子どもたち(写真はイメージ、ロイター)

 例えば、とぼくは考える。

 例えば、ぼくがさくらちゃんと同じ病気になる可能性は低いかもしれないけれど、明日ぼくの体が動かなくなって治療費が莫大にかかる病気になる可能性はある。そうなったら辛いし不安だろう。

 体に支障が生じることは想像を絶する。左目の視力が少し落ちるだけで見える世界は違うし、右手の握力が少し落ちるだけで物をうまくつかめなくなる。五体満足に暮らしているのとは違う。かなりのストレスが生じるだろう。

 心臓病がどういうものなのか、ぼくは詳しくは分からない。しかし、心臓病にかかることはかなりのストレスだろうと思うのだ。はたして、ほかの人と同じレベルの運動が許されない心臓とはどういうことなのだろうか。

 ぼくが書いた記事のコメント欄に「はたして、臓器を提供する側の命はどうなるのか。脳死者はそれでも一つの命なのではないか」と書いている人がいて、なるほどと思った。脳死が人の死でないと主張されたら、ぼくは曖昧にうなずくかもしれない。しかし、考えてみてほしい。レスピレーターがなければ「生きられない」というのがどういうことかを。

 「死ぬ死ぬ詐欺祭り」というものをぼくが見たとき、ぼくが感じたのは、そんな想像力が全く感じられないことだった。彼らは自分がさくらちゃんになっていたかもしれない可能性なんてみじんも考えたことがないのではないだろうか。彼らは自分の子どもが重い心臓病にかかって1億円をどうにかして集めなければならない状況に陥ったら、などと考えたことがないのではないだろうか。

 彼らが批判するのは、さくらちゃんの両親の資産やお金の問題であったり、心臓病のこれから数年内の生存確率の問題であったりする。

 なるほど、数字は非常に明確である。非常に分かりやすい。金額や確率はすべて数値として処理できるものだ。そこには、金策に走りまわることへの倦怠も明日心臓が止まるかもしれない不安もない。

 しかし、批判をする彼らが、自分の命を「お金」や「確率」であることに耐えられるだろうか? 少なくともぼくは耐えられない。

 例えば、「さくらちゃんの他にもたくさんの心臓病の子どもがいる」というような言い方をたくさん見た。でも、そんなふうに統計の1項目として割り切ってしまえるものなんだろうか。

 ユダヤ人の哲学者エマニュエル・レヴィナスはホロコーストを経た後、「統計というのは他者を隠蔽するものだ」と表現した。たくさんの死の統計の前で立ち尽くしてると、一人の「固有の死」が見えにくくなっている。

 ぼくは最初NHK職員の給与などのつまらない数字の問題に拘泥してみる気でいた。しかし、そんなふうに必要以上に数字にこだわったこと自体、彼らと同じことばを話していた気がする。

 確かに、さくらちゃんは救われても、救われない命はいっぱいあるのだろう。そのことを思うとぼくは身震いする。ぼくは目の前の命が救われることで自分が安心したいだけなのかもしれない。

 それでも。それでもぼくは思う。目の前の命が救われるのはいいことだ。

 祈りと言っていいかもしれない。いつかすべての命が救われる日が来る。そう信じたい。だからまず目の前の命が救われればそれは素敵なことだと言いたい。目の前の命が救われ、ぼくの知らないところでも命が救われてゆく。そんな日が来る。そうぼくは信じている。

【関連記事】
「死ぬ死ぬ詐欺・まとめサイト」の卑劣さを考える
「死ぬ死ぬ詐欺」記事の反響に答える
さくらちゃんの未来のために

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは89件。最後の1件だけ翌年のリニューアル後についたコメントです。そういえばちょっとだけ話題にのぼったスレあったなw 取得に失敗しているので保全できたところまで。

89 manman 05/05 13:06
批判の対象が大きすぎる
2ちゃんねらーにもいろいろいるし、ましてはインターネットユーザーなど玉石混合もいいところ。それを大くくりで批判しても意味がない。

祭りの中にいる人たちの意見の中にも、耳を傾けるべきまともな意見もあるし、単なる茶化しのようなもの、あるいはもっと悪質なものもある。

だが、いくら人の命がかかっていようとも、「検証」は必要である。人のお金と善意を集める以上、綿密な報告はするべきなのである。彼らは一つの可能性を示しているに過ぎない。何もやましい事がなければ、積極的に情報公開をしてはどうだろう。

事実をきちんと公開し、それが論理的に納得のいくものであれば、いくら2ちゃんねらーが騒ごうとも、それを見る方がどちらの立場に加担するか、明らかではないか。

この記事もそうだが、すべては情報の不足が問題なのである。その判断材料となるべき情報を提供するのが、ジャーナリズムの真の役割ではあるまいか。あなたの価値観はあなたの価値観として、尊重する。しかし、私が物事を判断するためには、もっと情報が必要なのだ。

参考までに付け加えておくが、ネットの世界では人の生死をちらつかせ、同情をあおる詐欺行為が横行しているのだ。古き良き時代ならまだしも、今の世の中で、きちんと検証をせずに善意を行うことは、それ自体が社会悪になってしまう事があるという事を、現実問題として認識しておくべきであろう。

88 武咲世 10/26 22:47
今更かもしれませんが・・・
>彼らは自分がさくらちゃんになっていたかもしれない可能性なんて
>みじんも考えたことがないのではないだろうか。
むしろ考えたからこそあれだけ反響があったのでは?
もし自分、あるいは自分の家族が病にかかったら
まず自分の財産を捨ててでも助けようと考えるではないでしょうか?
家を手放したくないなんて言っている場合かよ、そう考えるのは当然でしょう。

自分の考え方と違うからと言って卑劣呼ばわりするのは
想像力の欠如であり、人権意識に著しく欠けるといわざるを得ません。
目の前の命云々より、ご自身の意識を改められるほうが先ではないでしょうか?
こういうレッテル張りが許されるようでは差別はなくならないでしょうね。

87 太陽 10/22 01:15
ちょっと編集部に質問なんですが。

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O羽S史氏の「死ぬ死ぬ詐欺」に関するコメントが自身のブログに掲載されています。
Googleで『あんだけ騒いでも、こんなに短期間で一億集まるんだから、』で検索するとO羽S史氏のブログが一番上に出てきます。

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↑これって削除対象になりますか?他所のURLを直接示しているわけではないんですけど。
削除するのであれば理由を教えてください。

86 WilЬur Wright 10/20 01:27
記者様                                      2006年 10月 20日   

 「死ぬ死ぬ詐欺」 という言葉もだいぶ馴染んできましたが…。
 記者が、「死ぬ死ぬ詐欺」 問題 で見えてきたモノはなんですか?
 2ちゃんねらーが集まり、騒いでいた理由は解りましたか?

記者は、再度考えて欲しいのですが、ただし…。

 記者は、「さくらちゃん」 をいったん頭の外に出して考える事は出来ますか?
 それが出来てはじめて 「死ぬ死ぬ詐欺」 について考える事が出来るのであり…。
 それが出来ないなら、それは記者としての可能性を大いに縮める事になるでしょう。

 私は、記者自身の為に、上記の事に挑戦してみる事を勧めます。
 そこからはじめて、『「死ぬ死ぬ詐欺」 の問題点がどこにあるのか』、2ちゃんねらーは何を騒いでいるのか、が理解できるでしょう。
 これは記者に妥協を求めるモノではありません。

記者が理解できない、という事は、いたずらに 「死ぬ死ぬ詐欺」 という言葉を世間に広く知らせた、という事になります。
 私はそれを危惧します。

 その意味で、ごじらー さん(No.84)の記事は非常に参考になる、と思います。
                                                      the Thyme

85 八代目ジョン太夫三郎 10/19 21:24
「命は大切だ」って記事を書きたかったんですか?
ゴミ溜め発言といい、繋がりませんね。

84 ごじらー 10/19 00:17
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002386

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002385

ぜひ、ご参照ください。

83 kuradon 10/18 14:40
前の記事にもコメントしましたが…相変わらずですね…

さくらちゃんの両親を批判している人の多くは、『自分がさくらちゃんの両親の立場(地位、資産)だったらどうするんだろう?』と想像したからこそ、当然自分ならするだろうと思っている事をしない事を批判しているんです。
想像したからこそ、当然とるべき行動をしない両親を批判し、批判に誠実に答えようとしない巣食う会を批判しているのです。
他者を批判するには当然、根拠無き批判は『中傷』です。そうしない為に多くの人が『根拠』『事実』を求めた結果が、金額であり確率である事をあなたは想像しましたか?表面だけを捉えてはいけないのです。

あなたこそ、その様な背景に対する想像力が欠如し、自分の気に入らない行動を取る他者に対して、『なぜそのような行動をするのか?』を掘り下げる事を拒否し、表面上の動きをのみを見ているのではないでしょうか?

確かに便乗して批判している人の全てが想像力を持って批判しているかは疑問ですが、批判が起きる背景を精査せずに批判を批判する、記者とは思えない行動は噴飯ものです。

批判している人もあなたと同じく目の前の命を救いたいと思っているはずですよ。でも、さくらちゃんのご両親がとっている行動に真摯さを感じ取れないからこその批判だと思いますし、更に言えば、真摯さを今もって表明しないからこその反響だとは思いませんか?

最後に煙に巻く様な物言いはやめた方が良いと思います。
『哲学をかじっている俺様はおまえら庶民とは違うんだ』と言いたい事がミエミエです。そこだけでもこの記事の胡散臭さを際立たせています。

82 aome 10/18 00:44
 トップページを見ました。
「この記事は論争中」のところに、
「~~詐欺・まとめサイト」の卑劣さを考える
「~~詐欺」記事の反響に答える
と、このO羽氏の記事の見出しが並べられています。
私は、救う会のあり方に懐疑的な者ですが、この忌まわしい「~~詐欺」という造語を使ったことはありません。たとえ、引用でも使う気になれないので、伏せ字にします。また、新聞、雑誌で、この言葉が見出しはおろか本文中でも使われているのは見たことがありません。悪名高い2ちゃんねるでもこの言葉をタイトルに使っているスレッドも私の知る限りありません。
 なぜ、上田夫妻を応援するという筆者が上田夫妻を最も傷つけるひどい言葉をタイトルに使うのでしょうか。
 理由は一つしか考えられません。
「さくらちゃんを救う会」攻撃の卑劣さを考える、ではビューを稼げないからでしょう。
 結局、商売のためにこの事件を利用しているわけです。単なる匿名の落書きに過ぎない2ちゃんねるより悪質です。これでは、被害者に同情するふりをして、土足で被害者の心を踏みにじる既存のワイドショーレポーターと同罪です。
 この「~~詐欺」なるひどい言葉が世間に流布する手助けをしていることに気づいているのでしょうか。今からでも遅くありません。このタイトルをただちに変えることを望みます。

81 将監 10/17 19:57
なんだこれ、記事じゃないじゃないか?
日記をかりそめにも「ニュースサイト」に掲載してもよいものかどうか?
自らの思考停止を告白してどうなるのだろう。

80 X 10/17 02:53
どこまでいっても 2ちゃん=悪の巣窟 VS 俺=善意の化身 の構図だけは変えないんですね。
素直に「根拠もなく非難して御免なさい」と謝ればいいのに。

編集部もいい加減つっこまれないような記事に直してやればいいのに。
ここまで来ると、編集部によるO羽イジメにすら見えてくる。

79 椎名 10/17 02:51
J-CASTニュースによると、ねらーの一人が救う会の筧氏と対談したらしいけど、
この記者は相変わらず何もしないんですね。

大丈夫ですか?オーマイ。

78 futakoto 10/17 01:58
編集長の鳥越氏は、要するにテレビ局関係者。
全テレビ局が痴漢テレビ局員の顔を隠した。あれと同じ構図。マスコミ関係者はみんなで庇い合うのだ。
美しいではないか。
大衆も1/10・・・・・倍くらいの結束が欲しいね。

77 WilЬur Wright 10/17 00:01
 今更のように思いましたが…。

 記者のモノの考え方が、
 「まず、さくらちゃんありき」
なら、
そこから話をどんなに膨らませようと、
 「死ぬ死ぬ詐欺」 についての話は決して進まないでしょう。

 「人を好きになる自由」 がある、というのはとても良い事です。

76 のらいぬ 10/16 23:51
記事の主旨がいまいち明瞭でないが、

たしかに「統計は他者を隠蔽するもの」かもしれないが、「固有の死」を強調しすぎるのは自然への冒涜である。と考える。結局「死」を意味づけるのは人間の下賤な知恵に過ぎない。意味のある死とは、えてして利用されやすい。とくに為政者に。これは、前の大戦の日本をみればよくわかるよね。

この場合は、動機が疑われる団体や活動が問題であって、個々の生死が問題なのではないはず。「死ぬ死ぬ詐欺」とか、言葉の選定にはもう少し配慮があってもいいと思うが、こういうレトリックは、どこぞの政治学者のインタビュー記事(で学者が使っている)の比喩や表現とレベルは同じ。

ところで、「こういう」人たちを集めたポータルサイトって実際どうなんだろう? 現実的だろうか。

難病募金ポータル:日本中の難病をかかえる人や家族が、募金額と送金先をアップする。コメントや写真つきで。で、アクセスした人が納得したら募金ボタンをクリックする。

わはは。おれやいやだね。こんなサイト。でも、ビジネスとして割り切ってやるなら、いまより「クリア」ではあるよね。

74 ぽくぽく 10/16 16:43
まだこの人のピントのずれた(ずらした?)「感想文」を載せようという編集部の考えが、私には全く理解できない。

取材もなし、趣旨もころころ変わる、それで逃げ切れないと知るや、「だって悲しくなっちゃうんだもん」ですか。

「記事」って、「何かのことを書く」ってだけなんですか?

『「死ぬ死ぬ詐欺」問題で見えてきたこと』はオーマイニュースJapanの、悲しい末路でなければいいと思います。

良心的な記事を書いている人たちが哀れです。まさか、この人、月間市民記者賞なんか受賞してないですよね?

73 yellowbell 10/16 16:15
同情することは誰にでもできます。
誰にでもできることを、ことさらNewsという形態で流すのは、同情の増幅を目論んでいると見られても仕方がないことです。
それは、目先の感情に目がくらんで客観性を失ったデマ増幅器と変わらないと看做されても、反論できないという自縄自縛です。

記者として求められるのは、この記事にある同情の先にあるもの、もしくは同情の裏にあるものを、努めて客観的に綴ることではないでしょうか。
さくらちゃんが可哀想と思うのなら「なぜこの移植手術が日本ではできないのか」「なぜここまで高額な費用がかかるのか」「どれだけの移植希望者が日本にはいて、そのうちどれだけが渡航できるのか」「これからこの募金というシステムに乗るにはどうすればいいのか」など、いくらでも有益な記事が書けるはずです。

それが、なぜ2ch批判を通したネット批判などという、閉じきった持論に帰結するのか、この記者の資質を疑います。

71 ぽんぽこ 10/16 11:26
O羽記者殿
>確かに、さくらちゃんは救われても、救われない命はいっぱいあるのだろう。そのことを思うとぼくは身震いする。ぼくは目の前の命が救われることで自分が安心したいだけなのかもしれない。

まさに「馬鹿の壁」完全に思考が停止していますね。

>祈りと言っていいかもしれない。いつかすべての命が救われる日が来る。そう信じたい。だからまず目の前の命が救われればそれは素敵なことだと言いたい。目の前の命が救われ、ぼくの知らないところでも命が救われてゆく。そんな日が来る。そうぼくは信じている。

信じるのは勝手だが、移植に関しては、救われる命もあれば、無くなる命もある。
だからこそ、きちんと議論を尽くして行かなければ行けないのでは?

そのためにそれなりに募金の使われ方を説明してほしいと多数の方がコメント欄で御意見申し上げているわけで、それに対するO羽記者殿の御意見がこの記事ですか。

失礼だが、どこかのカルト宗教団体の宣伝記事に見えてきます。このまま唯集めるだけの募金活動続けていても、その理想への道のりは、遠のくばかりだと思いますよ。

70 WilЬur Wright 10/16 10:00
~募金と“白さ”~
 募金ってのは、ただでお金を貰うんだから、ある程度の “黒さ” はどこも否定できないと思う。
 だからこそ、透明性、とまでは行かなくても、
ある程度の “白さ”、正直さ、誠実さ、みたいなモノが自然と求められる、と思う。
 義務はないけど義務感は持つべき、みたいな…。
 商人が 「感謝の心」 って言うなら、少なくとも、それ以上に…。
 仕事に誠実な人なら、それ以上に誠実に…。
 募金活動をしていて、お金を集める事だけに一所懸命になってしまうと…。
 まぁ、あまり見たくない。好意的には見られないだろうね。必要性は理解されても。
 今回のケースがそうか? …それは僕が決めることじゃない。 多分、周りが感じ取る事。
 それに、今言ったのも “極論” だけどね。
 ロドリゲス・トウゴウ さん(No.66)のコメントを見てちょっと思った。

69 Yan 10/16 09:57
私は今回の件でも募金は必要であったと思います。
「手術が早いほどよい。」という事を考えれば、資産売却の期間を考えるとすぐに準備できる(できた)3000万ではいずれにせよ
足りないわけで、6000万は必要であったと思います。
両親の資産から考えれば資産の売却で残りの金額を準備することは”安易”であり、それ以上の募金は不要なはずだった。

それをいきなり全額募金してくださいなどと始めたのが問題であって、その後の言い訳に
「家は手放したくない」とわがままを言ったり「資産は0です」とウソをついた部分で批判されているのであり、
さくらちゃんを助けたいのに募金を待つだけで、早くお金を作るんだという姿が全く見えなかったことです。
(トリオの絡まない移植や古い例では、資産売却は当然で、その上で”足りない”分を募金に頼るという物でした。)

>しかし、批判をする彼らが、自分の命を「お金」や「確率」であることに耐えられるだろうか? 少なくともぼくは耐えられない。
両親は「お金」に代えて資産を保護しようとしているかのような行動をとっており、それに対して批判が吹き出しています。
もし、あなたのこの言葉が本気なら、さくらちゃんの両親をかばう言葉が出る理由が全くわかりません。

68 R2D2 10/16 09:45
日本人は温情にすがって生きる乞食にような存在を嫌う反面、そんな弱者にはどうしても甘いという感じですね。
あまり注目されていませんが、秋田県でも同様に募金によって手術代を手に入れた少年が無事に心臓移植を終え、学校へ復帰したというニュースがありました。
その少年の募金目標は6000万だったハズです。それを考えたら3億という数字は大きすぎるという印象が拭えないのが事実です。
さらに言えば秋田の少年の場合では6000万に対し一億一千万の募金が集まったようなのですが、余分な5000万や返還される予定の数千万の大金の使用方法については特に語られる事が無かったと記憶しています。(今検討してるのかもしれませんが)

2ちゃんねるで使われる言葉は過激過ぎるでしょうが、冷静に見返してみれば当然のように発生する疑念ではあると思います。

67 aome 10/16 06:13
>41 >38
 O羽氏にしても、この伊奈浜氏にしても、どうしてこのNHK夫婦を擁護する人たちって、書き手として二流、三流の人たちばかりなんでしょう。
 論理の構成力も説得力もない。ましてやウイットやユーモアはかけらもない。論理が破綻すると感傷にすり替わってるし。
 NHKなら作家、脚本家、コピーライター、プランナーなど一流の人脈を抱えているはずでしょう。そういう人たちが実名で差し支えるなら、匿名、ペンネームででも擁護すればいいのに。
 そういうことが全くないのは、NHK人脈の中で、一流、超一流の文化人は今回のことに疑念を払拭できないってことなんではないですか。

66 ロドリゲス・トウゴウ 10/16 05:27
今まで幾つもの怪しい募金活動の事案が積み重なって今回の騒ぎがあった、というの認識してるんかいな、この人は。

因みに私は、十数年前に同僚から「募金した金は実際、何に使われているか分からない」と指摘され「それも一理あるな」と思ってから募金の類は一切しなくなりました。(それまでは結構マメに募金していた)

昨今、続いているこの手の怪しい募金活動(完全に黒だとは断定しない)は、
第二第三の"私"を生むような気がしてなりませんが。

64 似田 10/16 01:51
O羽殿は自分の書いた記事についたコメントについて反論するから議論になりますね。とてもオマニーらしくて誇らしいです。

「さくらちゃんの未来のために」
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002125
を書いたオマニー編集局の豊原殿はどうしてオマニーのテーマである「信頼」と「責任」を放棄していますか?

私は編集局がどの記事を採用しようとどのコメントを削除しようと編集局の裁量なのですべてニコニコ従いますね。
しかし、自分がルールを守らないのであれば、コメントを削除された人も怒りますね。
オマニーが自分で定めたルールなんだから守るのは当然ですね。守れないのならルールを変えるべきですね。

似田さんを知っている人はいないから匿名と同じですが、似田さんは信頼と責任の塊なので、ご質問には全て丁寧にお答えするし議論を好みますね。
いくら実名で記事を投稿しても無責任ならば匿名以下ですね。

でも、豊原殿はきっと夏に忙しかったので秋季休暇中だったですね。
そろそろお休みも終わったと思うので、ご意見をお待ちしておりますですね。

63 ひらりん 10/16 00:29
NC-15
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20061008/1160467259#c1160818868

上記ブログコメント欄で「豚」の話をしている方はO羽S史さんでしょうか?

62 つい先ほど知りましたが 10/15 23:50
O羽S史さんの記事について他にも「場外乱闘」があったのですね。
ご本人自ら「O羽S史です」と名乗り出て、
常に反論(?)を試みている事からもご本人かと。

僕が拝見したところブログを書かれているfw0さんとの議論において
O羽S史さんからその論拠となるべきソースが提示されたことは
1度たりともありませんし(!!?)、論理的にもあちこち破綻しています。
その上fw0さんに対して「貴方は最低の下衆野郎だ。」と罵倒していますね。


・シム宇宙の内側にて 玉石混交のネットから石しか拾い上げられないオマニー記者
http://fw0.blog37.fc2.com/blog-entry-289.html
・シム宇宙の内側にて 玉石混交のネットから石しか拾い上げられない記者と場外乱闘中
http://fw0.blog37.fc2.com/blog-entry-291.html
・シム宇宙の内側にて 根拠の重要性を訴えるO羽さんの自信の根拠が分からない
http://fw0.blog37.fc2.com/blog-entry-293.html
・シム宇宙の内側にて ここまで伝わらないものなのだろうか(玉石オマニー その4)
http://fw0.blog37.fc2.com/blog-entry-296.html
・シム宇宙の内側にて オマニーの記者O羽氏がありもしない錯誤をでっちあげて批判している件(玉石オマニー その5)
http://fw0.blog37.fc2.com/blog-entry-300.html

非常に読みごたえのある、いいエントリーでした。
O羽S史さんとfw0さんの人となりが十分に伝わってくる気がしました。

61 見る人 10/15 23:44
O羽さん、少し考えて欲しい。
あなたの書かれた文章はなるほど人間愛にあふれた素晴らしいものかもしれない。
だが、今回の問題は貴方の言っているそこにはない。

日本人は昔からお人よしが多いので、他国に比べ募金が集まりやすいらしい。
自分もいままで結構募金してきた。
そこで戦後目立つようになってきたのが募金詐欺だ。
今回、親は裕福で募金の必要がない可能性があるのに、さまざまな団体が支援して募金活動を始めた。
そして親は自分がある程度の所得があることを隠し、なおかつ偽名まで用いた。
私たちはそこが納得できないのだ。

私たちの主張は、私たちが出す金の使い方を明確にしろ。そしてその金が本当に必要なのかどうかを明確にしろ。
それだけです。
それをやってないから問題になる。詐欺じゃないかと疑いたくなる。
貴方の主張は「疑うな、金払え」、そうとしか聞こえません。

これ以上私たちを馬鹿にしないでください。

60 Anti Virus 10/15 22:49
前記事でコードが云々という記事がありましたが、そっくりお返ししたいところですね。
次のコメントは自分とコードが合うのか、随分と丁寧な口調です。

以下、廿日市のコメント欄より引用
http://haseitai.cocolog-nifty.com/20/2005/11/post_9712.html
--------------------------------------------------------------
あ、ぼくは上記のコメント欄では「トニオ」という変名を使っていたものです。

蛇足ながら、2005-10-22 14:28のコメントはぼくのものなのでおそらく、間違いかと思います。失礼しました。

投稿 O羽S史 | 2005/11/27 1:28:52
-----------引用終わり-----------------------------------------

59 yonemura 10/15 22:29
>内容の真偽っていうのはお前みたいなバカの判断でやって良いもんじゃねぇんだ。ソースがあるかいなだろうが。ソースも出せねぇ自称ジャーナリストって国辱もんだぜ。

これがO羽S史氏の言葉ですか。
酷いですね・・・要は誰でもいいから罵倒したいだけなんですね。
こういう自称「善人」「人権派」とか言う人って、ロジックが微塵も通じないことがよくわかります。

>それにしてもソースも出せない自称ジャーナリスト、か・・・・。
しかし笑わせてくれますねこの人はw

58 Anti Virus 10/15 22:14
以下、酔夢ing Voiceのコメント欄から引用 
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4497450.html
-----------------------------------------------------------
>内容の真偽は自分で判断するから、
内容の真偽っていうのはお前みたいなバカの判断でやって良いもんじゃねぇんだ。ソースがあるかいなだろうが。ソースも出せねぇ自称ジャーナリストって国辱もんだぜ。

>少なくとも有名ブログのコメント欄に噛み付くビル爆破テロみたいな主張に
>生理的嫌悪感を抱いてるのは俺だけじゃないと思うけど。

ソースも出せない自称ジャーナリストの中共誹謗に生理的嫌悪感を抱いているのは俺だけじゃないと思うけど。
Posted by トニオ at 2005年06月22日 01:01
---------------引用終わり----------------------------------

少なくとも祈るような人の態度ではないですね。それにしてもソースも出せない自称ジャーナリスト、か・・・・。

57 シルヴェルヴィント 10/15 22:05
両親はさくらちゃんさえ助かれば、でいいとは思いますよ。

でもO羽記者のような第三者が「さくらちゃんの命」しか見ないのはそれでよいのですか?何故そこまで主観的に見るのですか?さくらちゃんが生きるのは確かにいい事です、でもそのせいで他の誰かが死ぬのは肯定できますか?

私は第三者なのでもっと全体を見ていたいです。

人工心臓の研究にでも募金したい気分。

56 futakoto 10/15 21:26
すみません。

54,55は「一期一会 屋根裏 」さんに載せられていた2ch「592 :名無しさん@七周年:2006/10/11(水) 18:37:14 ID:m7Wr5nWs0」さんの書き込みです。

http://fmatsu.xtr.jp/151-e/blog.cgi?n=477&category=26

55 futakoto 10/15 21:17

54の続き。

論告に続き、今度は弁護側の最終弁論から抜粋することにします。

 『被告人は、両親から、他人に迷惑をかけてはならない。返せないお金は借りてはいけない。借りるくらいなら自分の生活を切り詰めろと教えられ育てられたが、この教えのどこに間違いがあるだろうか。確かに、サラ金で借り入れをしたり、親族に援助を求めたりすれば、このような悲しい事態は防げたかもしれない。しかし、被告人は、両親の教えを忠実に、あまりにも愚直に守ってきたのである。人間としては、弁護人より被告人のほうが、よほど誇り高く、清貧な人である。このような被告人を法的に非難することはできても、道義的に非難することは困難である』。

 弁護する自分より、裁きを受ける被告人のほうが人間的に優れていると指摘する異例の弁論。そして、被告人は最後に、涙ながらに次のように語ったのでした。
 『母親を抱くための手で、母親を殺めてしまいました。私の手はいったい、何のためにあったのでしょうか・・・・』。
 この世の出来事は、全て「人の営み」から生まれます。そして、そこには様々な「人の情」があります。楽しいニュース、悲しいニュース、嬉しいニュース、怒りのニュース・・・・
そこに込められた「情」を見失うことなく報道に臨まねばと痛感させられた裁判でした。

読売テレビ「ニュースのウラ側」

http://www.ytv.co.jp/blog/ura_news/2006/07/post_43.html

54 futakoto 10/15 21:16
   ちくしょう! ちくしょう! 世の中こんな人もいるのに!

  ttp://www.ytv.co.jp/blog/ura_news/2006/07/post_43.html


   お前ら、先ずはこれを読め! そして泣け! そして奮い立て!

◆“法廷が泣いた裁判”より (2006年7月7日)

 『被告人は、認知症になった母親とアパートで2人で生活し、掃除、洗濯、食事の用意、排泄の補助などの身の回りの世話を全て引き受け、長年にわたって献身的に介護を続けてきた。被告人はこよなく母を愛し、一緒に生きたいと思うがゆえ、介護を放棄することなく、最後の瞬間までその介護を続け、遂には母親との心中に至ったものである。一人生き残った被告人は“もし生まれ変わるのであれば、もう一度、母の子として生まれたい”と今なお愛する母への思いを述べており、その犯行に至る経緯や犯行動機には、哀切極まるものがある』。

 今年2月、京都市伏見区の河川敷で、54歳の息子が、認知症を患っていた86歳の母親を殺害するという悲しい事件がありました。介護のために仕事もやめ、全ての蓄えが底を突いた末の犯行でした。最愛の母に手をかける直前、息子は最後の親孝行のつもりで、母を乗せた車椅子を押して川のほとりを歩いたと言います。そして、母に「あかんねんで。もう、生きられへんねんで」と告げると、母は「そうか、あかんか。お前と一緒やで」と答えたというのです。息子は母の首を絞めて殺害し、自らも自殺を図りましたが死にきれず逮捕されました。冒頭に掲載した文章は、懲役3年を求刑した検察側の論告から抜粋したものです。罪を断ずる立場の検察をして、ここまで被告人の境遇を思いやるという異例の展開。“法廷が泣いた裁判”と言われる理由はここにありました。


次へ続く。

53 WilЬur Wright 10/15 21:02
 「NH○の社員だと分かっていれば、絶対に募金なんかしなかった」
という人は多いはずです。
 でも 「返せ」 とも言えません。
 怒りを買う事は分かっていた。 悪口は、言われて当然だし、予想もしていたはずです。
 悪く言っているからといって (その内容がどんなモノであれ) それを庇う理由、正当性を主張する理由はどこにもありません。
 庇う事が悪い、とは言いませんが。

 「2ちゃんねらは言葉遣いを直しなさい」
と、おばちゃんが怒っているだけに見えます。


 NH○ だから怒っているんじゃない、という意見もあるでしょうが、
特別な存在にする事、に成功し得た事を考えると、風潮から NH○ 自体が非難される事は妥当でしょう。

52 (´・ω・`)ノシ 10/15 19:07
親ならば、どんなことをしてもわが子を助けたいと思うのは確実にあると思う。
しかし、親としてやるべき事は、募金を募ることではなかったと思う。
ここがそもそもの間違い。
自分なら、私財をなげうって、親戚一同に借金の申し入れをし、極限まで金を集める。

私がこの親に感じることは、確実に『親が子に対する愛情は低くなっている』ということだけです。
「思い出の家」とおっしゃるかもしれませんが、それは詭弁であり偽善である。そのことが何故わからないのか不思議です。
今現在1億もの募金が集まりました。
三千万は自己負担となっていますが、自己負担ではありません。共済の借入金であり、預貯金ではないのです。
まあ、それでも現在ある家を売れば、十分なはずです。坪単価250万、65坪の土地付の家なんですから。

子供にとって家とは、「三鷹の家」ではなく、両親のいる場所が家なんです。
「足りないから出すカード」にしている時点で、『家>>>さくらちゃん』と考えられているようにしか感じないのです。

たしかに手術後も費用はかさむことでしょう。しかし、手術費用は大半がデポジット(保証金)です。半分から3分の1は返ってくるお金なんです。
三千万円は帰ってくると思っていいでしょう。


もう十分集まっています。必要以上に募金を続けるのは悪意を感じます。
なにより生活レベルを落とせば、2~3年で不足分は返済できるのですから。
年収400万の私とは違って。

このNHK職員の両親は、怠けずに働きなさい。働かない人間には何一つ救いの手を差し伸べたくはありません。

しかし、さくらちゃんはがんばれ。応援しています。そして同情しています。
何故この両親に生まれてしまったのでしょう。無事に手術が成功するのを祈っています

つヽ1〆

51 Saruyama 10/15 18:58
目の前の命が救われるのなら
集まった募金を好きに使ってもいいのでしょうか?
明細を非公開でも構わないのでしょうか?

この件で見えてきた問題点はここなのですがね・・・

まあ、さくらちゃんの件に限って言えば
募金をしないでも手術代を捻出できたんじゃないの?
という問題はありそうですが・・・

48 若隠居 10/15 14:49
要するに今回の問題は、さくらちゃんが自分で言ったことから始まった問題ではないですね。
さくらちゃん自身が「私は死にたくないから他人の心臓が欲しい、お金が一杯掛かるそうだから、みんなから集めて欲しい」と言った訳ではないんですね。
親が自分の子供が重病だと分かったときに、出来ることならどんなことをしても治したい、と思うのは当然。
そしてその周りの人達も何とかして助けたい、と思うのは至極当然の話。
しかし全国に募金を呼びかけて大金を作り、出来るだけ早く「他人の命」を買いたいと思う、他にもそれを望んでいる人が居るかも知れないのに我が子を優先して欲しい、と言うのは全く別の次元の話だ。
最近年齢に関係なく「諦める心」が全く無くなってしまったと思う。
自分が好きだと思っている人が振り向いてもくれない、そうするとストーカーになってしまう、果てには殺してしまう、そんな事件が多くなった。
臓器移植募金が今まで数多くなされ、多額の寄付が集められている、心の優しい日本人がこんなにも多くいる、しかし命を差し出す訳でもない(但し希には死亡事故や後遺症があると言うが)骨髄移植登録や献血応募者数が少ないのは何故だろう、その「善意に関する落差」を知りたい。

47 神戸 智子 10/15 14:40
まだこの話題で引っ張っているのですか?
編集部は日本人の子供がどうなろうと興味が無いくせに
アクセス数が稼げればなんでも有りのようですね。
共和国にも難病に苦しんでいる子供はたくさんいます。
O羽記者はプロ市民記者なら共和国の話題を優先して書くべきでしょう。
本社を見習い、共和国へ送金するためにオーマイ日本支社も
募金活動をしたらどうでしょうか?
そんな心配をしなくてはいけないのも、共和国への制裁を決めた
abeのせいですね。本当にかんしゃくが起きます。

46 yonemura 10/15 14:31
この伊奈浜 紗希(inabamasaki)氏って
「2chねらはサヨ」
って毎回必死な人だねw
右翼・左翼の話なんぞ誰もしていませんのでw
おかしな所に話をスライドさせて釣れるのを待ってるらしいけど、ここにはそんな奴いないからw

45 Hounddog 10/15 14:28
>>42
記事(とも呼べない駄文)ともコメント欄とも無関係な、手前勝手極まりない評論もどきと言い、生理的嫌悪感を呼び起こすオカマ口調と言い、明らかに初めから荒らし目的でしょう、これは。
無視するのが賢明かと。

44 ロニー 10/15 13:52
自分の心臓を提供するのは拒否しておきながら、人様の心臓を
よこせというエゴイストに発言資格はありません。
自分の子供の生きている心臓を取り出すことに賛同できる
決心がついてから発言しなさい。

43 甘粕正彦 10/15 13:51
この問題は各記事でなくコメント欄で問題の本質を考させてもらいました。
(各記事ではその論旨が一面的に過ぎる)

詰まるところ「エゴ」を肯定するか否定するかという話なのですか?
そのエゴはどこまで許されどこまでが許されないか?

現状の「移植医療のあり様」「募金方法」に問題も多く、親御さんの子を思う気持ちとは別に
やはりこの件での全肯定はできないと考えざる得ない。
木を見る(見るしかない)当事者と森を考える第三者の我々とは切り離して冷静に考える必要もあろう。

別記事で写真をみたが、愛らしいお嬢ちゃんの一日も早い快方を願う。

42 マツ 10/15 13:44
>>38 伊奈浜 紗希(inabamasaki)様

格差社会批判論者へのご不満なのか、34へのご不満なのか、今回の募金に批判の声をあげる人々全般へのご不満なのか、何だかよく見えません。
「サヨ」等の言葉を乱用せずに、もう少し落ち着いて書いてください。
そういう書き方は、恐らくコメント欄が荒れますよ。
一度削除して、きちんと組み立てて書くことをお勧めします。

41 I場M紀 10/15 13:11
>39

 もう一つ忘れてた。あと、この人たちに特徴的なのは、上から正義面してものを言うことね。そういえば、これもサヨの昔からの特徴ね。

「金の集め方の汚さ」とかいうけど、この親御さんたちが汚職とか、強盗とか犯罪行為をしてお金を集めたっていうならそう言えるかも知れないけれど、そうじゃないなら、「汚い金」とはいえないよね。

この人は、この親御さんが、「金を集められる力を持っているのに、それを行っていない」って決めつけてるけど、本当にそうだって証明できる?できないなら、言うべきじゃないでしょ。

サヨはずっとこういう正義面をさらしてきた。そんな正義面を世間は浅はかなバカ面だとみなしてきた。この人たちは、サヨのバカ面も密輸入してるみたいね。

40 WhoAmI 10/15 13:06
>彼らは自分の子どもが重い心臓病にかかって1億円をどうにかして集めなければならない状況に陥ったら、などと考えたことがないのではないだろうか。
考えた結果が、「まずは不動産や自家用車を売ってお金を工面する」です。
「目標額に到達するのにいつまで掛かるか分からない募金」だけで全て賄おうなんて悠長なことを考えていない人が多いから、両親に対する批判が出てるんじゃないんですか?
死ぬ死ぬ詐欺関連の記事には沢山コメントが付いていますが、記者は全く読んでないか、文意を汲み取れないんですかね?

39 ゆうき 10/15 12:38
>>38
そんな事思ってるのはあなたぐらいでしょ。
子供の命が云々というのと、金の集め方の汚さは別物です。
金を集められる力を持っていてそれを行わないのは、格差社会とまったく関係なく非難されることでしょう。
どこの社会でも求められる当たり前の事です。
それを理解できずにごちゃまぜにして、挙句サヨがどうだとか言ってるあなたの頓珍漢さには似田さんでなくともかんしゃくが起きますね。

38 I場M紀 10/15 12:25
>34
 わたしは、このお子さんの親御さんを批判する人たちは、透明性とか情報公開、命の平等とかサヨみたいなこと言うから、「隠れサヨ」かと思ってたけど、ほんとのサヨになってきたみたいね。これなんか、まさに「格差社会批判」。

 問題は、命の平等とか格差是正みたいなサヨの主張を密輸入することで、この人が何を言いたいか、ということ。

 親が自分の子どものことを優先して考えるのは当たり前。それがこの人の論理では、「平等が大事だ、他の子どものことを考えろ、助けたいなら自助努力でやれ」ということみたい。

 なぜ、親が自分の子どもを助けるときに、社会に助けを求めてはいけないのか。「他の子供との間に格差ができるから」。こんなこと、まじめに言うのはサヨの中でもポル・ポト派ぐらいだと思うけど。

 まあ、この人がまじめにポル・ポト派なわけはないから、おそらく、この人が思ってるのは、「この親はウザい、消えろ」っていう程度のことでしょうね。

 それなら、そう言えばいいのに、サヨの理屈を持ってきて悦に入ってる。たしかに、「ウザい、消えろ」だけだったら中坊の家庭内暴力レベルだけど、サヨの理屈を持ってくれば、学者様にでもなったような気がするから。

 それにしても、この人たちの言葉の軽さには呆れちゃう。自分がこのお子さんの親だったら、同じ病気を持つ子の親だったら?っていう想像力が全くない。みんなのことを考えろなんて軽々しくお説教できるのは、部外者だから。

 昔は、こういう連中は1人でこそこそ嫌がらせ手紙でも送るとかしかできなかったのに、今では不特定多数にメッセージを発信して、自分たちに力があるように錯覚してる。ネット社会がもたらした唯一?のマイナス面ね。まあ、オーマイの「コメント欄」さえ見なければ、この連中はいないのと同じだから、昔と変わらないとも言えるけど。

37 ビル・ブラウン 10/15 12:07
日本において、その文脈で使われる「祈り」は、「善処」以下の重みでしかないかと

36 生ける屍 10/15 11:49
>>34
>僕の知る限り「祈り」がもたらすものは個人の幸福であり、他者の幸福ではありません。

海外の事情は不明だが、日本の文系研究者・市民運動家にはすぐに「祈り」とかスピリチュアルなことを言い出す奴が本当に多い。
何かで、キリスト教文化圏では日常生活の身体次元で身に着いている「祈り」を、知識層の日本人がそのまま輸入したのではないかみたいなことを読んだ記憶があるが、この解釈で妥当だろうか?
個人的には、作家・評論家・学者が「祈り」とか言い出すと大体は怪しいなと思ってしまう。

34 少し気になったので「この記事にひと言」 10/15 09:31
>心臓病がどういうものなのか、ぼくは詳しくは分からない。~~
>「死ぬ死ぬ詐欺祭り」~~そんな想像力が全く感じられないことだった。
僕には「詳しく分からない」ものに対し「想像力」で”分かろう”とする姿勢は驚異的ですらあります。

>例えば、「さくらちゃんの他にもたくさんの心臓病の子どもがいる」というような言い方を~~割り切ってしまえるものなんだろうか。
O羽S史さんには「たくさんの心臓病の子ども」に対する想像力が欠如しているように思えます。

> それでも。それでもぼくは思う。目の前の命が救われるのはいいことだ。
そんな単純な問題でしょうか?
目の前の問題が解決されれば良しとする姿勢は疑問です。
確かにカタルシスでしょうし、個人の心情の安定には役に立つでしょう。

しかし僕は逆に胸が痛くなります。
ここで救われるかもしれない一つの命に対し、
確実に失われるだろうその他の方の命の事を考えると。

また僕は本来人の命は平等であるべきだと考えますが、
現実は決してそうではありません。
今回の件もまた然りです。

言い方がドライに聞こえるかもしれませんが、
周囲のプレゼンテーションやマーケティング能力に長けた
方達のお陰で手術を受けれる可能性が増えた分、
さくらちゃんは他の心臓病の方達よりも有利です。

今回ますますその事実が実証されたようで、その点では残念です。


> 祈りと言っていいかもしれない。~~
僕の知る限り「祈り」がもたらすものは個人の幸福であり、他者の幸福ではありません。

ここまで。


この記事が掲載された当時はまだテレビ等で「~ちゃんを救おう」的なキャンペーンがワイドショーを中心にあったように記憶していますが、今はどうなんでしょうね。まだやってるのかな? 本当にテレビは食堂で音声を聞くくらいしか触れていないのでどういう状況なのかわかりません。

例の流行り病で現在は(事実上)ストップしているようですが、わざわざ米国の小児病院で高額な”優先権”料金を支払わなくても、隣国でもっと安価に移植手術が受けられます(受けられた)からねぇ。そんなキャンペーンをしなくてもよくなったということかしら。あ、一応書いておきますが、隣国では外国人に安易に臓器移植を行なうことは禁止しています。実態は(ry

あぁそうだ。LenovoのPCの調子はどうですか?