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緊張感なき38度線!

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003212

板門店最新情報
I藤 Y資
2006-11-20 16:42

 11月16日、記者は板門店ツアーに同行した。板門店訪問は今年3月を含めすでに4回を越えたが、今回は7月5日北ミサイル発射後の状況変化を知りたかったからである。

 初めての訪問は1986年、「パルパル」と呼ばれたソウル五輪大会によるインフラ整備の現状を目の当たりにして隣国の発展に憧憬したものだった。だが同時に訪れた板門店では臨戦体制国家の印象が強烈で、韓国は38度線で支配されているとさえ思った。

 当時は在韓国連軍にはアメリカ軍以外の駐屯もあったと記憶する。カマボコ兵舎での昼食も日本人観光客の姿もまばらで、当然のことのように案内は英語だけで行われた。
 
【画像省略】
板門店東部にある北朝鮮軍の監視哨。兵士が時折巡回しているがこちらを監視する様子はない。恐らくは拳銃程度の軽装備、「ガードマン風」といえば理解しやすいかもしれない
撮影者:I藤Y資

 回を重ねるごとにこの地を訪れる緊張感は希薄になり、ただの観光旅行化していった。だが結局は今までと異なるのは米軍兵士のカモフラージュ服の迷彩が変わっただけであった。韓国人女性ガイドは、「ここは危険地帯です! 兵士は15発の実装をしています!」と云いながら国連軍兵士と談笑をする。前線から舞い戻った韓国軍兵士が非番の同輩が打ち興じるサッカーに手を振る…。

 帰途、晩秋の陽に照らされる小高い丘の韓国軍のトーチカを見やりながら、不謹慎だったが笑いを禁じえなかった。これは誰のための備えなのか、どこの兵士がどこに攻撃をするというのか。同民族の悲哀はここまでくるともはや悲喜劇ではないのか。そう思ったからである。

 「戦争ごっこ」は止めるべきなのである。少なくとも兵士の数を削減し、物々しい警戒態勢を解除してはどうなのだ。韓国では軍需産業が、北朝鮮では軍部が38度線での緊張感緩和を恐れているのではないのか。そこは両国の国内事情。北朝鮮での金総書記の権力と、韓国での民主的規制によってどうとでもなる事態のはずだ。

 韓国人も北朝鮮人も異句同音でいう言葉、「南北統一」は、洋の東西を問わず世界の共通言語なのである。そのことを両国人は熟知するべきであろう。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


15 編集部・朴(てつ) 12/01 04:53
この記事、いつまで論争中ですか?もう終わりみたいですけど。

14 木村延夫 11/22 23:16
( *H*)y-~~こんばんは。
>韓国がお好きならライブドアのPJ記事をぜひご覧ください。
この少ない手がかりでなんとか探して読んでみました。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2747745/detail
などで同じテーマを上げられ、より詳細に書かれていたので、本記事では説明が不足していると感じた部分もありましたが、納得できる内容もあり、また、私は家庭の事情でなかなか行きたくても現地に行けないので、臨場感のある描写が良かったと思います。ただ、それでもやはり楽観的過ぎると私は思います。
他の記事もいろいろ読ませて貰いましたが、記者が直接目にしたものという点は評価できるます。しかしながら最近は翻訳サイトという物があって、私はそれを通して韓国マスコミ記事をチェックしているのですが、それらで紹介された内容と重なる部分もあり、現地での取材というメリットを生かし切れているのかどうかは疑問があります。より、下調べをした上で立体的に観察された方がよりよい記事になるのでは無かろうかと存じます。記者の多数の記事を続けて読むと、それなりの問題意識を持って取材をされていると言うことはわかるのですが、一つ一つの記事を読んだ場合にそういう視点の豊かさが感じられないと、例えばこの記事でも「38度線観光のついでに書いて、とりあえず適当な意見を添えただけ」という誤解を読む人に与える場合があるのでは無かろうかと思いますので、字数の制限など困難な事情があるのは理解できますが、配慮して頂ければより分かりやすい記事になるのではないかと思います。

13 金本 11/22 21:57
喧嘩はいけません。
国は違っても朝鮮人は皆兄弟です。1つの国になるのはもうすぐです。

12 編集部・朴(てつ) 11/22 17:53
最初は、コメントをあまりちゃんと読んでなかったけど、今すべて読んでみたら記者さんの対応がちょっと気になります。イデオロギーの問題ではないです。ただ、「君」という単語はどうかなと思います。

僕は韓国人でもちろん軍隊も行ってきましたし、いわゆる北朝鮮に関しての右よりの意見も左よりの意見も結構聞いたりしてました。僕はどちらかというと、少し左かも知れないですけど。もう一度話しますけど、僕が言いたいことは別にイデオロギーのことではありません。

ただ、接し方の事で記者さん(たいちゃん(taichang)って方は記者さんですよね?)に一言言いたかっただけです。長文すいませんでした。

11 罵倒観音 11/22 11:00
>記者殿

どうして人を小馬鹿にしたような態度をとるんですか?人を見下してものを言うあなたは何様ですか?

10 編集部・朴(てつ) 11/22 01:48
…喧嘩はやめて仲良くJSAでも観ましょうよ。

9 N迫K樹 11/21 22:52
いかにも。どんな人でも更なる学習が必要です。しかし留学した人間ほど視野が狭いという話は初耳でした。

7 N迫K樹 11/21 22:15
I藤記者殿。最初にお断りしますと私は記者氏を攻撃するつもりはありません。ただ、何度も韓国に行かれているようですので今後のため韓国についていろいろと知ってほしいと思い申し上げます。まず現実に休戦ライン付近には緊張は存在します。北に近い海岸線には鉄条網が存在しますし私が昨年韓国に留学していた際に海岸で写真を撮ろうとしたら兵士に注意されたことがあります。さらにいうと南北対立の原因は体制の差にあります。韓国は民主体制ですが北は政府批判すら許されない全体主義体制です。先日起こった民主労働党のスパイ事件のように北の脅威は現実に存在しますしそのように感じている韓国人は大勢います。実際にそういう声を聞いたこともあります。同じ民族とはいえ目の前の全体主義体制に脅威を感じるのは自然なことであり軍需産業とは関係ないと思います。同じ民族だからといってまったく異質の体制の国家を同一視するのも問題があります。韓国に対する日本人の誤解につながりかねないからです。北と違い韓国には右もいれば左もいるしいろんな考えの人がいます。「戦争は嫌だ平和がいい」その気持ちは大事ですがまずは隣国についてありのままの姿をご覧になってください。

6 ふねしゅー 11/21 19:16
板門店4回目とはすごいですね。

私はもうずいぶん昔に1度訪れたことがあります。その後多くの国境を見ました(越えました)が、板門店の雰囲気は独特だったように記憶しています。

つい先日親しい知人が板門店ツアーに参加してきたのですが、そのときの話を聞けば、たしかに観光地と化している状況はあるのかもしれません。

しかし、「万一のことがあっても(たとえば北朝鮮兵士に銃撃されるなど)補償しない」という旨の書類に署名しなければいけなかったり、「向こうの兵士に手を振ってはいけません」と言われたりと、通常の国境とは違う軍事境界線であることを感じ取れる場所ではないかと思います。

ソウルから日帰りで行けますし、申し込みも簡単なので、その思想云々にかかわらず、興味のある方にはおすすめではないでしょうか。

5 罵倒観音 11/21 10:00
> 記者様

どうしてそんなあからさまに人を馬鹿にしたような態度をとるんですか?

3 木村延夫 11/21 06:55
(´・ω・`)y-~~

>かなり右より
単なる韓国愛好家ですよ。

>あなたの意見は混乱
認める。ただ、「休戦を終戦にする」ことが「新たな戦前の始まり」になりかねない状況と私は見ていますので、
>そこは両国の国内事情。北朝鮮での金総書記の権力と、韓国での民主的規制によってどうとでもなる事態のはずだ。
という、暢気すぎる意見には賛同できかねたということでご理解下さい。

1 木村延夫 11/20 23:21
( ´H`)y-~~…常識かとは思いますが「朝鮮戦争」はまだ終わっておらず、休戦中であるに過ぎません。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81934&servcode=500&sectcode=500
大韓民国は憲法上、朝鮮半島全土をその領土としており、いわゆる「38度線」も軍事境界線であって国境ではありません。

むしろ、北朝鮮という、人権や民主主義という価値観を共有せず、国際秩序と相容れない存在がある状況下で緊張感がゆるんでいることに危機感を持つ韓国人も居ます。

「統一」の理想を語るのは結構ですが、その前提となる条件は実際には全く揃っておらず、道筋も不透明と考えるのが妥当かと存じます。

夢物語を語るのはあまり有益ではないのでは無かろうかと思います。…ただ、赤化統一をもって良しとする立場であればまた話は別ですが。


どうとでもなりましたかね?>記者さん