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大学の講義つまんないよ

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002648

専門家なら興味持たせる授業をしてほしい
S藤 S市
2006-10-28 21:33

 大学3回生の私は、大学の講義にとうとう嫌気が差してきた。

 というのも、教授の授業スキルが低いのである。専門領域に関する知識は素晴らしいのであろうとはひしひしと感じる。しかし、どうしたらあのようなつまらない講義ができるのかわからない。

 教科書の内容をつらつらと読み進めるだけの講義、単に難しい言葉の羅列による講義…。面白くない授業は決まって一人よがりな授業ばかりである。そのどれもが教授の自己満足でしかない。

 教授にとって、自分の専門領域の学問は楽しいものであるはずだ。それにも関わらず学生が授業をつまらなく感じるということは、学生にその楽しさが伝わらず、むしろ反感を持たれているということである。そのことに気づいていただきたい。自身の研究する学問に誇りがあるならば、学生に少しでも興味を持たれる授業をするべきである。

【画像省略】
(写真はイメージ、ロイター)

 無論、すべての講義がつまらないわけではない。実際私も、教授の非常に面白いプレゼンテーションがきっかけで、今までまったく興味のなかったジャーナリズムに興味を持つようになった。

 その講義では、ネットで新しい話題の動画を生徒に見せるなど、一般的な話題から徐々に専門領域へと進めてくれるので、学生も楽しみながらその領域に入っていけるのである。このように、教授の講義における力量次第で、学生のモチベーションは大きく変わるものである。

 大学は学生がみずから学ぶ場であることは理解している。教授は1つの専門領域のスペシャリストで、教育のプロではないことも理解し得るのだが、どうせ授業をするのならば、やはり学生に少しでも興味を持たせる授業にしていただきたい。それによってその専門領域の発展が望めるかもしれない。

 小中学校などでは、教員免許更新制が検討されている。教育の質が問われている現在、教員免許制ではない大学教育においても、教授方にはもう一度、講義をする意義を考えていただきたい。


【編集部注】記者本人の申し出により、記事の一部を修正しました(2006/10/30 11:49)

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは57件。コメントの取得に失敗しているので引用はありません。


この記事は2007年4月のリニューアルにともなって掲載を取り下げられています。記憶のみで書きますが、コメント欄では記者さんに対する甘えを指摘するものが多く見られました。あと、まぁ、個人情報の出しすぎ?を指摘する声もw

まったく専門外なのに必修の日本国憲法の講義なんかは心を無にしてその場にいましたので、この記者さんの気持ちはよくわかります。同じ専門外でも『失楽園』を原書で読み解く講義は面白かったですね。その時は無意味だろうと思っていた勉強も後々になって意味をもつことも多いです。憲法解釈とかは講義を受けていなければあまり理解が進むこともなかったと思いますし。

マイペースで続けます。