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親は親、子どもは子ども!?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002885

「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」から見えてくること
菊池 浩史
2006-11-09 12:32

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 内閣府が10月25日、60歳以上を対象にした「平成17年度・高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」の結果を発表しました。2005年(平成17年)12月8日から2006年1月9日の間で、全国の60歳以上の男女を対象に実施され、住宅に関する事項と生活環境に関する事項を調査したもので、3000の標本に対し1886(62.2%)が回収されました。調査結果のなかから、興味深い内容をいくつかご紹介します。

 まず「子供との同居」に関する調査ですが、子供と将来同居を考えている者は約4割と前回調査から減少しています。前回調査(平成13年)との比較では、「将来同居」の割合が46.8%から41.1%に減少し、一方で「将来別居」の割合が、17.9%から24.0%に増加しています。

 同居の割合が減少した理由としては次のことが考えられるのではないでしょうか。ひとつには、「同居したくても同居ができない」事情があると思います。親は地方暮らし、子どもは都会で仕事と自身の子供(親からみると孫)を抱えているケースが多くあります。更に二世代同居が可能な住宅環境(互いのプライバシーが確保できる住宅の広さなど)に恵まれた家族はそんなに多くはないはずです。

 2つめには、「親子の生活スタイルや住まい方に対する意識の違いから同居を望まない」というケースもあるはずです。住宅事情というよりも、「むしろ自分たちの生活は自分たちで行うから同居したくない、同居しない方がベターだ」という家族が増えてきているのではないでしょうか。

 1つ屋根の下で同居するだけが親子のふれ合いではないはずです。自分達の時間やライフスタイルを大切にしながら、必要なときに助け合うというスタイルが標準になっていくのかも知れません。そして、この傾向と家族愛の育みとは十分に両立が可能なはずです。

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 次に注目した調査項目が、「リフォーム」に関することです。調査結果によれば、過去5年間に自宅をリフォームした経験がある者は約4割で、その9割以上は満足しているようです。リフォームのきっかけには、自ら必要性を感じたことが7割を占めていますが、自宅を訪問してきた業者の勧誘も約5%となっています。一方、リフォーム経験がある者の約7割は、工事を行った業者としか相談をしておらず、「第三者の意見を聞いていない」ということです。

 ここから、施工業者以外の関与が非常に少ないことがわかります。リフォーム経験者の9割以上が満足しているというものの、施工内容やコストの面で本当に最適なものだったと言えるのでしょうか。第三者的な立場による適切なアドバイスが必要なのではないでしょうか。むしろ、それが求められる時代に入ったと思います。

 また、4割がリフォーム経験ということは、少なくとも高齢者が暮らす住宅の4割以上にはバリアーがある(あった)と推測されます。本件調査のなかで「引越時に重視する事項」で最も多かったのが、“バリアフリー”です。住宅ストックの老朽化と同時に進行する高齢化のなかで、住宅リフォームの需要は大きな拡大が見込まれる分野です。

 これから親子の別居が進んでいこうとするなかで、高齢者が1人でも安心・安全に暮らしていける住宅がますます必要になってきそうです(リフォーム詐欺にはくれぐれもご用心を)。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


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理想をいえば動線上の床に段差がないのが好ましいですが、足腰が弱ると段差0であってもつまづいて転びますので、バリアフリー化のために500万円かけてリフォームするくらいなら生活動線の範囲内すべてに手すりをつけるほうがよほど実際の役に立つと思います。安く済みますし。どうしてもお金をかけてリフォームするなら介助者が同席できるくらいトイレを広く手直しする、トイレを引き戸に変えるとかですかね。


仁藤夢乃氏のColaboが都の委託事業から(一時的に)パージされるだろうという話が出たところで、その先の展開を書いてみますかね。素人が書くことなので話半分に聞いてもらえれば。

WBPCを含むナニカの中でゼロから台本を書ける人はたぶん片手で足りるくらいしかいないだろうという前提で、Colaboがこれまでやってきた事業にはお手本があるということは周知されたことと思います。つい最近もEXIT周辺をツイしてた方がおられましたし。

2ヶ月くらい前に少しだけ触れて扱わないまま放置しましたが、上記「EXIT」は現在はバスを別団体へ委譲し半家出青少年へのアウトリーチ事業からは撤退しています。

各自で適宜機械翻訳にかけて読んでいただければ助かるのですが、ざっくりと要約すると

毎週金曜日にEXITのアウトリーチを頼りにしていた青少年がいた。けれどコロナ禍で人と人との接触が避けられる状況下でアウトリーチを続けるEXITを非難する声が大きくなってきた。公営で同業の別団体が活動を中止する一方でEXITは公的支援も得られない中でがんばってきた。アルバイトもクビになり貧困に直面している青少年に自立のための拠点となるシェアハウスも提供した。シェアハウス利用者にはとっぱらいで毎月3万円を支給してもきた。10年活動を続けたが資金繰りが苦しくなった。公的支援を受けて効率的な運営をする、つまり監督官庁の制約の下で事業を続けるという案も出たが、わたしたちは非効率な活動を続ける道を選んだ。それは束縛されない自由を選んだということだ。自由のためにEXITの活動はいったん終わることとなるが、これはシーズン1の終わりにすぎない。シーズン2の始まりがいつになるかはわからないが、必ず再開することを約束する。

청소년의 비상구 ‘엑시트’가 스스로 문을 닫은 까닭(나경희 2021.12.17)より抄訳

こんな感じですかね。このEXITがColaboのバスカフェのお手本だということはよく知られた事実ですので、都の委託事業から切り離されたColaboの今後の事業内容も似たようなものになるだろうと推測できます。

で、EXITを運営していた団体が今何をしているかというと、自立支援拠点としてのシェルターを地方で拡充したり、寄付(寄付金)を募って青少年版「こども食堂」を展開していたりと精力的な活動をしています。

この団体「ビッグイシュー」とも関わりを持っていたり、「こども食堂」にしても実は韓国でお手本となる事業があったりするんだよな。機会があれば書くことがあるかもしれないです。

この後のColaboが全く同じ道をたどるとは思いませんが、事業面では都内を中心にシェルター(シェアハウス)を拡充したり、テナントの形で貧困女性への食事提供を続けるだろう可能性が高いと、個人的には考えています。寄付金の呼びかけもこれまで以上に回数が増えるんじゃないでしょうかね。あのピンクのバスは駐車場代他の維持費がかかるので近県の作業所を運営する団体に安く譲り渡すだろうと思います。

あ、あとColaboも機械翻訳にかけづらいよう文書を画像で公開するようになるかもね。バレル・タイターと同じいらだちが味わえるよ、やったねwww