見出し画像

0円ケータイが店頭から消える日

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002626

ソフトバンクモバイルの衝撃
T中 T
2006-10-25 08:06

【画像省略】
1円で買ったケータイ
撮影者:OhmyNews

 24日からMNP(Mobile Number Portability=電話番号持ち運び制度)が始まった。

 その前夜、ソフトバンクモバイルが2880円の定額で、ソフトバンクモバイルの契約者同士なら一部時間帯を除いて通話料とショートメール代が無料という価格破壊的な料金設定を発表した。

 ソフトバンクモバイルは、最大手のNTTドコモと第2位のauに対して「通話料金値下げ」という武器で顧客獲得競争を仕掛けたわけである。これまで、通話料金の値下げ競争を避けてきた感のある携帯電話業界についに通話料金の値下げ競争の波がやって来た。

 ただし、ソフトバンクモバイルのこの料金設定は来年1月15日までの加入に適応され、その後この価格設定を続けるかどうかはまだ未定のようだ。NTTドコモとauにこの波が波及しない限り通話料金の値下げ競争にはならないが、仮に携帯電話業界で価格競争が始まるとなると、ひょっとすると「0円ケータイ」が店頭から消えるかもしれない。

 なぜか?

 日本の携帯電話端末販売には基本的に各キャリアからの販促費が出ている。例えば店頭で1万円で売られている携帯電話端末は本来2万円で、キャリアからの1万円分の販促費が入っているので差し引き1万円という具合である。つまり「0円ケータイ」は価格と同じだけの販促費が投入されていることで成り立っているのだ。

 キャリアが多額の販促費を投入してまで携帯電話端末を売ろうとするのは、言うまでもなく、携帯電話端末の購入つまり契約してもらえればあとは通話料金で回収出来るからである。1万円の販促費を投入しても、契約者1人あたり1カ月に1000円の利益が出るなら、10カ月で回収出来る計算だ。

 しかし、通話料金の価格競争が始まれば、通話料金が下がることになるので、結果としてこれまでよりも通話料金から利益が出なくなる。そうなれば、キャリアは今までほどには販促費を投入出来ないはずである。販促費が減るとなれば必然的に店頭での携帯電話端末の値段は上がることになる。

 ひょっとしたら、「0円ケータイ」が店頭から消える日が来るのかもしれない。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは7件。

7 Hounddog 10/29 04:23
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31722.html

これのことでしょうか。
また大胆な手を打ってきましたね、ソフトバンク。

6 いちろー 10/29 02:50
ヤフーBBの時と同じ手口を使って来ましたけど・・・

5 ykata 10/26 11:08
0円ケータイが店頭から消える日はまだまだ先のようです。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0610/26/news023.html

4 ごじらー 10/25 23:22
”ケータイは0円だが、月額基本料と通話料、パケット代が今のまま”と
”ケータイは高くなったが、月額基本料と通話料、パケット代が値下がり”は
どっちがいいかということになると思います。
私は後者がいいです。値下がりの額次第ですがね。
でも、半額になったら考えちゃいません?

そもそも今のケータイってすでに5万円位するものなんですよね。それが、1円だ0円だで買えるほうがおかしくないですか?
しかも、1年とかで買い換えたら、端末代金回収する前に次の機種ですよ。
絶対に通信費の値が下がらなくなります。

私はいいチャンスだと思います。

3  10/25 19:51
キャンペーンの成果を楽しみにしています。

2 yasuda214 10/25 14:35
別に0円ケータイが消えてなくなっても何とも思いません。そんなことより、携帯にかかるコストがトータルで見たときに安いのか、高いのか、これから安くなるのか、実はこれから高くなるのか、そういうことを教えてください。

1 Hounddog 10/25 14:35
>その前夜、ソフトバンクモバイルが2880円の定額で、ソフトバンクモバイルの契約者同士なら一部時間帯を除いて通話料とショートメール代が無料という価格破壊的な料金設定を発表した。

だから、こうやって事実の一部を隠蔽して、さもソフトバンクが格安であるかのような嘘を垂れ流すのはやめましょうよ。
スポンサー様の顔色を窺った提灯記事はもうお腹一杯です。


ジョン・タイターが言っていた「インターネットは無線通信網で維持されている」はまだまだ先の話だろうと当時は思っていましたが、案外その時代が来るのは早かったですね。

システム開発者がマスターキーを仕込んでないと良いですね。