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日本漁船の船長裁判 21日に再開 サハリン州検察庁プレスセンター発表

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001415

8月に根室漁船が国境侵犯と操業違反で拿捕されている坂下船長の裁判は21日に開始される
記者名 本谷 英一
2006-09-16 14:36

日本の坂下船長に対する刑事事件は、ズィコフ判事により指摘された点を修正するために検察庁に戻された。
それは、南クリル地区裁判所の予備審理の結果である。弁護士のチュマチェンコ氏とスクラトフ氏によると、次回の裁判審理はまだ決まっていない。
判事は、指摘を取除くために5日間を与えた。
弁護士は指摘の内容について何も言わなかった。
同予備審理では、刑事事件の取調べの際、船長は法廷の“特別な手順”に賛成するか聞かれたことが明らかになった。
弁護士の説明によれば、“特別な手順”というのは、裁判は、被告人が起訴状に同意したことを元にして、判決を下すとのこと。
これはロシア連邦刑事訴訟法典第314条によるものである。被告人が“特別な手順”に同意しない場合、裁判審理で刑事事件の全ての資料が調査されるとのこと。
坂下船長に対する刑事事件の裁判審理は3時間かかった。
チュマチェンコ弁護士によると、「船長は、この事件に失望していることが明らかであったが、裁判所で立派にふるまった」。
刑事事件の調査の際、船長は起訴状に完全同意した。
坂下船長は、ユジノクリリスク市の住居に戻って、次回の裁判審理を待つ。
判事や検察官、弁護士の発表は日本語に訳され、被告人の発言がロシア語に訳せられるため、裁判所の審理は通常より遅いとのこと。
日本の船長に対する裁判過程はユジノクリリスク市の住民の関心を呼び起こしていない。
裁判所の建物の前には誰もいなかった。
様々な日本の報道機関の記者8名は裁判審理の結果を待っている。
日本のマスメディアのジャーナリストはロシア人である。
日本政府は南クリル諸島の訪問を禁止したとのこと。
サハリン州検察庁のプレスセンターによると、検察庁は、ズィコフ判事により指摘された点を修正し、日本船長に対する刑事事件を改めて裁判所に回した。検察官の補佐官によると、次回の裁判審理は9月21日9時に指定された。
判事が刑事事件の資料に対し指摘した理由は、船長が、ロシア連邦刑事訴訟法典第314条に従う“特別な手順”による審理に同意する申請書が無いことが明らかになったことである。
この場合、裁判審理は1日かかるとのこと。
しかし、坂下船長は何と答えたかまだ分からない。弁護士から判断すれば、坂下船長は“特別な手順”による審理に同意する可能性がある。
ユジノクリリスク市で「北海道新聞」、「読売」、「テレビ朝日」、「札幌テレビ放送」、「TBS」及び「共同通信」の日本のマスメディアの代表者が次回の裁判審理を待っているとのこと。
以上・サハリン州検察庁プレスセンターの公式発表。

オーマイニュース(日本版)より

昔からたびたび同様の事件は起こっていましたし、これからも起きるでしょう。

旧ソ連の頃からずっと変わらずロシアの行動原則はハイエナ(もしくは火事場泥棒)ですから事故らないように気をつけていてもどうしようもないです。うまくつきあっていくしかないでしょう。

上記のハイエナは、実際にサバンナに生息するハイエナ種のことではなく「ゆすり・たかりを常とする」意味を持つハイエナ行為のことを意味しています。言葉狩りが恐いのでw