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パンダの天国を訪ねて

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002240

中国・臥龍パンダ保護研究センター
関島 雅樹
2006-10-21 09:09

【画像省略】
日本からスタッフが用意してきたパンダ帽を切り株に並べてパチリ。本物の子パンダはどこ?小さく舌を出して、いたずらっぽく笑っているように見える
撮影者:関島雅樹

 パンダの故郷とも言われる中国・四川省の臥龍(ガリュウ)にあるパンダ保護研究センター。

 省都である成都の北西130kmに位置するこの研究センターは、標高1800mの場所にあり、深い山に囲まれている。

 私が勤務しているソネットエンタテインメント株式会社はこの研究センターの子パンダ「網網(ワンワン)」の里親となって「となりのこぱんだ」というウェブサイトを運営、日々の様子をウェブカメラ経由で公開し、アクセスする人々とともにその成長を見守ってきた。この8月31日にワンワンが1歳の誕生日を迎えるにあたり、ワンワンのファンたちが現地で誕生日を祝う企画に同行取材する機会を得た。

 成都から研究センターまでは山間部の道路の拡張工事を行っていたため、道路状況が非常に悪く約5時間かかったが、工事が終了する2007年7月以降は現在よりもずっと快適になるということだ。

 研究センターのスタッフによると、臥龍周辺のパンダ生息域内では現在1500頭程度が確認されており、研究センターは約110頭を飼育。今年の春には野生化にも成功しているということだ。

 施設の運営費は中国政府の支援と民間からの寄付によって賄われているが、まだまだ十分な資金状態ではないようだ。

 パンダ保護研究センターでは、世界各国から「里親」を募集する制度等で研究センターの運営の充実を図っている。「里親制度」は登録料を支払って特定のパンダの里親として登録する仕組みだが、登録料は保護・育成のために利用される。

 里親登録すると、パンダに自分の好きな名前をつけることができ、また研究センターを訪れた際には自分が里親となっているパンダと触れ合うことができるなどの特典を受けられる。里親制度の詳細については、「日本パンダ保護協会」のホームページを参考にしてほしい。

 研究センター内には、1歳以下のパンダばかりを集めて飼育している「パンダ幼稚園」があり、愛らしい子パンダの生態が自然に近い形で観察できる。また1000元(約1万2千円~1万5千円)を支払うと、5~10分程度だがパンダ幼稚園の中に入って子パンダたちと触れ合うことができる。この入園料は育成費用に回されるとのことだ。


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パンダ幼稚園内でくつろぐ子パンダたち。パンダたちは木の上に登って過ごすのが好きなようだ。10メートルくらいの木なら平気で登る
撮影者:関島雅樹

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幼稚園の子パンダ。こちらは1匹の写真だが、子どもたちは群れて遊びながら過ごす時間が多いようだ。大人になるに従って1匹で過ごすことが増え、ひたすらエサを食べたり寝たりしているらしい
撮影者:関島雅樹

 パンダたちはとても人懐こく、直接パンダの子たちたちと触れ合える時間は「至福の時」と化す。9月以降はパンダ幼稚園に隣接する建物内の飼育装置で育てられている生後間もないパンダの子どもを見学できるようになった。この他に飼育体験を飼育員に指導の下に行うこともできるなど様々な体験イベントがある(飼育体験は事前予約が必要)。

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保育器で育てられているパンダの赤ちゃん。白黒模様がまだぼんやりと頼りない。正確には分からないが、生後1カ月に満たないとみられる
撮影者:関島雅樹

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大人のパンダ。飼育員の説明では、パンダは6歳くらいで成人年齢となり、飼育下のパンダは30~40歳くらいで寿命を迎えるとのこと
撮影者:関島雅樹


 宿泊についてだが、研究センター内に併設されている宿泊施設「熊猫山荘」(電話0837-6243028、1泊25米ドル~)を利用するか、車で15分程離れた場所にある「臥龍山荘」(電話:0837-6246084、1泊40米ドル程度)というリゾートホテルを利用するのが望ましい。いずれの施設にもレストランが併設されているが、12月1日から3月末日までは宿泊利用はできないようなので確認が必要である。

【関連サイト】
臥龍パンダ保護研究センター内にある「パンダクラブ」のウェブサイト(中国語と英語のみ)

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは8件。

8 いちろー 10/23 23:14
(8)何度も同じ人が写真を見に来るから

職場からもアクセスしてしまった(^_^;)

7 Saruyama 10/23 17:32
>6 エロ・ガッパ(erogappa) 様
(7)パンダの写真がかわいかったから
が抜けてます。

6 エロ・ガッパ 10/23 00:31
コメントが5つしかついていないのにトップ1の記事って…。
(2006/10/23 00:20現在。この記事は6番目のひと言として記載。)

(1)誰もが納得済みで、反論もコメントもできないほどのすばらしい記事。

→ いや、それなら同意のコメントがもっとあるのでは…?

(2)Oh my newsの閲覧すう自体が物凄く少ない。

→ コメント率が1/100だったとしても分母が500??(泣

(3)ランキングそのものが捏造、もしくは意図的な操作が行われている。

→ 記事ごとのアクセスカウンターがないので完全なる邪推ですが、逆に編集部側も明確な否定はできないのでは?

(4) コメント検閲が強化された

→ 末期的。多分「何でチベット虐殺のネタを取り上げないで今更パンダなの?」という書き込みが大量にあって、編集部や「中の人」が一生懸命削除した?
 ご苦労様です。

(5) 黒客(中華ハッカー)が大挙して押しかけてカウンターを回している。

→ もちろん「国家のイメージ向上の為」ですね。コメントが欠けない理由もある程度説明可能ですね。

(6) 中国政府から多量のスポンサー料が入っているから。

→ 企業ですから利益追求はしょうがないですよね。
  まあ、相手を選ばないと逆効果ですけど。
  特に「ジャーナリズム」にとっては致命的。

ちなみに、現在存在するコメントが、新しい順に
5「2006-10-22 11:23:48」
4「2006-10-21 16:14:04」
3「2006-10-21 12:41:05」
2「2006-10-21 12:10:11」
1「2006-10-21 11:20:38」

です。5-4の間に存在する19時間のギャップ…。
個人的な感覚ではキナくさい臭いがします。

4 いちろー 10/21 16:14
か、可愛い・・・
うちで飼ってパンダと一緒に引きこもっていたい

成人して逞しくなったパンダとがっぷりよつで正面からぶつかったら勝てなさそうですけど

ランラン、カンカンもよく寝てたなぁ・・・起きてるのみたことを無いような気が(-_-)

3 キックアズ 10/21 12:41
なんじゃこりゃああ!!!!
可愛すぎる!!!((((゚Д゚;)))))負けたぜ・・・・

おたくのサイトでパンダ帽通販してたら買ってしまうとこだったわい(;゚Д゚)

なんか某志村の動物番組でベッキーが訪問してたとこですかのぉ・・・
まぁ中国なら似たようなパンダ保護センターとか山ほどありそうだけんど

2 江戸人 10/21 12:10
宣伝臭が濃いのですが、オーマイでは宣伝おおいに歓迎のようなので、良しとしましょう。といいながら、パンダのぐだぐださには、もう骨抜きになります。うう、なぜまわして、すりすりしたい。

1 WilЬur Wright 10/21 11:20
 一枚目の写真は…。
 「パンダの天国、なんか間違ってるよ~?」 と思いましたが、遊びですか…。
 何も一枚目に持って来なくても…と思いましたが。

 人懐こい、ってのは良い事?
 野生化に成功、という事が平行して書いてあるのでちょっと疑問に思いました。
 直接パンダの子たちたちと触れ合える時間は 「至福の時」、とありましたが、
私は上のパンダのように、ひたすら飯を食べて寝るのが、「至福の時」 でしょうか。
 日常生活では、の話ですが。
 …イヤな大人になっちゃいました。


単純にこちらの記事にコメントする人が少なかっただけでしょうね。もっとも読まれた記事ランキングは「直近48時間以内での集計」で行われますので、2006年10月19日 09:33に掲載された別の記事は集計の対象外になります。そちらの記事は最終的にコメント数が1002件で打ち止めとなりました。