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新Officeは、一体何が新しいのか

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003049

「ライブプレビュー」機能がもたらす恩恵
I川 T夫
2006-11-28 08:15

 もうすぐわたしたちPCユーザーのもとに、「Windows Vista」と「Office2007」がやって来ます。これらは、今までのものと比べて一体どこが新しいのでしょうか?

 端的に言って、その新しさは、誰もがこれまで以上に簡単に上質な電子ファイルを作れる、という点にあります。そしてこのことを可能にする上で「ライブプレビュー」という新機能が大きな役割を果たしています。

 今回、マイクロソフト社は無料セミナーを大々的に行なって、この新OfficeとVistaとを広く宣伝しています。このセミナーの概要や、新Officeの多彩な機能については、既にIT系のニュースサイトで特集されています。

 それで記者も、全国展開をしているマルチメディアスクールWAVE新宿校で、実際にこのセミナーを受講し、同校の担当者である島村正人さんに新Officeの機能について伺ってみました。

× × × × ×

 石川(以下I):今回のバージョンはOffice2000、XP、そして2003と続いた一連のバージョンとは違うように見えるのですが、実際そうなのですか?

 島村さん(以下敬称略):その通りですね。見た目の部分での変化で一番の大きいのは、これまでメニューバーやツールバーが並んでいた場所が、〔ホーム〕、〔挿入〕、〔ページ・レイアウト〕などで構成される「リボン」と呼ばれるものに刷新されたことです。

 このリボンは、従来の〔ファイル〕、〔編集〕、〔表示〕などのメニュー バーを単に置き換えたものではなく、実際にアプリケーションを操作する時の、作業の「流れ」に沿って設計されているのです。

 Word2007を例にしますと、〔ホーム〕で文章を作成し、〔挿入〕で図表やグラフ、ヘッダーやフッダーなどを挿入し、〔ページ・レイアウト〕で全体の体裁を整える、という一連の作業の流れに合わせてリボンが並んでいるのです。これは、ツールバーやメニューの中身が増えすぎてしまい「何を使用してよいかわからない」というエンドユーザーの声を受けたものです。「必要な機能をすばやく見つける」、「製品をもっと使いこなす」ための仕組みとして搭載されたと言えます。

 Office2007は、製品レベルの向上とともに、使いやすさ、見やすさなどの向上も視野にいれたバージョンと感じました。

* * *

 I:確かに見た目以上に使い勝手が良くなっていますね。全体的に直感的な操作感が大幅にアップしているような感じです。ところで、Word2007の目玉機能はどこでしょうか?

 島村:「フローティングツールバー」の機能ではないでしょうか。Wordで文書作成していると、フォントやフォントサイズなどを変えることってよくありますよね?

 そのような時は、目的の文字列をドラッグして、画面の上のほうにマウスカーソルをもっていき変更する、という流れが普通でした。ところが、今回のWord2007では文字列をドラッグするとその右上に何かがうっすら映るのです。そのうっすらと映っている場所にマウスカーソルを合わせると書式を設定することのできるツールバーがきちんと表示されるのです。

 これがフローティングツールバーです。今までのようにわざわざ画面上までカーソルをもっていかなくとも、書式の変更ができてしまうので、作業効率がとてもアップするのです。

 I:それは講習でも実感しました。初心者の人はもちろんですが、これまでWordを頻繁に使いながらあまり機能を使っていなかった方々には重宝されそうですね。

* * *

 I:では、Excel2007の目玉機能はどんなところですか?

 島村:「条件付き書式」です。

 たとえば“1年間の売上額の比較をしたい!”という時には、たいていグラフを作りますが、今回の「条件付き書式」では、わざわざグラフを作る必要がなくなっています。「売上額」の列の数値データ上に簡易型のグラフを表示することができたり、「達成率」の列には「青信号、黄色信号、赤信号」などのオブジェクトを一瞬で表示することができたりするようになったのです。

 今までの条件付き書式は、設定などが多少難しい点があり、実務で使いこなしていくにはある程度の学習が必要だったと思いますが、とても手軽に使用をできるようになったのではないでしょうか。特に“素早くデータ分析をしたい”という時にはまさにお勧めの機能だと感じます。毎回グラフを作らなくてもすみますしね。

 I:講習でもかなり受けていたあの機能ですね。数値セルのまさにそこに数量の増減をグラフィカルに表示できる。あれは正直、かなり便利な機能です。

* * *

 I:あと、PowerPoint2007の目玉機能は何ですか?

 島村:PowerPointというソフトは“視覚的な表現”が重要になってくるソフトです。その視覚的な表現をより豊かにしてくれる「Smart Art」が、今回のPowerPointの目玉だと感じます。2003にあった「組織図」の改良版、という感じなのですが、変更できる種類、スタイル、色彩などが格段に増えています。画像を挿入できるリストの作成も可能になり、視覚的な表現を重視するPowerPointにおいて大いに活用できそうな印象を持ちました。

 特に、ライブプレビュー機能は今回のOffice2007の中で特に注目される機能だと感じています。今までは書式やスタイルなどを実際に設定をしてみてから、“イメージと合わないためやり直す”、などということが多くありました。今回のライブプレビュー機能は、このような手間を省いてくれます。

* * *

 I:では最後に、この新Officeの魅力をアピールしてください。

 島村:今までのOfficeを使用していて「こうなったらいいのになぁ」と思うような点がかなり解決されています。

 例えば、以前のOfficeでは、Excelで大量のデータを範囲選択しようと上からドラッグする時に、勢いがあまってデータの一番下を通り過ぎてしまうと、ドラッグをし直す必要がありましたが、今回のExcel2007では、データの終盤にさしかかるとドラッグのスピードが自動的に落ちるようになっています。

 この例のように、今までのOffice製品で培ってきた技術を活かしつつ、よりユーザーが使う身になって分かりやすさ、操作のしやすさを十分に研究をしている点が新Officeの魅力だと感じています。

オーマイニュース(日本版)より

この記事についたコメントは2件。

2 IT夫 11/28 16:56
#ととと若干修正…

記事を執筆した石こと石川です。いつもお世話になっております。

文章にするといま一つ…というかほとんど…状況がよく分からない記事のような気がしきり

こんな感じです…
http://pasosavi.ld.infoseek.co.jp/Office.JPG
興味深いのは、これをそのままHTMLでも出力できるだけでなく
http://pasosavi.ld.infoseek.co.jp/w.htm
(以前はこのような図形絡み文書のボタン一つ出力はできなかった
お約束通りXML形式(この場合はdocではなくdocx)で出力したものは
http://pasosavi.ld.infoseek.co.jp/w.docx
Office2007で編集可能な超美麗グラフィカル文書になるという :-)

#元原稿が消失しました… 初期原稿(4000字以上)を見たい方はこちら:
 http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10020676331.html


MSOfficeはExcelしか使っていません、というかExcelだけ購入しました。Lotus 1-2-3だとかクラリスワークスだとかも使っていた時期がありましたが、水が合ったのか結局はずっとExcelを使い続けています。リボンは正直なところかえって分かりづらくなったと思います。慣れなんでしょうけど。

Officeねぇw(暗黒微笑) 魚拓とってるよ?w