返品しやすさに、ときに違和感 ねなしぐさ はじめ 2022年3月30日 23:30 引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002167アメリカで見つけた変わったもの~その1S木 R介2006-10-12 07:42 アメリカで生活していると、一度購入したものの返品が日本よりも容易であることに気がつく。レシートさえ取っておけば、たいていのものは返品ができるのだ。 以前、スーパーで牛乳を買い、家に着いてから、そのふたが少し開いていることに気がついたことがある。このような場合、返品を試みるのは当然のことだが、牛乳のボトルを手にスーパーに再び向かう私には一つの心配があった。ふたを開けたのが私だと疑われたらどうしようかと悩んでいたのだ。しかし、それは杞憂だった。カスタマーセンターにいた店員は、こちらが説明を始める前に「返品ですね、レシートはお持ちですか」と話しかけてきたのだ。 このように、返品するときには、特に理由を説明する必要はない。 ここまでだと、アメリカはなんとおおらかな国なのだ、という結論でめでたく話は終わるのだが、この「返品が容易」というのが曲者になったりもする。 友人に子供が生まれ、そのお祝いを購入するためにベビー用品を売る店に行ったときのことだ。レジで店員が「こちらは贈答品でしょうか」と聞いてきた。てっきり、箱にリボンをかけるかどうか聞かれたのだと思ったのだが、違っていた。これは、贈答品にレシートを添付するかどうかを聞かれたのである。 返品が容易なアメリカでは、受け取った贈答品が気に入らない場合は返品をするのが普通なのだ。したがって、贈る側は贈答品にレシートを添付しなくてはならない。一般に、贈答品に添付するレシートには値段は記載されていない。しかし、いざ返品ということになれば値段はもちろんわかってしまうわけで、贈る側としては安物は選びづらくなったりする。 この習慣に慣れているアメリカ人にとっては、「気に入らなければ返品されるとわかっているから、贈答品の選定にあまり悩まなくてすむ」という長所もあるのだろうが、「贈答品の値段は相手にわからないようにする」という日本の習慣に慣れている者にとっては、なんとも違和感がある。(アメリカ・コネチカット州在住)オーマイニュース(日本版)よりこの記事についたコメントは3件。3 X 10/17 23:12面白い。市民記者らしさあふるる良記事。わたしも面白い記事だと思いました。記者さんの「贈答品の値段は相手にわからないようにする」というのがいまいちピンと来なかったのですが、値札を外して包むということでいいのかな。相手が気に入らなければ捨てるだろうとわたしは考えているので、贈り物の習慣に関してはアメリカ人的なのかもしれません。 ダウンロード copy #OhmyNewsJapan