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「銀河パトロール部隊」はオーマイニュースに必要か

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002687

コメント500件突破に思うこと
I川 T夫
2006-11-02 16:29

 『【ご意見募集】「この記事にひと言」欄について』の「この記事にひと言」が先日、ついに800件を超えました。この論題に対する市民記者およびオピニオン会員の意識また関心の高さもさることながら、タイトルにある「銀河パトロール部隊」は、オーマイニュースに必要なのか、ということを再び考えざるを得ません。

 あるいは、もはや考える必要はないのかもしれません。ある意味、すでに答えは出ているようにも思えます。その答えとは、一体どのようなものでしょうか?

 普通に考えれば、オーマイニュースにおける「銀河パトロール部隊」は編集局内の一部署となるのでしょうが、今回、編集局は『【ご意見募集】「この記事にひと言」欄について』という記事を出すことによって数々の興味深い発言への扉を開きました。

 これは、今から見れば結果的に、この件に対する非常に効果的かつ合理的な施策となったと言わねばならないでしょう。なぜなら、後述するように、編集部はこのたった1つの記事により、よりふさわしい方法で再びイニシアチブを委ねられると共に、荒れているとみなされていたコメントをかなりの程度吸収して沈静化することになったからです。

 例えば、「削除や退会に関して、読者有志からなる監査委員会を設けるのは必須」という意見がありました。ボランティアを買って出てまでオーマイニュースを良くしたい、「皆で考え、問題に取り組み、じっくり話し合っていくことが必要」だというその熱意ある発言は、突き詰めれば、いわば「オーマイニュース版銀河パトロール部隊」を有志で作りましょう、という提議のようにも見えます。オーマイニュースは「大学の自治会や地域の町内会」のようになるべきなのでしょうか?

 そうした意見に対し、「編集部サイドでこれ(誹謗中傷等)に当たるものは削除されている(はず)で、残ってるものに関して『悪質極まりない誹謗中傷や揶揄、中傷』って考えるのは間違って」いる、「もし、『間違ってるはずない』と思うなら、『ひと言』内で応戦せず編集部へ連絡するといい」という指摘がありました。また、「まだ、委員会だの言い出す以前の地点にしかない」と苦笑する向きもあり、結局、こうした意見は多数の支持が得られなかった模様です。

 一方で、「記事の内容とは関係のない書き込みを何とかしてほしい」「誹謗中傷がひどすぎる。これでは議論にならない」「ほかのサイトのURLを貼るのはいかがなものか」といった、一部の市民記者からのクレームはどのようにみなされたのでしょうか?

 「そんなに批判されるのがイヤならほかに行けばいい」「自分の思想をメディアの記事として披露して、批判が一切出てこないとでも思ってたの」という歯に衣着せぬ意見から、「記事だけ書いて後は知らんぷりの書き逃げ記者が大勢を占める現状(を憂う)」「批判を批判として受け止められず、誹謗中傷だなどといって逃げる人間に、質の向上など望めません」「記者の敷居を低くするのもよろしいですが、記事の質を低くするのだけはやめていただきたい」という批判が続き、そうなったら「ネットの楽園が実現(しますね)」という揶揄(やゆ)までなされました。

 結果として、健全なものであれ、多少言葉遣いが雑であれ、ネット上の議論は「ある意味で自然な事」、だから「今までどおりの運用で行くのがいい」「このままの運営で問題ない」とされ、必要であれば「記事を書く際、もしくは市民記者の登録時に大きく赤字で『書いた記事が知らない人から批判にさらされることがありえます』と表記」すればいいという意見まで出ています。

 この件でわたしたちは、この「ひと言」欄を設けたのはほかならぬオーマイニュースであって、その場は「オーマイニュースに掲載されている記事に対する感想や意見交換、質問などを行っていただき、建設的なコミュニケーションのために活用」するためのものであるという点を今一度思い起こす必要があるのかもしれません。

 確かにそこでは「建設的なコミュニケーション」が行われるべきでしょう。しかし、先の記事(市民記者という試みの課題)でも書かせていただきましたが、「記事に対する感想や意見交換、質問」は何であれ認めない、答えたくないでは、短期的に見れば「楽園」かもしれません。しかし、長期的に見れば、わたしたちは市民記者なのか、それともただの市民ブロガーなのかと揶揄されるばかりなのです。

 「ひと言」欄の閉鎖を求める意見はある意味、同情をもって受け止められるべきものではあるものの、「『ひと言』欄は必ず残すこととし、読みたくないという記者は『ひと言』欄を読まなければ良い」、そして「記事に対する質問をしても無視する記者が現れるでしょうが、それはすなわち記者がその程度の質しかなかったという良い証明」と考える人も現にいて、「『ひと言』目当てで来てる」というコメントさえあり、「ひと言」欄の閉鎖は「やってもいいけどPVが減るだけ」と観測されています。もしそうなれば、それは確かにオーマイニュースにとって損失でしょう。

 もっとも、そうしたコメントが白熱して、実際に憶測による名誉毀損、誹謗中傷、信用毀損、偽計業務妨害などがあると判断される場合はどうでしょうか?

 この件については、「『まっとうな批判』と『誹謗中傷』を区別するための客観的な判断基準が必要」「記事は批判するが、記者に対する批判は行わないというルールの確立が重要」「オーマイニュースには、ネットで誹謗中傷合戦が横行するのをくいとめる事例になってほしいと期待(している)」との声がありました。

 さらに踏み込んで、「記事の内容を批判する事と、記者を誹謗中傷する事とは区別したほうがいい。今、記者は実名(と思われる?)を表示しているわけだから、根拠を提示しないで『まるで・・・ですね』といって記者を侮辱すれば侮辱罪、根拠を提示して記者を侮辱すれば、根拠の真偽にかかわらず名誉棄損罪が成立すると思う。犯罪者は警察に任せておけばいい。立件するかどうかは警察が決める事で、なにも編集部が気をもむ必要はないのだ。どちらも親告罪なので、記者がさっさと通報すればいい。大量の逮捕者が出たとしても、それによって大量の記者が安堵(あんど)し、新規記者登録も増え、また世間の話題にもなると思うのでPVも増える(一時的に)。『責任ある参加』の具体例としても、むしろ歓迎すべきではないか?」とまで述べる意見もあます。警察というある意味、“究極のパトロール部隊”発動の要請が実は、個々の記者の判断に任されていることが指摘されました。

 この1つの記事をもって500以上の「ひと言」すべてを精査し、4000字以内にまとめることは残念ながらできませんでした。しかし、「ひと言」欄の存続と検閲、というこの一事に絞ってこうしていくつかの「ひと言」を抜き出してみると、この件に関してはすでに事ははっきりしているように思われます。

 それは簡単に言えば、排除されるべきなのは法的な観点から警察沙汰(ざた)になるような書き込みだけであり、それを排除することになるのは、恐らくは通報を受けたオーマイニュース編集局であろうということです。

 始まったばかりの揺らん期にあるオーマイニュースは、こうしてとりあえずは1つの嵐を乗り切ったようにも見受けられます。

 というのも、「編集部の方針がいまだにはっきりしない」「方向性すら他人任せ(に見える)」といういぶる意見をよそに、編集局が「悩んで」「市民記者とオピニオン会員のみなさんにご意見を伺おう」としたこのことは、いわば「銀河パトロール部隊」の実際の発動を誘発したように感じられるからです。

 その発動は実に、問題の元凶ともみなされかねなかった「ひと言」欄という場で、市民記者とオピニオン会員の忌憚のないやり取りにより実現しました。しかも「みなニックネームで真面目に議論が進」んだように見受けられます。これは結果的には良い話であり、わたしたちは皆、このことをこれからも記憶にとどめていくことになるのでしょう。

 もちろん、その同じ「ひと言」欄で言及された他の問題もあり、ある意味、オーマイニュース自身のあり方が問われているのも事実です。そうした点は、きっと他の市民記者の手により、このような記事という形で今後もさらに議論されていくことになるに違いありません。

 しかし、「ひと言」欄の存続と検閲に関しては、すでに「監視カメラだけで犯罪が防げるはずない」という議論があります。わたしたちはお互い、市民記者またはオピニオン会員として、良識と道義のうちに「お互いがどう考えているのかを建設的に意見交換」することができ、仮にもし本当に必要であれば編集局の「出動」を「要請」できるということです。

 そのような最低限のラインが守られているパブリックなニュースサイトなら、市民記者が「プチ・カリスマ」「プチ・ヒーロー」になるような空間が実現するための「銀河パトロール部隊」の発動は確かに、誰にとっても不要でしょう。

オーマイニュース(日本版)より

参照記事は以下。


この記事についたコメントは17件。

17 IT夫 11/09 12:13
記事が掲載されました…

http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002963

16 IT夫 11/07 13:33
とりあえず記事投稿しました…

「オーマイニュースの十年後-市民参加型ニュースサイトは実現するのか」
 副題:真にバザールな場を皆が受け入れなければわたしたちに明日はない

15 IT夫 11/05 06:57
余談:
一日も早くアメーバニュース編集部様宛の件の記事が
http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10018962047.html
こちらに掲載されるよう願ってやみません…

#小生は元原稿を公開することで
 既に本件に関する記者個人としての姿勢と
 アメーバニュース編集長/編集部の皆様への謝意とをお伝えしました。
 この場での件の記事公開はオーマイニュース編集局としての
 本件に対するある意味での姿勢の表明となろうかと
 (自社の市民記者による記事が公に記事にされたので

 小生は自分のブログとコメント欄と
 件の記事のコメント欄とに
 http://news.ameba.jp/2006/10/sp1027_5.html
 「記事が出ました皆様!」という書き込みを早くしたくて
 うずうずしております…
 (こちらの記事を掲載しておきながら
  http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002578
  それに対するお答えの記事に
  http://news.ameba.jp/2006/10/sp1027_5.html
  あろうことか沈黙ではやはり…相手様に失礼なのではと危惧…

14 IT夫 11/05 06:33
(つづき)

ところで本題…

知り合いの本業の記者の方から聞いた話なのですが
最近の主要紙はどれも面白くないでしょう?
通信社から配信された同じことをただ伝えているだけですから
むしろ地方紙の方に見るべき記事がある
とのことでした。
(ローカルではあっても別個のソースと新鮮な視点とがある

オーマイニュースはそういう意味で
対2ちゃん/ブログ/SNSだけでなく
対既存ニュースサイトという点でも
独自性や斬新さをいくらでも打ち出せるし
打ち出さなければ生き残れないのでしょう…
そんなことは鳥越編集長も編集局も百も承知のはず

その一方で興味深いことに
編集長の件の2ちゃん発言にしても
意図していたのかいなかったのかは別として
結果的総合的にはプラスに働いていると小生は見ています。
(他のどのニュースサイトでもこのような沸き方は見られないので
これも間違いなくオーマイニュース独自の強みになり得るのでは

#そういう意味では
 件のご意見募集記事がもたらしたものは
 2つの銀河パトロール部隊発動要請以上のものであったと


ではオーマイニュースにとってのバザール型収益モデルとは何か?
全方向市民参加型ニュースサイトの勝算はどこにあるのか?

#これも皆で記事にするとよさげです。
 (このコメントは小生の公開下書き…

 たとえば、どなたかこんな記事を書くと吉かも :-)
 「オーマイニュースの十年後-市民参加型ニュースサイトは実現するのか」

 市民記者やオピニオン会員はいわば金の卵を産む鶏ということで
 (もしかすると鶏舎の外の外野席にさえ鶏がいる
 あとは効果的に産ませられるかどうかということなのでは

13 IT夫 11/05 06:05
その節はお世話になりました…
あのような仕方でアメーバ編集部と「知己」となることができるのも
インターネットという不思議な場ならでは

それにしてもタイムリーな話題のご提供に深謝です。:-)
http://d.hatena.ne.jp/pasosavi/20061104

と申しますのも、つい先日、参加MLより
SUSE Linuxと関わっているNovellがMSと歴史的提携
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/03/news012.html
というMSの確信犯的路線について聞かされ
(Vistaにおいてもまたしかり
 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0609/22/news047.html
将来の記事の構想がまとまってまいりました…

「Windowsの十年後-Vistaのリリースに見るマイクロソフト社の戦略」

#下書きの下書きの下書きの…
 http://d.hatena.ne.jp/pasosavi/20060805
 (早速バザール方式で恐縮なのですが
 これは論題が広いので皆で関連記事を書きませんか?(なんて
 小生は新Officeに関するインタビュー記事も現在準備中です。

(つづく)

12 ひらりん 11/05 04:08
ひらりんです。
IT夫様は、オーマイニュースの商用サイトであることと「伽藍とバザール」
http://ja.wikipedia.org/wiki/伽藍とバザール

に関してはどうお考えでしょうか。

I川様のアメーバニュースに関する対応には、その人徳に感服しております。

11 IT夫 11/04 00:28
#しまった誤字訂正…
 第1段落第3行目 お気持ち痛み入ります→心中お察し申し上げます

10 IT夫 11/03 23:35
(つづき)

> 限りある紙面を割いてまで掲載することなのか?
> 何日も掛かった挙句「ニュースの種や不採用」となったり、記事の掲載のタイミングを失したりと
お気持ち痛み入ります… なんと申し上げてよいやら…
貴殿の記事で論じられている点の方が社会全体にとって重要
という点は小生も同意いたします…

この機会に貴殿の益々のご健筆を願いつつ
再度エールを送らせていただきます。

#もし一つだけ申し上げさせていただくことがあるとすれば
 小生は故あって永世中立系を掲げております。
 それでそちら関連の記事の執筆は控えさせていただいております。

> ある意味「ご意見募集」を展開させることで、「編集者の苦悩」を表明しているかのような錯誤を感じてしまう
皆がある意味そう感じていると思われ :-)
だからこそこのコメント欄を通してなされる発言という
いわば「銀河パトロール部隊」のような作用(働き)は注目に値する
という(一連の流れの中での)記事でした。

> キャッチフレーズであった「市民記者の発掘」
> 「ツマラナイ?(失礼)所見記事」が紙面を占め
この点は… はっきり言って一番難しい点かと
オーマイニュースは資本の入った企業ではあるが
ある程度の高邁な理想を掲げることにより
結果的に企業利益的にもプラスに働くという構図ができれば
皆が(ある意味で)幸福になれるのでしょう…

#そこが一番難しいですねやはり…
 小生は最初から割り切っています派なので無問題ですが(まて

今後共、
どうぞ宜しくご指導ご教示ご鞭撻をお願いいたします。

9 IT夫 11/03 23:29
レスに深謝です。:-)

K河H紀氏でいらっしゃいますね?
記事を拝見させていただきました。
http://www.ohmynews.co.jp/omn/Search.aspx?query=%E9%A6%99%E6%B2%B3%20%E7%A7%80%E7%B4%80&idxname=omn&type=searchbox
精力的なご活動には脱帽です。
http://kinoka.cocolog-nifty.com/2000/
この機会にエールを送らせていただきます。:-)

> 「テーマ設定」それ自体が「不毛の論争」に終始するだけ
貴殿のスタンスからすればそうでしょうね…
小生のスタンスからすればこれはむしろ自然発生的でして
http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10018947167.html
http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10019022906.html
http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10019306011.html
http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10018962047.html
小生は自身の弁明のため
またインタビューに応じてくださった某氏の保護のため
そして記事を掲載することにした編集局の擁護のため
さらに盟友でもあるアメーバニュース編集部への返礼もあり
ある意味拠所なくこの点を何度も論じております…

#恐らくもう一つの関連記事が掲載されて終わりになります…
 ご理解ご高配を皆様にお願いしたく思います…

(つづく)

8 紀の香 11/03 16:30
「銀河パトロール部隊」って!
 オーマイニュースの「一言欄の是非」とは

 様々なご意見があることは、それなりの感想を持つことが自然な流れではある。大別すると、記事に関する内容への「共感や異見」よりも、記者に対する「中傷とか資質を論(あげつら)う」傾向を指摘している事と、その取り扱いに関しての「編集部(者)」のスタンスを、問題視に考えている事に分けられる。

 結論を申し上げると、この種の議論?は、「テーマ設定」それ自体が「不毛の論争」に終始するだけで、限りある紙面を割いてまで掲載することなのか?それこそオーマイニュースの、「発行の趣意」に立ち返るべき「初志とは何だった」のでしょうか!


原則的には、記事そのものの「話題性・斬新性・論点性」等々、一重に「編集者の裁量」による所であり、ある意味「ご意見募集」を展開させることで、「編集者の苦悩」を表明しているかのような錯誤を感じてしまう。

 結果を見ると、キャッチフレーズであった「市民記者の発掘」よりも、編集部による「他のメディアからの受け売り」や「ツマラナイ?(失礼)所見記事」が紙面を占め、がっかりすることが屡(しばしば)である。
特に、投稿記事の選別に関しては、編集部や著名人?の記事が頻繁で、市民記者を自認する無名人の記事など、編集に戸惑っているのかどうかも判らずに、何日も掛かった挙句「ニュースの種や不採用」となったり、記事の掲載のタイミングを失したりと、列挙すればキリが無い!

 ここいらで、総花的なジャンルの整理も必要だろうし、第一面の掲載数の再考も大切に思われ、何といっても、編集者とオーマイニュースの「広報姿勢」並びに「掲載ルール」を、明確にすることが求められているのだと思う。

7 IT夫 11/03 13:51
#しまった誤字訂正…
 第4段落目第4行目 いかいに→いかに

6 IT夫 11/03 13:49
記者本人です。コメントに深謝です。:-)

#それにしてもコメント投稿後にリロードすると
 コメント欄に何もないのに再投稿になってしまうこの仕様を
 早く何とかしていただきたいです…

小生はすべての記事のすべてのコメントに目を通しているわけではないのですが
率直な話、コメント欄は確かにオーマイニュースの売りになるかと

#アメーバニュースの編集部の方々とのやり取りを通して
 この需要の大きさを改めて知りました…
 皆突っ込みたがっているところで閉鎖はあり得ないかと
 むしろいかいにコメント欄に気軽に皆様においでいただけるかが
 オーマイニュースにとってもスポンサー様企業にとっても
 わたしたち市民記者にとってもオピニオン会員にとっても
 第一の関心事になるべきなのではと
 もしそうであれば穏やかな中にも忌憚のないやり取りは必須で
 やらせでないそのやり取りは
 編集長の言う喜怒哀楽驚き呆れを交えたニュース記事の補足となり
 結果として皆が幸福になれそうな :-)

余談:
小生的には極論として
鳥越編集長が仮にいなくても
そうそうたる編集局の皆様が仮にいなくても
ゴシップネタや著名人を引っ張り出さなくても
市民記者の視点とそれを味付けするコメント欄のみで
このニュースサイトが成り立っていくようになれば
この試みはとりあえず成功なのではと感じています。
そういう意味でもコメント欄の運用にこそ成功の鍵があり
ここをお互いに荒らさないように注意をしつつも
発言によって来訪者を引き寄せ楽しませている
市民記者とオピニオン会員には褒章さえあってしかるべきぐらいでは
などと考えてもおります…

#そうなれば記事も書けますし(なんて
 「オーマイニュースという市民全方向参加型ニュースサイトの成功」

5 だつきよ 11/03 12:46
こうして振り返ってみると、結果的には意味のある議論ができたのかもしれませんね。ただ、編集部の対応のまずさによって撤退宣言する人が出たのは残念ですが。

ところで、これらの議論を振り返って思う事は、編集部にもオピニオン会員にも市民記者にも一般のサービス利用者の視点が抜けていたのではないか、という事です。
言うまでもなく、どんなサービスでもお客様の視点というのは決定的に重要です。そしてOhmyNewsのお客様は記事を読む読者で、その多くはきっとオピニオン会員になっていなくて、ただ記事を読むだけの人々なんですよね(オピニオン会員が読者の代表と言えば、そうかも知れませんが)。

編集部では今後の運営方法について検討していると思いますが、お客様の視点を常に持って検討を進めてほしいところです。どのようにすれば読者が満足できるニュースサイトになりうるか?読者がOhmyNewsに求めているのは何なのか?これを突き詰めて考えれば、自ずと結論は出るのではないでしょうか。

3 IT夫 11/03 01:57
#元原稿のURLが都合により変更になりました…
 http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10019306011.html

2 IT夫 11/03 01:09
#元原稿はこちら
 http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10019304467.html

1 IT夫 11/02 19:13
記事を執筆したIことI川です。いつもお世話になっております。

この記事は実は互いに関連した4部作記事の一つでして
http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002667
http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002578
http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002687
(もう一つがまだ記事受付中…

#元原稿は帰宅してからアップします…
 http://ameblo.jp/pasosavi/
 4番目の記事の元原稿を見たい方はこちら
 http://ameblo.jp/pasosavi/entry-10018962047.html


モラルと節度を持ってコメントを書きましょう、というごく当たり前の結論にどうしてもなってしまいますよね。犯罪予告などが行なわれないようコメント欄の治安の維持の責任を誰が負っているかで状況は変わってきますが、日本版オーマイニュースの場合は記事の編集権を持っている編集部が責任を負います。なので、編集部が利用規約にそっていないと判断したコメントを削除することに何も問題はありません。ただ「規約違反だから」だけで削除してしまうとコメントを書いた人にはなぜ削除されたかが伝わりにくいことも知っておいてほしいと思います。ディスコミュニケーションだったんでしょうねぇ。

ま、開店準備中ブログの頃から継続して攻撃されていたらそうなるのも仕方ないかw