民族的な分裂が新たな軍事的脅威を誘発、フィジー 1 ねなしぐさ はじめ 2022年8月20日 09:05 引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002621ガラセ首相が平静を呼びかけアミン・ジョージ・フォルジ2006-10-27 08:07 フィジーは、過去20年の間で4回目のクーデターに陥ろうとしているのかもしれない。フィジーのフランク・バイニマラマ軍司令官が最近、ライセニア・ガラセ首相の政府を脅したのである。 争いの元になっているのは、ガラセ首相が提案した和解・団結法案である。この法案に対して、バイニマラマ軍司令官は反対し、フィジーの平和と民族関係に重大な混乱をもたらすと警告している。この法案は、2000年のクーデターに関与した者に恩赦を与える一方、先住民の土地の権利に新たな制度を設けている。現在インド系住民が保有している海岸地域の土地は、伝統的な所有者である先住民のフィジー人へ返還されるかもしれない。この法案を推進しているのはゴロニアシ・バレ法相であるといわれている。 バイニマラマ司令官は2000年のクーデターの際に、武装したクーデターの首謀者と戦い、勝利を収めた。同司令官はその後、戒厳令を敷き、ガラセ氏が暫定首相に任命されることを支持した。 ガラセ氏は2001年の自由で公正な選挙で、合法的に首相としての立場を固め、5月には2期目の信任を得た。 バイニマラマ司令官は、ガラセ首相がクーデターの首謀者に対して寛大すぎるとして、2001年にガラセ首相と対立した。バイニマラマ司令官は、クーデターの首謀者は刑務所に入れておくべきであると主張している。 10月17日、同司令官はついに首相に次のような最後通牒を出した。 「ガラセとバレがその方向にわれわれを仕向けない限りにおいて、どこからも暴力行為が起きることはない。流血になった場合の責任は、彼らにある。……軍は政府に対して、法案を廃棄するか辞任するかという選択肢を示しているが、そうした状況は違法であるとはいえない」 「われわれが政府に言っていることは、よき統治を実践できなければ、その政府を脇にやって、ほかの人たちを政府に迎えて国を前進させていくということだ」 同司令官の警告はフィジーを完全にパニックに陥れた。 この警告を受けてガラセ首相は18日、国に向けた生放送の中で初めてこの件についての沈黙を破り、国民に冷静を保つよう要請し、混乱は起こらない、と次のように述べた。 「すべての市民に冷静さを保ち、通常通りに日常の生活を送るよう要請する。噂や伝聞に振り回されてはならない。軍も警察も警戒を要するような原因はないと報告している。……秩序と安全を脅かすものは何もない」。 「政府は内務省を通じて、状況を監視し、治安部隊と密接に連携し続ける」 フィジーには少なくとも6つの民族集団が存在するが、社会生活を支配しているのは先住のフィジー人とインド系住民の2つの民族である。実際、人口の55%が先住のフィジー人で、インド系は37%から44%である。 この2つの主要民族集団は決してしっくりいっておらず、このところの不安定な状況は新たな緊張を生み出していくことになるだろう。(オーマイニュース英語版から〔10月19日掲載〕)オーマイニュース(日本版)よりこの記事についたコメントはありませんでした。 もう歴史は繰り返さない:フィジー、民主政治定着への道のり - GNVもう歴史は繰り返さない:フィジー、民主政治定着への道のり - GNV 2018年、南太平洋に浮かぶ小さな島国は、静かに重要な年を迎えた。2014年の選挙から4年が経ち、フ... Read mo globalnewsview.org 上記記事がよくまとまっています。 日フィジー首脳間の懇談 www.mofa.go.jp 報道されていないだけで、安倍晋三元総理の成した業績は非常に大きかったことがわかります。岸田総理も骨太の方針を引き継いでいくようです。がんばってください。 ダウンロード copy #OhmyNewsJapan 1