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【サッカー】サンフレッチェ広島、激闘を制しJ1残留を決める

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003282

サンフレサポの京都サンガ戦観戦記
N野 Y一
2006-11-24 06:54

 前節、J1残留争いのライバル、アビスパ福岡にウェズレイの2ゴールで2-0の勝利。J2降格圏の16位との勝点差が11に広がり、J1残留まであと1勝となって迎えた11月18日のJ1リーグ第31節京都パープルサンガ戦。

 京都は最下位に沈んでいるとは言え、美濃部監督が就任した後の6試合(天皇杯含む)で1敗5分5得点7失点と守備面が安定している(就任前は25試合で60失点)。1試合平均で見ると、2.40→1.17と失点を減らしている。前節のヴァンフォーレ甲府戦は退場者を2人出し苦しい展開だったが、同点に追いつき逆に甲府を追い詰めたことが示すように、確実にチーム力は上がっている。

 一方、広島は第28節セレッソ大阪戦で完敗後、3試合(天皇杯含む)で3連勝8得点無失点と好調を維持している。さらに、アジアユースで活躍したU-19日本代表の柏木陽介がチームに合流したのは好材料だ。とは言え、海外遠征からの合流直後なので体調面で不安はあるし、同じくアジアカップ最終予選サウジアラビア戦に招集された駒野、寿人にも言えることだ。

 今日の試合は、すでに16位以下が決定したものの、入れ替え戦出場へ向け強い気持ちで勝点3を奪いに来る京都をホームの広島がどう戦うのか注目の一戦だ。

 試合開始前から小雨が降り始め、1枚多く着ないと寒くてたまらなかったが、試合が始まると寒さを感じなくなるくらいヒートアップした。両チーム共に堅守でボールを奪うと素早いパス回しで前線にボールを送り攻撃をしかける。一瞬たりとも目が離せない展開に。

 そんななか、迎えた後半6分、大きな山場が訪れた。京都の攻撃、右サイドでボールを受けたパウリーニョが中央へクロスを入れる。フリーで走り込んだ中山が飛び込むもゴールから大きく外れる。試合後、「あのゴールが決まっていれば、まったく違った展開になった」と言うほどの山場だった。その後も、京都の林、パウリーニョに決定機を与えたものの決定力不足にも助けられ、0-0のまま試合終盤へ。

 広島に大きな決定機が訪れず、そのまま試合終了かと思われた後半41分。寿人の強引な突破から得たフリーキックのチャンスに蹴るはウェズレイ。直接ねらうかと思われたが、ボールは森崎和の足元へ。左足で蹴られたボールは、静かにゴールネットを揺らした。それは今季序盤、オーバートレーニング症候群で苦しんでいた森崎和の今季ホーム初ゴールだった。

 そして、京都の最後の猛攻に耐えタイムアップ。J1残留が決定した。これで、ホームゲーム4連勝。順位も13位に上がり、1桁(けた)順位も見えてきた。リーグ戦も残り3試合。そして、その先には天皇杯が控えている。これまで準優勝3回の天皇杯。悲願の優勝までノンストップだ。

オーマイニュース(日本版)より

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野球ほど熱心に観戦してるわけではありませんが、たまたまテレビ中継されている時には地元チームだとついつい見入ってしまいますね。今季のサンフレッチェは粘り強い戦いをしているように思えます。これもたまたまかもしれませんがチャンスを逃さずゴールを決めに行く大橋祐紀選手の名前は覚えました。いい選手が来てくれたねぇ。

野球もサッカーもバレーもバスケもプロチームがいる土地は本当にめぐまれていると思います。遡ってみれば、Jリーグの地元に根ざしたチーム運営っていうのが効いてるんだろうねぇ。