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イジメと言う現象が起こる源

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003304

教育基本法に期待できるのだろうか?
U井 Y季
2006-11-21 16:35

吹き出した問題だけを議論しても解決には至らない。問題には原因とプロセスがある。
加害者だとされるいじめっ子自体が被害者である可能性も見極めなければならないし、いじめられた方の子供もそれ以前の環境から取り組んで改善していかなければならない。双方ともになりたくてなったわけではなく、なるべくして至ったはずなのだ。
大事なのは結果ではなく、そうなったプロセスと原因を突き止めることだ。
教育現場を見ればその社会が何を目的にいているか一目瞭然だ。民衆の意志を尊重しようとしているのか支配しようとしているのか。皆の幸福を育てようとしているのか搾取しようとしているのか。
もし意志を尊重しようとするならば、自分の意志を持った民衆がいなければ始まらない。そのためには自分の考えで決意できるだけの力を自分で学べる環境が必要になる。教えると言うよりも学べる学校を用意するだろう。
もし支配して民の幸福を守ろうとするならば、リーダーの神のように揺るがない精神力を必要とするし、同じような跡継ぎも必要だ。これは他力本願となるので、依存する民衆を育てて従う教育を志すだろう。
もし支配して搾取しようとするならば、命令に服従する力があって自分の意志を持たない全体観だけのロボットを養成しようとするだろう。
支配するにあたっては、資本家の利益を目的にして物量で民衆の意志を剥奪しようとするか、武力の充実を図って恐怖心で意志を押さえつけようとするか、知識のよる権威で手なずけてルールと倫理で意志を統一して治めようとするかのいずれかである。

もしイジメという問題に本気で取り掛かろうとするならば、イジメと言う歪みがどこで起こってくるかを分析すればいいはずだ。簡単に答えが出てくるだろう。
本当にイジメの少ない社会を目指そうとするならば、社会そのものから考え直さなければならない。表面的な援助や保護や福祉で解決はしない。それは内蔵からでた吹き出物に絆創膏を貼るようなものでしかない。
愛情や教師や時間割の質の悪さがどこから湧き出しているかが問題なのだ。親の愛情や教育委員会や教師の質とか時間割の問題ではない。その基本方針を作っている役人と政府とそれを後押しして火を注ぐマスコミの問題なのだ。取り締まるどころか自己反省をして出直してもらわなければならない。民衆はその管理を怠った攻めを自らに求める必要がある。
政府や官僚を管理するのは民衆だと言うことを肝に銘じなければ、民主主義など不可能なのだ。形式だけではなく民衆が政治家や役人を雇い、首を切れるだけの底力を持たなければイジメのない平和など有り得ない。タナボタにもそれなりの下ごしらえがいる。

オーマイニュース(日本版)より

で、イジメの原因は何だと、この記事は言いたいのでしょうか? わからないまま読み終わりました。

イジメが社会の病気ならば対症療法的に根気よく治療を続けていきつつ、病因をその度ごとに探っていくしかないんじゃないかと思います。ストレス解消のために発生するものもあれば単なる快楽のためのイジメもあったりするようですし。

(削除)

(削除)そんな簡単にいけば苦労しませんよw