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言論の自由の危機的状況 ~斎藤貴男コラム~

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/OhmyColumn.aspx?news_id=000000003073

斎藤貴男
2006-11-13 06:52

 こんな暴挙を許しておいてよいのか--。

 とりあえずは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致事件を短波ラジオ国際放送で重点的に扱うよう、菅義偉(よしひで)総務相がNHKに命令した、あの一件のことである。自民党内でさえ懸念を示す声が小さくなかったにもかかわらず、とどのつまりは強行されてしまった。

 拉致事件に関する報道を強化すること自体に異存はない。けれどもそれが、政府の命令に従って、という形でなされるのでは、必ず将来に禍根を残す。真に問題解決を願う報道を目指して、たとえば北朝鮮側の言い分を取材したり、過去の植民地支配や強制連行、朝鮮戦争などの近現代史との関連を掘り下げるような取り組みも制約されることになるだろう。

 NHKの国際放送に対する総務相の命令権限は放送法の上で合法ではあっても、個別具体的なテーマが指示されたのは初めてだ。在日米軍再編、いや米日軍事再編や憲法“改正”への動きが急がれているなかで、命令の範囲が限りなく拡大されていく可能性は否定できない。いずれ民放へも飛び火していこう。

 言論、表現、報道の自由は風前の灯火だ。なのにNHKの橋本元一会長や民放各局のトップ、あるいは新聞や雑誌メディアの経営者たちにも、表面的な発言とは裏腹に、どこか危機意識があまり感じられないのが不気味でならない。

 ところで冒頭に「とりあえずは」と形容したのは他でもない。言論の自由はただ侵されているのではなく、その本来のあり方がひっくり返されつつあるからだ。

 一般人の言論の自由が日に日に狭められている現実は改めて指摘するまでもない。反戦ビラを撒(ま)けば逮捕され、公衆便所に戦争反対と落書きしただけで懲役刑を言い渡される時代が、いつの間にかやってきてしまっている。

【画像省略】
昨今の発言を聞くにつけ、主権者の立場が逆転しつつあるのではないだろうか(写真はイメージ、ロイター)

 こうした流れに反比例するかのようにして、ある層の人々が、かつてなく“言論の自由”を謳歌し始めているのが近年の特徴だ。「核保有に関する議論を」と叫び続ける中川昭一自民党政調会長や麻生太郎外相、彼らを抑えるでもなく放置している安倍晋三首相らは、少し前までなら確実にその地位を追われていたに違いない。憲法遵守の責任を負った人々が実に軽々しく憲法の精神を踏みにじり、あまつさえ新憲法の制定を公言して、「これもまた言論の自由だ」とうそぶいて恥じもしない状況は恐ろしすぎる。

 言論の自由は一般人のためにあるのであって、権力の座にある者のためにあるのではない。現在のこの国では、主権者の立場が見事なまでに逆転してしまっているのだ。

 みんな、もうちょっと真面目に考えよう。北朝鮮の独裁体制は決して他人事ではない。共産主義も資本主義も、権力の本質には何ら違いもないのである。

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さいとう・たかお 1958年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。イギリス・バーミンガム大学修士(国際学MA)。日本工業新聞記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者などを経てフリーに。『カルト資本主義』(文春文庫)『バブルの復讐』(講談社文庫)『小泉改革と監視社会』(岩波書店)など著書多数。最新作に『ルポ 改憲潮流』(岩波新書)

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは73件。取得に失敗していますので保全できた所まで引用します。

73 Tony 11/17 22:02
続き。
今でも、地上波アノログ波を残すことは可能なのです。なぜなら、まだ停波していないから、放送設備は生きているのです。また、いくらデジタル放送帯や携帯電話電波帯に利用しても、テレビのUHF電波帯(470MHz~770MHzの50CH分)の2~3CH(12MHz~18MHz)の周波数帯を各地のロ-カル局や衛星電波帯のGHz帯でも残せる可能性あるです。アノログ放送ができないのでなくアナログ放送を停波して、残さないから、放送できないです。これぐらい残さないでき、公共放送と言えるのでしょうか?


だから、日本が発信すべき放送として、国営放送も必要です。だが、NHKの本義に反する放送は止めて欲しい、と考える次第です。国営放送なのか公共放送なのか二重基準のある放送するのは、放送する内容に二重基準のバイアスが掛かるのです。しかし、二重の基準を読み取れなかったら、視聴者はミスリ-ドするリスクが高くなるのです。

72 Tony 11/17 22:00
> 71 ご隠居さん へ

そうなので納得できます。今のNHKのあり方は受信料を貰って公共放送をすると言いながら、NHKの最大スポンサ-である受信料を支払っている視聴者へ顔向けて運営されていないのです。不偏不党といいながら、常に政府あるいは総務省放送委員会(このような機関はないがあえて申します)の顔色を伺って経営しているのです。挙句のはてに、不祥事で視聴者にそっぽ向かれ始めて、受信料支払い義務化法案など、本末転倒なNHKの経営をするなど、およそ民間経営ではあり得ない経営を政治家と結託して行われているのです。このような状態で、報道の自由など言われても、全く信憑性がない報道機関だとも言えるのではないか、と感じています。だから、受信料支払いを拒否する(受信料未契約未払い者ではない)ひとはそういう部分に不信を抱いているのです。その、最たるNHKの問題が地上波アナログ電波を停波することで、地上波ディジタル放送を導入するため、低所得者は高価なテレビが買えなくテレビが見えなくなる現実さらされることではないか、と感じます。

これは、民間放送局の報道の自由の場合でも言えます、もちろん民間は資本関係からバイヤスも読めますから、それを割り引いて視聴する訳ですが、やはり商業主義に走った放送経営は多分にあることも事実ではないか、思えます。


電波は国民の財産なのです。商業的に利益を上げる放送や通信(携帯電話市場)も必要ですが、国民に有益な文化資産を残す(教育文化活動)には、それなりの公共性のある放送も必要、と考えています。また、NHK経営委員会が視聴者の代表する機関でないことも大きな問題とも言えます。アメリカ独立運動で「代表権なきものに課税なし」スロ-ガンがありすが、NHKの視聴者に代表権がないので、なぜ受信料だけ支払わねばならないか、疑問なのです。
続く。

71 ご隠居さん 11/16 18:56
>>69さん

つまり、今回の問題の本当の原因はNHKの体質にあるのであって、人権だとか、言論の自由への侵害だとかは、単に、表面上の現象に過ぎない、という事ではないでしょうか?

政府が公共の福祉の目的で、国外に向けて、特殊なテーマの放送を行って欲しい、あるいは、行わなければならない場合は、必ず、あります。しかし、今回の事件で、NHKは、この目的のためには、機能しないことが分かった。また、法律にも不備があるらしいことも分かった。

従って、関連する法律の修正も含めて、NHKのあり方を、根本的に変える時がきているのですよ。NHKの分割や、大幅なリストラも必要でしょうね。現状のNHKは、ハッキリ言って、一種の伏魔殿でしょう。

あなたが指摘されている「NHKが担ってきた教育放送の分野や国民文化の発展のための放送(歌舞伎、能、芸能)、社会文化のための放送(クラシック音楽、オペラ)など分野」に配慮すると、確かに、受信料に基づく公共放送という枠組みは、存続させなければいけないのかもしれません。民間企業のスポンサーは、お笑い番組には金を出しても、教育番組には金を出さないでしょうから。

また、海外向けの放送は、NHKから分離して、国営放送をつくるということでいかがでしょう?

70 まぐ 11/16 10:29
>66さんへ
質問からも貴方の立場は覗えますが、より明確に自分の立場を明らかにしてから、質問してください。その方が文脈が読みやすく、余計な手間が省けます。
微妙な点もありますが、取りあえず1はyes、3はnoです。
制度には外部性が存在し、建前と実態が乖離しています。
従って民主制を本来のあり方にする為に外部性(一票の格差、死に票、白紙委任に近い投票ー情報の非対称)をなくしていくのが
国民の権利と義務です。
また、公共放送にも視聴者の意思を反映しにくい。また、予算の承認を得る為、国、特に与党議員に編集を左右される等の外部性があります。その意味では、多様な放送媒体を作るのは外部性への補填につながります。その為に、例えば公共放送と国営放送を作る事も、一つの有効策だと思います。

69 Tony 11/15 23:16
>38 さまへ
>まずは、緊急の課題として、拉致被害者のための放送をやるの、やらないの、どっちなの? ということを即決すべきでしょう。

NHKは報道自主権で、政府の命令が出るまでに、拉致被害者の意見広告を拉致被害者と共に、報道すれば、問題ないものを、政府の放送命令が出るまで放置するからだ、と思う。このような、NHKの姿勢こそ問題なのです。また、放送法なかに政府の介入を許すしくみを残すことに問題ある、と思います。
これは、民間放送でも資本関係でこのような自主放送権を確立を怠れば同様、と思えます。
>1.NHKは、民間放送局の一つに改編し、受信料による運営ではなく、スポンサーからの広告料等で運営する。

已む得ぬ選択かと思えますが、従来、NHKが担ってきた教育放送の分野や国民文化の発展のための放送(歌舞伎、能、芸能)、社会文化のための放送(クラシック音楽、オペラ)など分野をどのように、現状の民間放送では担って来なかった分野をどのように、準備できるかが私には未だ分かり難ねています。

>2.昔の北京放送のような放送局を別途、・・・。

この分野は日本から発信すべき必要な放送ですので大賛成です。国際放送をNHKで運営するのでなく分離して国に返還して、国営放送として、総務省管轄に再編成するも可かと。国営放送にするにしても、ただ単にプロパガンダ機能に捉われる放送でなく、国連での常任理事国入りの失敗(私はそんなに残念がって訳ではない)ような国際的に恥をかくことないよにするため、世界中に日本の実績を伝えたり、世界に対するオピニオン リ-ダを発揮できる理論と行動力を伝えたりする必要がある考えます。日本の考える、デプロマシ-が伝わらない実態では、国際政治の場で立ち遅れるのは必定です。国際政治の駆け引きも必要かもしれませんが、やはり信用のある発言をする日本が必要です

68 TAIJI 11/15 22:58
>kz(kz00)
あなたは人権擁護法案の中身を知らないで語ってますね

67 TAIJI 11/15 22:56
はいはい、あなた達共産主義者が全盛時代にあったときは、少しでも日本を正当化したら死に追いやるまで叩いたくせに、今度はどうなんでしょうねw
日本人拉致被害者なんてあなたはどうでもいいことがよくわかりました。偽善が大好きなんですね。
いったいなにが怖いのですかな?自らの間違いが、ばれることが怖いんじゃないですか?

66 Tony 11/15 22:12
> 45/46  さまへ 報道の自由について
1.日本国憲法の基本的人権の保障は公共の福祉に反しない(憲法第12条)限り保障されますが、その公共の福祉とは、国家機関や政府あるいは国会の議決に反しないと言う意味でなく、国民のすべての利益に反しない、と解すべきでしょうか?
2.報道の自由が報道機関に与えられているのは、国民の自由権で表現の自由(憲法第21条)に属し、言論・出版・放送に派生的に生ずる国民の権利が存するため、その国民への自由権を保障するための報道機関の自由裁量権で報道する権利、と解すべきでしょうか?
3.放送法が定めている国際放送などに関して、政府が命令できるとしている放送命令は憲法の国民の自由権に反する法的措置、と解することができますか?
4.また、国際放送に係る資金として、政府が報道機関に資金を投入することが、政府の報道に対する主導権に用いる資金になる放送法の規定は報道の自由を原則とする報道機関の報道指針に対する原則に反する法の規定矛盾になっている、と解すべきでしょうか?(この規定おける類似の規定で外国企業・外国など資本規定でも矛盾なく報道機関などを牛耳られることない資本関係の規定がされているが、国家・政府機関の資本関係は別なのか?)
5.特殊法人日本放送協会(NHKと略す)は公共放送機関として定義され、視聴者の受信料で運営されることになっていますが、NHKには視聴者が議決して決定することができない、と言う視聴者の運営主体の規定がない放送法の規定なっている、と解すべきでしょうか?
6.NHKの視聴者に公共放送の自主運営権を与えず、国の機関による放送命令で運営するNHKの経営するのは、国家機関の公共放送の乗っ取り機関になったため、公共放送の運営が二重基準になっているかあるいは運営主体が捻れているが視聴者の議決もなく国営化すべきですか?

65 ご隠居さん 11/15 21:13
63、64と例が、いまいち、悪かったので削除しました。

62 ご隠居さん 11/15 19:00
いまいち、スローガンばかりで、具体的な対策がみえてきませんねぇ。

「言論統制」というと、国家とか、政府とかによる「統制」が問題になりますけどね。巨大マスコミ、(新聞社、放送局)による、意図的な情報の解釈、選択、による結果的な言論統制のほうが、現代では、はるかに深刻なんですよ。

具体例は、今、まさに問題になっている、政府による「放送命令」ですよね。大手マスコミに主張は、一斉に、「政府による言論統制だ、言論の自由の侵害だ!」と言う。対案は何ら示されていない。その結果、拉致被害者の救済が遠のくことになり、被害者の人権が犠牲になる、結果的に人権侵害行為をマスコミが行ってるんですよ。

ちょうど、精神障害者の人権の問題と同じです。「精神障害だからといって、牢屋に閉じ込めるのは人権侵害だ!けしからん!」という。そこで、自由を与えてやると、往来で、包丁を振り回し、何人もの市民を殺傷する。精神障害者の人権を守ろうとすると、普通の市民の人権が侵害されることになる。

これらは、複雑な問題を、「人権」とか、「報道の自由」とかいった、大ナタを振り回して解決しようとするからです。

しかし、マスコミからは、「報道の自由!」スローガンは聞こえてきても、具体的にどうするのかという、解決策は一向に聞こえてきませんね。結果的なのか意図的なのか、これも統制と言うべきでしょう。

61 カキョーイン 11/15 15:14
つーかもうNHKなんか駄目だから、ちゃんとした国営放送局作ってよ。

NHKに受信料払うのなんか真平御免。

60 水銀 11/15 14:17
プロアマ問わずオーマイに巣くう左翼思想の持ち主は、普段は言論の自由だ何だと騒ぐくせに、ファッショ臭漂う今のオーマイの末期的症状をみても何も言わないから不思議。
結局、自分たちに都合のいいことしかしないわけで、特にプロ市民と呼ばれる輩はクズだなぁとひと言。

59 スナギモ 11/15 14:14
17日正午以降は、プロ市民天国になることが決まっていますので、みなさんそれに向けてお休みしているのだと思います。

削除されてしまった内容をもう一度書きます。

言論の自由の危機的状況にあるのはオーマイニュース

58 kz 11/15 12:03
政府に言論を統制したいって言う欲求があるのは事実でしょう。
まあこの記事に有るような件じゃなく、いくらでも拡大解釈が出来る余地の有る
人権擁護法案を制定しようとしたりとか。
実際に可決された鳥取の人権擁護法案は弁護士会から法律違反の内容だと否定されてましたね。
ただ、国会では人権擁護法案は否決されましたし、最近は今までマスコミが全く取り上げなかった部落利権の話もニュースになるようになってきました。
言論の自由に対する危機は常に有りますが、それはそれで対処していくとして、トータルでは決して言論の自由を取り巻く環境ってのは悪化してないんじゃないですかね。

55 明眸皓歯 11/15 01:40
お~お~ オーマイもとうとうプロ市民のための
単なるブログになっちまったか

ご愁傷様です

54 まさしくんはい! 11/15 01:33
>49 yonemuraさん

確かにブーゲンビリアのお友達さんや、香ばしい方が増えましたな~!
PV低下やバナー広告がつかなくてもケンチャナヨ!みたいなお気楽サイトみたいですし、これで編集長のお友達さん(?)ものびのび遊べますな~(笑)

53  11/15 01:13
危機感あふれるお話で、最高に面白かったです!

52 Ronnie 11/14 23:38
15 > 拉致事件を金正日が認めるまでは、

我々に向かって指図している表題の写真は、金将軍閣下の指なんでしょうか?

51 Ronnie 11/14 23:25
「政治家には言論の自由がない」なんて、放火犯人と同じことを言ってる = 唖然!
憲法には無条件で言論の自由が保証されています。この記者は民主主義が分かってない。

民主主義についての議論については、大村賢三記者の「教育現場にこそディベートマッチを」にもコメントしました。

49 yonemura 11/14 23:17
しかしオーマイのコメント欄の方針変更がアナウンスされてからというもの、
いままでおとなしかった電波があっという間に跋扈しはじめましたねえ。
17日からは記事もコメント欄もこんな電波ばかりになるんですねえ・・・しみじみ。

47 普通の日本人 11/14 21:17
やむを得ず行われた拉致をこれ以上問題化しても、日本には何のメリットもない。今すぐ止め、日朝国交正常化を実現すべきだ。

46 まぐ 11/14 21:07
ところで、国際放送の番組の編集も放送法により規定されています。

44条ー4(放送番組の編集等)から抜粋
放送番組の編集に当たつては、我が国の文化、産業その他の事情を紹介して我が国に対する正しい認識を培い、及び普及すること等によつて国際親善の増進及び外国との経済交流の発展に資するとともに、海外同胞に適切な慰安を与えるようにしなければならない。

┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌

上記を見ると、今回の命令は想定していないように思えます。
つまり国際放送の番組は国際交流、親善の為という規定に立ち
その限りにおいて、総務大臣の命令を受けると解釈できます。

まあ、拡大解釈すれば「拉致事件に対する日本政府の強い解決意志
を北朝鮮及び世界に紹介し、国際的な世論を喚起し連携(交流)を
強めるとともに、拉致被害者(海外同胞)に開放の可能性(適切な
慰安)を知らせ(あたえ)なければ成らない。」と見なせます。

45 まぐ 11/14 21:05
37>公共放送は視聴者の受信料で運営されているはずですが、なぜ、国税を入れるのだろうか?

以下の放送法の規定によります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO132.html
放送法
3条(放送番組編集の自由)
放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。
33条(国際放送等の実施の命令等)から抜粋
総務大臣は、協会に対し、放送区域、放送事項その他必要な事項を指定して国際放送を行うべきことを命じ~
34条(放送に関する研究)
総務大臣は、放送及びその受信の進歩発達を図るため必要と認めるときは、協会に対し、事項を定めてその研究を命ずることができる。
35条(国際放送等の費用負担)
前二条の規定により協会の行う業務に要する費用は、国の負担とする。

44 yugani 11/14 19:03
NHKが国際放送で、拉致問題を取り上げるのがいいか悪いかの問題でなく、政府が「命令放送」という形で、放送内容をNHKに義務付けたことが問題なのである。とりわけ拉致問題での「命令」国民的な合意が得られやすいため、これを突破口にする、タカ派安倍首相の政治的な狙いが垣間見えるのである。

しかも国民的な論議のないまま命令を強行したことに、視聴者・国民は抗議すべきである。この放送実施命令は、憲法の表現・報道の自由や放送法の番組編成の自由を根底から脅かすものである。菅総務相は放送の内容まで踏み込むものでないといっているが、個別具体的な放送内容を取り上げて命令すること自体、すでに放送への不当な介入である。今回の放送命令により公共放送であるNHKが政府の宣伝を担う国策遂行の手段として、諸外国に認知され、国際的信用を失墜することは必至である。

戦前のNHKは政府の管理下にあり、当時のラジオは国民を戦争へ動員する役割を担ってきた。そのNHKは過去の反省の上にたって、「権力に屈せず、国民に奉仕する」を誓って再出発したはずである。ところがNHKは「報道機関としての自主自律、番組編集の自律を基本に貫いていきたい」のコメントにとどまり、本来の報道機関としての、表現の報道の自由に関する態度表明を避けている。これでほんとうに命令に屈せず表現・報道の自由を守り抜けるのか。NHKが視聴者・国民のための放送から、国家のための方法への危険な方向に傾斜していくかの分岐点にあり、NHKは視聴者・国民のためにも、この問題を番組で取り上げ論議する場を提供する必要がある。それに政府は、憲法に照らして極めて問題のある、この「命令」を速やかに撤回すべきである。

43 ご隠居さん 11/14 18:59
>>40
>>この記事に賛同する読者はかなりの数に登ると思われますが、2ちゃんねらー相手にこのコメント欄で議論するのは時間の無駄だと思っているだけですよ。

>かなりの数!w
>かなりの数ってどれくらいですか?
なかなか、するどい指摘だと思います。

「かなりの」「たくさん」「みーんな」という語句は、プロパガンダの常套句です。
これが出てきた時には、マユツバ・モードに切り替えましょう。

今朝の朝日新聞の第一面「内閣支持下落53%」の中に関連する数字が出ていました。

「一方、菅総務相がNHKに対し、短波ラジオ国際放送で北朝鮮による日本人拉致問題を重点的に取り上げるように命令したことに「賛成」は46%と「反対」35%を上回った。賛成した人に理由を聞いたところ、「拉致問題は重要だから」が85%と圧倒的だった。」

国民は、意外と問題の優先度を適切に評価していますね。
(もっとも、朝日は「支持率下落」を強調したかったのでしょうか・・・)

「どちらでもない」(なぜかとりあげられていない)は、「黙認」と同義語でしょうから、65%以上は、「命令放送」を容認していると見てよいでしょう。

ええ、もちろん!
35%でも「かなりの数」ですよ。はい。

(42番で数字を間違えてしまったので、差し替えました。)

41 たのきん 11/14 16:08
まあ 驚くにはあたらないです
斉藤貴男氏は北朝鮮の正式な工作員ですから

北朝鮮の機関紙にお褒めをいただいた斉藤氏
「「雨垂れ石を穿つ」、自戒を込めてエールを送りたい。(斎藤貴男著、角川書店)(金明守、総聯中央本部参事)[朝鮮新報 2006.8.28] 」
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/06/0606j0828-00002.htm
ミサイルを発射し核実験をおこなった北朝鮮に経済制裁をしてはいけない
と呼びかける斉藤氏
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50561703.html

日本は一切の武装を放棄し、無防備宣言せよと呼びかける斉藤氏
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-October/003746.html

40 スナギモ 11/14 15:39
美爾依氏 wrote:
>全く根拠のない誹謗・中傷コメントは削除されて当然です。

ええと、削除された内容読みましたか?
少なくとも斎藤氏の記事にはまったく関係のない内容でしたが。
記事のタイトルを拝借して編集部をちょっと皮肉っただけです。
また書いた内容にも根拠がなかったわけでもありません。

>この記事に賛同する読者はかなりの数に登ると思われますが、2ちゃんねらー相手にこのコメント欄で議論するのは時間の無駄だと思っているだけですよ。

かなりの数!w
かなりの数ってどれくらいですか?
あっちの方々の得意技のサイレントマジョリティを数に入れるというやつですか?
あと、他の記事のコメントでも表明したことがありますが、私は2ちゃんねらーではありません。
自分が気にくわない人間を2ちゃんねらー呼ばわりするのが中傷でなくてなにが中傷でしょうか?
謝罪を要求します。

39 たろちゃ 11/14 15:15
>>28
他人を誹謗・中傷したあなたに誹謗・中傷について何かを言う資格はありません。
自分がやるのはよくて、他人がやるのはダメなのですか?

独裁体制が確立するなどという妄想もやめてください。
あなた達のような輩はそうやって根拠を挙げずに国に批判的なことを一方的に決めつけるのが大好きなようですが、それを読んで気持ちよくなる人ばかりとは限らないのですよ。

38 ご隠居さん 11/14 15:00
>>37
問題の優先順位をつけなさいよ。
あなたの意見はもっともだと思いますよ。

まずは、緊急の課題として、拉致被害者のための放送をやるの、やらないの、どっちなの? ということを即決すべきでしょう。

NHKのありかたは、その後、ゆっくり話し合ったらいいと思いますよ。

私は、前にも書きましたが、次のような方式を提案したいですね。
1.NHKは、民間放送局の一つに改編し、受信料による運営ではなく、スポンサーからの広告料等で運営する。
2.昔の北京放送のような放送局を別途、政府が新設する。(プロパガンダを流す放送局はやはり必要ですよ。もっとも、ちゃんとしたマジメな使い道もあるでしょうが。)

ただ、「勝手に政府が承認を受けずにNHKを買収しておいて(Radio Japanなどへの資金提供)、これは政府機関の要求通り放送するべきだ、とするのは、いくら放送法の定めがあるとは言え、公共放送の運営主体を無視した放送法ではありませんか?」という件に関しては、法律がある以上、国民の代表である国会決議があったんじゃないのですか?ならば、国民の(つまり、視聴者の)承認があると看做すことができるでしょう。

「公共放送は視聴者の受信料で運営されているはずですが、なぜ、国税を入れるのだろうか?」という点に関しては、今回のような国民の生命、財産に関わる緊急事態に備えて、国の主導権を保持するためではないのでしょうか?

37 Tony 11/14 13:55
>35さんへ
その意味は、NHKに国税を投入されるのは当然、と思っているのですね。公共放送の定義は、どのようになっているのか、理解できないのですが。また、国営放送なら、国税で運営するのは当然ですが、公共放送は視聴者の受信料で運営されているはずですが、なぜ、国税を入れるのだろうか?受信料支払った視聴者の権利である公共放送の放送権に視聴者の承認(放送委員会の承認でない)を受けずに国税を公共放送に投入していいのだろうか?また、視聴者に承認なしで国税を入れているからとして、国の命令権で放送権を自由に国の意向通りするにしかるべきだ、と言う戦時体制の戒厳令なみの無法もいかがなものでしょうか?もちろん、公共放送が、拉致問題に触れずに、いることも問題ですが、政府広報機関に成り下がって、VOA,FEN,平壌放送あるいは「米国帝国主義とその手先」で始まる、かつての北京放送の日本語放送のような、政府のプロパガンダに公共放送が利用してよい、と受信料を支払っている者に承認を受けずに誰が決めれるのですか?勝手に政府が承認を受けずにNHKを買収しておいて(Radio Japanなどへの資金提供)、これは政府機関の要求通り放送するべきだ、とするのは、いくら放送法の定めがあるとは言え、公共放送の運営主体を無視した放送法ではありませんか?公共放送は受信料を支払った視聴者ものなのか、政府機関のものなのか、その二重基準を廃止すべき、と思います。当然、政府機関のものであれば、いくらでも政府広報を流せばいいし、当然、視聴者は1銭も受信料の義務はないし、政府が受信料支払い義務化法案など言語道断である、と言えます。

36 まさしくんはい! 11/14 10:25
>16 勤務医Aさん

そうなんですよね、法律違反であれば裁判で争う/法律改正の運動を起こせばいいのにここでクダ巻いても何も代わりやしないんですけどね(笑)

>28 美爾依さん

>この記事に賛同する読者はかなりの数に登ると思われますが

コメント欄にはない神の声まで聞けてしまう美爾依さんはエスパーですね(笑)素晴らしい才能です、是非スポーツ欄で辻記者に対抗して「エスパー美爾依の今週の競馬予想」記事を書いて、全オマニー読者をハッピーにさせて下さいよ(笑)

35 キバヤシナワヤ 11/14 09:55
国から最高レベルの機材までそろえてもらって
税金を投入されているNHKが国益に即した放送ができないなら
存在価値がないです。
この命令が民放に出されたものなら私も反対します。
そもそもこの命令は合法であり、何の問題もありません。

しかしまあNHKも内部にいろいろいるようで、クローズアップ現代のスタッフのように日教組の代弁者みたいな番組を作る人もいれば、北朝鮮の歴史(建国時のソ連の関与など)を淡々とつづる興味深い番組を作るスタッフもいたり、おもしろい局ではあります。

31 まぐ 11/14 08:09
総務相はNHK国際放送に命令できる法的権限を持っている。
従って暴挙というなら、今回の命令が法的権限を越えたものである事を法解釈的にしめす必要がある。
総務相が「内容には立ち入らないが」と言っているように、番組の編集権はNHKにある。故に総務相の、従来の慣例を越えた今回の命令が編集権を犯すものかを明らかにする必要がある。
今の所、私の見解は微妙である。OMNも言い放しではなく、識者の法解釈や判例を集めて、読者に判断材料を提示してほしい。
それにしても左翼は本来、反国家で人権派であるべきなのに、拉致被害者並びに圧制に苦しむ北朝鮮人民の救済が主張されないのは不思議である。論調は決まって、アメリカや戦中の日本が罪深く、北朝鮮を責める資格がないという話になる。共産国は平和勢力などという幻想を今だ振り払っていないのではないかと思える。
ならずもの国家なんかに加担して、当面の問題から逃げている場合ではない。

30 海山風人 11/14 04:24
短波ラジオの国際放送って普通日本で暮らしている人間は聞かないから、「言論の自由を侵す暴挙」という表現は変ですね。そもそも「共和国による拉致被害を短波放送で流すな!」という主張の方が、言論の自由を侵している気がしますが・・・

29 Hounddog 11/14 03:22
>>28
>全く根拠のない誹謗・中傷コメントは削除されて当然です。

そうですか。
なら、貴方のこの>>28は削除されて当然ですね。何の根拠もなく、スナギモ(blueleo)さんを2ちゃんねらーと決めつけ、誹謗・中傷しているんですから。

>この記事に賛同する読者はかなりの数に登ると思われますが、2ちゃんねらー相手にこのコメント欄で議論するのは時間の無駄だと思っているだけですよ。

ほう。貴方はこの記事(とも呼べない駄文)を呼んだ人間全員の心を読み取る事が出来るんですね。でなければ、それこそ何の根拠もないのにこんな事を断言出来るはずがありませんから。
凄いですね。ひょっとしてエスパーですか?

>日本でも独裁体制が敷かれようとしているというのは、事実で、

一度国語事典で「独裁」という意味の言葉を再確認する事をお勧めします。

28 美爾依 11/14 02:44
24 スナギモ(blueleo) さんへ、

>発言を削除する前に、何故オーマイが頼んで執筆してもらっているであろう斎藤貴男氏の記事には否定的なコメントばっかりつくのかちょっとは考えてみてはいかがでしょうか?

全く根拠のない誹謗・中傷コメントは削除されて当然です。この記事に賛同する読者はかなりの数に登ると思われますが、2ちゃんねらー相手にこのコメント欄で議論するのは時間の無駄だと思っているだけですよ。

斎藤貴男さんへ、

とても真実に迫るすばらしい記事だと思います。日本でも独裁体制が敷かれようとしているというのは、事実で、個人的にはかなりの危機感を覚えています。後ほど、ブログでこの記事を紹介させていただきますね。

27 Tony 11/14 00:55
NHKに幻想を抱くのが、おかしいのです。
16億円もの国庫を貰って運営しているNHKは既に国営放送なのですから。
国営放送なら、視聴者はNHKに受信料など支払う必要がないだけです。
視聴者の・視聴者による・視聴者のための公共放送などではありません。
だから、低所得者にテレビを見る機会を失わせる地上波ディジタル放送のためアナログ電波を数年後には停波して見れなくするのですから。

26 柏紋 11/14 00:49
説教泥棒に盗みに入られたらこんな気分でしょうかね…
まさかオーマイに言論の自由を語られるとは…

>たとえば北朝鮮側の言い分を取材したり
韓国本社から情報来ないのですか?
北に対してあれだけ太いパイプがあるなら幾らでも書けそうな気がしますが…

24 スナギモ 11/13 23:32
12  ●編集部により、コメントが削除されました。

さすがにこれは酷いな。
こうやってオピニオン会員の発言はちょっとでも気に入らなければ削除するのに横暴な編集部員の発言はOKですか?

発言を削除する前に、何故オーマイが頼んで執筆してもらっているであろう斎藤貴男氏の記事には否定的なコメントばっかりつくのかちょっとは考えてみてはいかがでしょうか?

23 武咲世 11/13 23:31
まじめに考える必要があるのは斉藤記者のほうでは?
その権力の座にある人物を選んだのは誰です?民意によるものでしょうに。
それに国民の生存権の侵害にかかわる、拉致報道に消極的なNHKこそ
公共放送の資質が問われるのでは?
これではまださいとう・たかを先生のマンガの方がためになりますね。

それよりオーマイの言論の自由の危機的状況の方が問題ではありませんか?
編集部によるひと言欄への監視・管理に抵抗してくださいよ、まったく。

22 クリストファー・エリクソン 11/13 22:56
一般人【を名乗る極左活動家】の言論の自由が日に日に狭められている現実は改めて指摘するまでもない。

反戦ビラを【自分たちが敵意を持って監視している自衛隊の家族の住む官舎へ入り込んで、はっきり断られているのに】撒(ま)けば逮捕され、

公衆便所【の外壁全面】に【白昼堂々と】戦争反対と落書きしただけで懲役刑を言い渡される時代が、いつの間にかやってきてしまっている。

とりあえず事実は余すことなく書いて下さい。措置が妥当かどうかは、それを見て国民が判断することですから。

>勤務医A様
あなたも卒業組ですか。残念です・・・

21 在日やまとんちゅ~ 11/13 22:00
オーマイで「言論の自由の危機的状況」とは
北京や平壌で「民主主義を否定する奴はバカだ!」と言うようなものです。

17 やまさん 11/13 20:17
「この記事にひと言」欄への参加方法を改定されれば,この記事に賛成する人が多くなるんでしょうね.
JANJANやゲンダイネットと変わり映えがしませんね.
(感想はひと言欄の参加方法改定にたいして)

16 勤務医A 11/13 18:07
放送法にのっとって出される命令は合法であります。
それが憲法に反するというならば、訴訟を起こし、放送法の違憲性を裁判所に訴えてください。
正に一刻を争う問題です。
また、核保有論議が、憲法に反するというならば、そうした議論を抹殺するための法制度を、スグに議員立法などで設立するよう運動を起こしてください。
現閣僚に、そのような憲法に反する行為を行うものがいるなら、直ちに告訴してください。
日本国は、その程度のことは全く弾圧されずにできる程度の自由は、確保されていると信じます。まじめに考えているなら、直ちに行動で示しましょう。
国際司法裁判所に出てこない、大韓民国とあなたは違うのでしょう?
日本国は言論の自由が保証されておりますので、あなたの主張を、ここで発表することには何等制限はかかりませんが、あなたへの評価がどうなるかについては、保証できませんのでご了承ください。
書き込めるのも、残り少ないですが・・・・

15 行雲 11/13 17:30
なんか懐かしいねー。
いまどき「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」ですか。
拉致事件を金正日が認めるまでは、日本のメディア(産経は除く)は
押しなべて、必ずそういう表記をしてた(させられてた)よね。
アナクロニズムを感じるよ。

14 カツヤン 11/13 17:18
私は政府が重要政策をNHKに放送命令できるからこそ、税金とも言って良い受信料を支払っている。放送命令もできないならNHKは民法になって自らスポンサーを探すべき。
また、報道の自由・放送の自由などは拉致事件解決の前には制限されて当然。報道の自由・放送の自由を振りかざしたマスコミが拉致事件を永らく放置したことで傷を深くしたのは周知の事実である。
報道の自由・放送の自由は錦の御旗ではない。

13 水銀 11/13 14:15
平野編集次長はやりたい放題ですね。
こうして公的意味合いをも持つニュースサイトを自分色に赤く染め上げていくのですか。
斎藤某も、どの面下げて言論の自由とほざいているのか?
出来の悪いブラックジョークも、ここまで来るとすこし面白い。

異論反論は結構じゃないオーマイだけに、削除したければどうぞ。

11 yonemura 11/13 12:25
「これを放送してほしい」という依頼と
「これを放送してはダメ」という禁止とは何の関係もありません。

「命令」という言葉への脊髄反射と、政府内の意見を無根拠に罵倒した、全く無内容な文章ですね。
サヨってパブロフの犬以下ですねw

だから、北朝鮮への呼びかけの依頼が、具体的にどう報道の自由と関係あるのか説明してくださいよ
>ある層の人々が、かつてなく“言論の自由”を謳歌し始めているのが近年の特徴だ。
これは全く関係ない話題です。それならあなたの言う「言論の自由の危機」など起きていないではないですか。

論理のかけらもなく、自分の主張と違う人間を罵倒しまくるところがまさに完璧なサヨテンプレですね。
これがオーマイの今後のデフォルトなんですか?

10 まさしくんはい! 11/13 11:17
しかしよりによってこんなタイミングでこんなタイトルの記事をオーマイに出すか(笑)ギャグとしか思えんが。

>言論の自由の危機的状況

斉藤氏のレベルの低い文章が検閲される事なく電波にのっかってしまう程、日本は平和で言論の自由な国です。
真に言論の自由が危機的状況にあるどころか無いのは北朝鮮という国です。
■津■記者と一緒に北朝鮮に渡って、言論の自由と平和を求める草の根運動でもして下さい(笑)

9 風視酉 11/13 11:04
マスコミとは事実を報道する機関であり、価値観を押し付ける機関ではありません。
拉致が起きたことは事実であり、それを行った理由もまた事実として扱われるべきですが、これが『推測』であってはいけません。
「俺がこう思うからこうであるに違いない」、そんな押し付けがましい意見が事実として扱われるのには、もう本当にウンザリしています。

また、北朝鮮側の言い分を取材すべきであると記者は主張しますが、はたして現在の日本のマスコミが、きちんと『取材』できるのでしょうか?
小手先で調べ、あとは『推測』を垂れ流すだけなのでは?
それこそ歴史問題を並べ立て、朝鮮総連に取材をして、怪しげな『関係者』が証言をして終わりではないでしょうか……
今の報道姿勢を見ていると、正直、そうとしか思えません。
日本のマスコミがそれ以上の『事実』をつかめるとは、まったく思えないのです。

言論の自由については範囲が広く一概に言う事はできませんが、報道の自由の危機とは、マスコミ外部・内部の両面で事実を軽く扱うことから始まります。
政府の命令などよりも、もっと根深いところで危機的状況は起きているのではないでしょうか?

ここまで。


これがすべてです。共産主義に民主主義の理念の入る余地はありません。