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核実験に「自然からの警告」

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002574

金正日生誕の地に爆発の危機
A崎 S一
2006-10-22 16:07
10月20日ロシア非常事態省が、北朝鮮と中国の国境に位置する白頭山に噴火の兆候が人工衛星からの写真撮影で確認したことを伝えた。
この発表によると、人工衛星からの写真撮影によって白頭山の山頂付近から火山ガスが噴出しているのが確認できたという。しかしその他隣国の中国および韓国は噴火の兆候を確認しておらず観測には噴火をうかがわせる兆候は無いという見解一致している。しかしロシア当局は火山活動の活発化に備えて観測態勢を強化している。
 白頭山は中華人民共和国 吉林省と朝鮮民主主義人民共和国 両江道の国境地帯にある標高2744mの火山だ。10世紀に過去2000年間で世界最大級とも言われる巨大噴火を起こし、その火山灰は偏西風に乗って日本の東北地方にも降り注いだという記録が残っている。白頭山は1300年周期で噴火を起こす活火山であり今年は前回の大噴火からおよそ1100年目にあたる。また北朝鮮の金正日総書記はこの山の小白水の谷にある白頭山密営で生まれたといわれており現地では「生家」とともにそのような案内が行われている。実は今回の噴火の兆候の原因に北朝鮮の核実験の影響を示唆する声もあがっている。金正日の誕生の地を金正日自身が破壊しようとしているとすればこれ以上の皮肉もないだろう。世界中の国から徐々に包囲網を狭められてなお強硬な姿勢をとり続ける金正日にとってこの「自然からの警告」はどのように写っているのだろうか。

オーマイニュース(日本版)より

火山の噴火を止めることはできませんから、できるだけ早く噴火の兆候を察知し被害を可能な限り抑えることが肝要です。ただねぇ、中国からの地震学者(火山学者)さんが例の流行り病のせいで北朝鮮側で観測作業が出来ないという話も出ているみたいですし、東西の問題以前にまともな情報がとれているのかさえ怪しいところです。