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【映画】『不都合な真実』

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003057

地球温暖化をリアルに感じさせる、タレントと映像の幸せな結合
まつかわゆま
2006-11-12 17:16

【画像省略】

 化石燃料を消費することによって成り立つ便利な生活を享受する消費者、それによって富を築いている企業。地球温暖化の原因が、エネルギーとモノの消費を美徳とする私たちの社会システムそのものであり、それが今、巨大ハリケーンや熱波になって私たちの生命を脅かすものになっているという真実は、私たちにとって、まことに「不都合」極まりないものだろう。

 『不都合な真実』はそんな私たちに、地球温暖化の問題点を懇切丁寧に、かつユーモアを交えながら説明し、1つしかない奇跡の星である地球に、人類がこれからも暮らし続けられるようにするため、私たちが今すべきことを指し示す。

 登場人物は、アメリカ大統領になりかけた男、アル・ゴア。ハーバート大学時代ロジャー・レヴェル教授によって地球温暖化問題に目を開かれた彼は、政治家になって以来、課題として地球温暖化問題を取り上げ続けてきた。1つの結実が京都議定書だったわけだが、ご存知の通り、大統領選でゴアを破ったブッシュがは批准を拒否し、以来、ゴアは自らコンピュータを駆使したスライドショーを作り上げ、アメリカのみならず海外にも出かけてストップ・ザ・地球温暖化キャンペーンを1人で続けている。

 そのキャンペーンに目をつけたのが、ローリングストーン誌から「地球温暖化と闘うトップ25人のリーダー」に選ばれたアクティビストのローリー・デイヴィッド。

 『パルプ・フィクション』『キル・ビル』などタランティーノ映画のプロデューサーとして有名なローレンス・ベンダーと組んでゴアをリクルートし、ゴア自身もスライドショーを映画にすれば、より多くの人たちに見てもらえると、このプロジェクトを快諾した。

 農場での少年時代、姉の肺がん死、息子の交通事故からの生還など、彼自身のライフヒストリーが盛り込まれ、ゴアがなぜ人々を動かし、地球温暖化を止めることができると信じているかが語られる。

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 アメリカでは5月、77館の公開で興行成績トップテン入りし、150館に拡大公開、その後公開館は約600館に拡がり、ドキュメンタリー映画史上記録的なヒットになった。2006年1月のサンダンス映画祭でのお披露目以降、カンヌ映画祭にも登場。カンヌ入りしたアル・ゴアは映画スターたちをしのぐ人気ぶりだった。

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 ゴアは言う。「これは政治問題ではなく、人類としてのモラルの問題だ」「否定から絶望に飛躍する必要はない。まだ止めることができる」と。

 映像を駆使して具体的にデータを見せられると彼の言うことがリアルなものとして理解できる。ゴアという魅力的なタレントと映像の力が、地球温暖化を止めようという運動と出会った。これは幸せな結合である。


『不都合な真実』
監督 デイビス・グッゲンハイム
出演 アル・ゴア
時間 1時間36分
公開 2007年1月20日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー
配給 UIP映画


【ウェブサイト】
アメリカ版 www.climatecrisis.net
日本版  www.futsugou.jp

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは13件。

13 Hounddog 11/16 21:59
と、ここまで勢いで書いちゃいましたが、反論は結構です。どうせ明日の正午を以て退会する身、反論されたところで見ないでしょうから。

12 Hounddog 11/16 21:56
>>9
>ゴアさんは、立派な米国人だし、米国人の半分は彼を大統領にしたかったわけですよ。その人の主張を紹介するのが「反米」とは。

もしこの「強引な逆転劇」がなければ、2001年9月11日の同時多発テロ事件は起こらなかったかもしれないし、もしなんらかの「テロ」事件が起こっても、アフガン戦争も、イラク戦争も、アメリカ政府は起こさなかったのではないかと私は思います。世界の中の「不都合な国々」を「悪の枢軸」などと呼んで「絶対敵視」することもなく、北朝鮮との核問題での対話のパイプが断ち切られることもなく、ひいてはあの国が追い詰められて「核実験をしてみせる」ことも、たぶんなかったのではないかと思います。

これは貴方が「【映画】人類の未来のために観るべき『不都合な真実』」で書いた文章ですが、これはゴア氏が映画の中でしている主張ですか? 違うでしょう?
これのどこが「ゴア氏の主張を紹介」しているんですか? どこからどう見ても、反米プロパンダ以外の何物でもありません。

11 Hounddog 11/16 21:52
>>8
プロ市民は記事すらまともに読まないんでしょうかね?

>公開 2007年1月20日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー

って書いてあるじゃないですか。
貴方の地元どころか、日本のどこでもまだ公開していませんよ。

>>10
人間としての礼儀を弁えない人に、礼儀がどうのとか言われたくありませんがね。
それはそれとして、貴方が自分の紹介記事中に、反ブッシュ・反原子力プロパガンダを無理矢理織り込んだ事自体は否定しないんですね。

>「反ブッシュ」「反原子力」だと「プロ市民」だと言いたいらしい。
>「ブッシュ」が好きで、「原子力」容認なのが「ふつうの市民」だ、というわけでしょうかね。

そんな事は一言も言っていませんが?
何の関係もないところに、無理矢理反ブッシュだの反原子力だののプロパガンダを持ち込む行為を指して、貴方がプロ市民だと言っているんですよ。

10 安住るり 11/16 19:33
ネット上の対話の礼儀もわきまえないhounddogさんは、
「反ブッシュ」「反原子力」だと「プロ市民」だと言いたいらしい。
「ブッシュ」が好きで、「原子力」容認なのが「ふつうの市民」だ、というわけでしょうかね。
どんな意見を持とうが、市民は市民でしょう。
そこに「プロ」を付けて目の敵にするのは、一般社会では通用しない「独善」というか、白日のもとに出て来れない「卑怯者」のやることです。

9 安住るり 11/16 19:30
サブカだよ様、はじめまして。
映画の公開まで、あと2ヶ月ほどお待ちください。


「プロ市民」という「レッテル貼り」を、ネット上でよくされるのですが、
どういう意味かさっぱりわかりません。

yonemuraさんの「定義」も、恣意的に、誰にでも、彼が誹謗したい相手にぺたぺたと貼り付けて、そういう言葉を使うある種の人たちのあいだで
「バーチャルな共通の敵」として【ある個人】を祭り上げて袋叩きにする
という作業のために使われているように思います。
「一部の市民」というのは、要するに「彼にとって面白くないことを言う人たち」ということなのでしょう。

「イジメ」の構造と同じじゃないでしょうか。


私は、何らかの「市民団体員」を名乗って活動してはいません。
(もしも名乗っていたって、それが何かマズイことがあるのでしょうか)

だれからも指図を受けていません。自分自身の意思と判断です。
報酬はおろか、諸経費もすべて自腹で動いています。

「左翼活動家の隠れ蓑」とかいうのは、噴飯ものです。
そもそも「左翼活動家」って、なんでしょうか???
そういうのが存在しないと、「公安警察」は仕事がなくなって困るのでしょうけど。

「外国勢力のために」活動する?
一体何を妄想しているのでしょうか。

アズミルリの場合、どこの国の手先だというのでしょうか。
どこかの国が、私に資金援助している???

「反米プロパガンダ」だと、私の記事についてyonemuraさんは
批判しています。
「は~~????」ゴアさんは、立派な米国人だし、米国人の半分は彼を大統領にしたかったわけですよ。その人の主張を紹介するのが「反米」とは。

8 H坂F 11/16 14:21
プロ市民とか言う言葉は日常生活を普通に送っている人間ならば使用しない言葉です。
この言葉を多用する人間はどこかおかしいです。
プロ市民ではない「普通の市民」とはいったいどんな人のことをいうのか。


映画についてですが、ゴア氏がこんな活動をしていたとは知らなかった。
うちの地元では公開してないのでしょうか・・・

7 安住るり 11/16 13:14
yonemura様

前回の安住の書きこみ、
>>>お返事ありがとうございます。
で、「安住るり」は、あなたの定義による「プロ市民」だ、というわけですか????

この質問に、yonemuraさんは「はいそうです」とお答えになりましたね。
では、安住るりは、あなたの定義のうちのどれとどれに当てはまる、と
あなたはお考えなのですか?

>>>>
私個人は、「市民団体員」を名乗る人たちの中で、「左翼活動家の隠れ蓑」
「一部の市民・党派や、特定のプロパガンダ、外国勢力などのために活動を行っている者」という意味で使っています。

6 Hounddog 11/15 19:50
>>4
映画の内容のみを淡々と伝える当記事に対し、映画の中身そっちのけで反ブッシュ・反原子力のプロパガンダの垂れ流しに終始する貴方の記事(とも呼べない駄文)。
この2つの『不都合な真実』紹介記事を見比べるだけで、貴方がプロ市民である事は明らかだと思いますが?

5 yonemura 11/14 22:19
はい、もちろんそうです。

4 安住るり 11/14 15:43
yonemura様

お返事ありがとうございます。
で、「安住るり」は、あなたの定義による「プロ市民」だ、というわけですか????

>>>>
私個人は、「市民団体員」を名乗る人たちの中で、「左翼活動家の隠れ蓑」
「一部の市民・党派や、特定のプロパガンダ、外国勢力などのために活動を行っている者」という意味で使っています。

3 yonemura 11/14 13:08
>2 安住るり(ruri)氏
>ところで、yonemuraさんにお尋ねしますが、「プロ市民」とは、何でしょうか?

「アマチュアのふりをしたプロによる偽の市民活動」
という意味もありますが、私個人は、「市民団体員」を名乗る人たちの中で、
「左翼活動家の隠れ蓑」
「一部の市民・党派や、特定のプロパガンダ、外国勢力などのために活動を行っている者」
という意味で使っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E5%B8%82%E6%B0%91

2 安住るり 11/14 10:39
とても的確な映画紹介ですね。
多くの方が興味をひかれて映画館に足を運んでくれたら、と思います。

ところで、yonemuraさんにお尋ねしますが、「プロ市民」とは、何でしょうか?
ご教示いただけたら幸いです。

1 yonemura 11/13 00:02
映像の訴求力は強いですからね・・・本当にシミュレーションが正確なのか、など、ゴア氏の主張そのものは厳密に検証していく必要はあるのでしょうが、
こんな地味な映画をヒットさせるという手腕、プレゼンテーション、アジテーションの方法はぜひ学びたいものです。

この投稿は安住るり氏のように論理無用の反米プロバガンダになっていないところに好感が持てました。プロ市民の自分の主張と事実とをごちゃまぜにする手法にはうんざりです。


オピニオン会員が排除されることが決まって急に生き生きしだした安住るりさんこんばんは。今までどこにいたのでしょうか?w

地球の気候なんてほぼ太陽活動の影響下で、1万年とかもっと長い周期で変化してるのですから10年かそこらで平均気温が上がった下がったなんていうのは(学術的な研究以外では)あまり意味がないんじゃないかと個人的には思います。ただ子供の頃にくらべて明らかに夏が暑すぎるくらいに暑くなっているのは間違いないですね。くちびるが紫になるくらいプールで遊んで真夏の太陽の下家へ帰る時のほわっとした気持ちよさは、30度超えが続く中だとちょっと無理そうかな。すぐ汗だくになりそう。

ま、だからといって環境問題を放置するというのも違いますね。ひとまずできるところから手を付けてみるのが良いと思います。