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国会を騒がせたゲームソフト

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/mob/News.aspx?news_id=000000001382

記者名 たこやき太郎

もう20年前になるでしょう。国会を騒がせたゲームソフトがありました。
デービーソフト(北海道)が発売した、「177」というゲームソフトです。
この177という数字は何を表しているかといいますと、実は刑法177条の事です。
じゃあ、この刑法177条って何かと言いますと、強姦罪が記述されています。
この「177」と言うゲームは公園を歩く若い女性を強姦するというゲームなんです。
この「177」がメチャ売れまして、ソフトバンクBB(当時)もかなり儲けさせてもらったようです。
しかし、世の中そんなに甘い話ばかりではなく、当然ながら「177」がいわゆる公序良俗に反すると言うことで、規制しなくても良いのかと、野党議員が文部大臣を追求しました。(ちなみにこの時の文部大臣は"塩ジー"こと塩川正十郎氏です)
そして、結論は業界団体として販売自粛、在庫は自主回収へとなったわけです。

見てはいけない。やってはいけない。などと言われるともっと興味をあおられる訳です。
ここで商魂たくましいソフトバンクBBの営業マン、仮にK氏としておきましょう。
K氏は、販売店の裏口に仕入担当者を呼びつけて周りをキョロキョロしながら、小さい声で「今だったら177 ○○本用意できるよ。どうする?」
まるで、怪しい売人のような事をやっていました。

この「177」と同時期のエロゲだとエニックスの「ロリータ」シリーズとかメーカー名は忘れましたが「くりぃむレモン」シリーズですかね。「亜美ふたたび」とかなんとかいうサブタイトルだった気がします。JAST SYSTEM(一太郎の会社ではない)のJAST SOUNDで声が出るのが目玉だったような覚えが。当時はエロゲとは呼ばずアダルトゲームと言われていましたが、マイコン雑誌の広告でもカラーで堂々と宣伝していました。さすがに『FLAPPY』と同時に広告が載っているのは見ませんでしたが、発売当初の1ヶ月だか2ヶ月くらいは「177」の広告もあったような。手元のI/Oやらマイコン(両方とも雑誌名)を漁れば当時のカラー広告がでてくるかな。と思ったら既にアップ済みかw 興味のある方は探してみてください。

「177」のプレイ経験があるかどうかはノーコメント。所持はしていませんでした。