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ネットビジネスの成功例を探る

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001844

沖縄若手起業家・連続インタビュー第5回
記者名 西脇 尚人
2006-10-09 11:07

【画像省略】
自宅オフィスで作業中の寺田さん
撮影者:西脇尚人

 COLORSスタッフ・インタビューの5回目は寺田義明さん(28歳)を紹介しよう。大阪出身の寺田さんは沖縄へ移住してまだ4カ月しか経っていない。大阪時代からインターネットショップで自転車を販売している。昨年9月に始めたのでちょうど1年経過したことになるが、現在では月に150台の売り上げがあり、好調をキープしているという。

 経営の特徴はドロップ・シッピング、つまり在庫を持たず、顧客からの受注後メーカーに伝えて発送するというスタイルにある。大阪にいようが沖縄にいようが関係ないわけだ。

 この仕事を始めた動機は、LOHASブームの到来で自転車のブランド志向が出てくるのではないかという見込みがあったからだ。そしてその見込みは見事に当たった。

 もうひとつ成功の秘訣として挙げられるのは、ヤフー検索エンジンのトップにいかに載せられるかというSEO対策がしっかりできていたからである。これが決定的だという。そして自転車メーカーとの交渉がスムーズに運んだことも大きい。

 これ以前も寺田さんはネットビジネスを1年ほどしていた。その時はショッピングモールに加入して、売れ行きの良い美容関連商品を販売していたが、結局広告を出さないと集客に結びつかないことに気付き、自社を立ち上げる決心をした。

 そんな寺田さんはさらに向上を目指し、mixiコミュニティ「沖縄起業家コミュ☆起業しよう!」に参加した。自分にない知識や経験を持つ人たちとのネットワーク作りが大事だと思ったからだ。「COLORSは認知度が上がってきたので、ようやくこれからおもしろくなってくるのでは。県外の帽子デザイナーとのコラボや県内の絵描きさんとのコラボなど具体的な計画があります。これができるとリアル店舗だけでなく、ネットショップでもパンチのある展開になるはずですよ」と今後を語る。

 実は寺田さんはもうひとつ新たなビジネス展開を考えている。沖縄に引っ越して来たのはそれが目的でもある。

 以前沖縄へ観光で来た時には、せっかく来た割には遊び方が分からなかった。結局お金がかかる従来の観光旅行のパターンをするだけだった。しかしそれを単なる過去の経験で終わらせないところが寺田さんの非凡なところなのだ。その後「自分ならもっと他の遊び方を提供できるのに……」。寺田さんはひらめいた。

 サーファーなどの若者で賑わう北谷町砂辺でリアル店舗の運営を計画中だ。バギーやサーフボード、シーカヤック、釣具、外でも寝泊まりできるパッケージ品などのレンタルショップがその中身である。「ハッチャケ案内人」と寺田さんの名詞には書かれている。「ハッチャケは『ハジケちゃった』という意味で、そんな風に遊んで欲しいという思いを込めています」

 ネットショップで一定の成功を収めた寺田さんが、土地勘のない沖縄で準備を進めるリアルショップ。沖縄には固有の文化や風俗、歴史がある。例えば県外の人間が県内で部屋を借りる時には保証人が県民であるほうが歓迎される。バーチャルではない、このような生の現実に寺田さんもぶち当たるだろう。これから予想されるさまざまな課題に直面した時にこそ、mixiで繋がったさまざまな人の縁が最大限の力になりうる。

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オーマイニュース(日本版)より

この記事についたコメントはありませんでした。前回の記事は以下。

無在庫販売というと昨今の転売ヤーの件で悪いイメージがつきがちですが、この方の場合は保険の代理店のような仲介人と考えてもらったほうがより適切だと思います。

そんな普通の感想はどうでもよくて、ハッチャケと聞いてまず思い浮かべるのはどうしても『あばれはっちゃく』です。初代と2代目以降のイメージが違いすぎる(2代目以降が原作準拠)だとか、初代のヒロインの子は後の映画出演で脱いでいたなぁとか、東野英心さんの顔と声で「父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」と脳内再生余裕です。

みんな観てたんだねぇw